あらすじ
スペインでのし上がれ。大反響・福田過去編
花がスペインに留学する―――
衝撃のニュースを聞き、混乱するアシト。
「俺、あいつのことなんも知らんやん。一方的に俺が支えられてきただけ…」
花にどう接すればいいか答えが出ないまま年末帰省したアシトだったが、なんと墓参りで愛媛を訪れていた花と出くわすことに…!!
果たして、アシトは花に何を伝えるのか!?
そして、二人の関係はどうなってしまうのか!?
さらに、並行して語られていた「福田のスペイン時代の話」にも驚きの展開が…!!
日本人が海外のプロリーグでプレーすることには、想像を絶する難しさがあった。
若き日の福田は、いかにしてそれを突破していったのか!?
”アシトの成長”と”海外挑戦のリアル”を描く32集!!
「試合中にこんなことを考えているの?」「これが選手の視点?!」「この動きにそんな意味が?!」
このマンガを読んだことでサッカーの見方が180度変わった。サッカーはこんなにも奥深い。
主人公の青井葦人は、愛媛の熱いサッカー少年。苦い中学最後の試合後、プロのユースチームの監督である福田達也にスカウトされる。「世界へ、連れていってやる。」と。胸を高鳴らせながら東京に行った葦人だったが、待っていたのは入団試験だった。愛媛では一目置かれた少年も、所詮井の中の蛙で…。
マンガらしい派手な描写はあまりないかもしれない。だが、その分リアルで、葦人やライバルのサッカーにかける汗臭い情熱が真摯に伝わってくる。葦人はシングルマザーの家庭で裕福ではない。それでも夢を応援してくれる母親や兄、仲間など温かい人たちに胸を打たれる。
サッカー非経験者でもわかりやすいように、サッカーのルールやポジションごとの役割を解説してくれる。戦略や選手の動きはこう見るのか!という発見もあり、実際の試合を見たくなること間違いなし!
感情タグBEST3
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欧州の現状
福田監督のスペインでの栄光と挫折。
確かに、どんなにスキルがあろうと言葉の壁が厳しいのは事実。
それ以前に人種の壁が描かれているのも凄い。
スペインサッカー事情編
スペインのサッカー環境が詳しくわかる巻。勉強になります。様々な環境と方法があって、だから、面白いと感じました。次回は、いよいよ栗林君の「唯一無二のサッカー選手になる」転機になった話が聞けそうでワクワクします。
過去編
前巻に続き、福田監督の過去編…!
葦人と花ちゃんの会話にのせて進んでいくエピソードに夢中で読み進めてしまいました!
栗林の因縁のデミアンも最後に出てきて、続きがますます楽しみになりました☆
日本とスペインでの子供のサッカー環境の違いなどもとても興味深かったです!!
福田タツヤ物語
福田タツヤの過去を中心とした回でした。どのようにスペインの地で成り上がっていくのか、少しずつ垣間見ることができ、非常にワクワクしました。次巻は、バルサ戦!バルサ相手にどんな展開を見せてくれるのか楽しみにしています!