あらすじ
常夏の無人島を舞台に、全学年で得点を競い合うサバイバル試験がついに開始された。得点を得る方法は2つ。毎日一定時間ごとに指示される指定エリアを訪れることと、無人島内に設置された課題を条件通りにこなすこと。グループ人数が多いほど有利かつ、退学の可能性も減る試験内容。2週間という長丁場かつ、水や食料の補給も考える必要のある過酷な試験。さらに月城理事長代理は学生同士の小競り合いを試験中は容認するらしい。そんな中単独行動で状況を窺う綾小路だが、1年Dクラスの七瀬翼が同行を申し出る。メリットのない奇怪な行動だが七瀬の出方を知るため綾小路はそれを受諾。2人組での無人島走破が始まる!
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本作は、学園×頭脳戦×実力主義という異色の組み合わせで、まったく新しい学園ドラマを描き出します。物語の舞台は、希望する進学・就職先にほぼ100%応えるという超エリート校・高度育成高等学校。毎月10万円相当のポイントが支給され、校則も自由——まるで理想郷のように見えますが、その裏には“実力至上主義”のシビアなルールが存在していました。頭脳、運動能力、交渉力、あらゆる能力を駆使しなければ生き残れない環境で、学生たちは時に協力し、時に蹴落とし合いながら生き抜いていきます。
特におすすめしたいのは、知略戦が繰り広げられるスリリングな展開と、伏線の巧みな仕込み。登場人物たちが繰り広げる心理戦や策略は、まるで極限状態のゲームのようで、読者の予想を裏切るどんでん返しの連続。さらに、表には出さない主人公の底知れぬ実力が物語に深みを与え、ただの学園ラノベにとどまらない魅力を生み出しています。
知略系のストーリーが好きな方、緻密に張り巡らされた伏線を回収する爽快感を味わいたい方に、間違いなく刺さる作品です。学園ラノベの新境地を切り開いた本作、ぜひ手に取ってみてください!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
無人島の特別試験のゲーム設定が面白い。よくこんなの思いつくなと思った。綾小路はNASAゲーム強そう。みんなができるときは手を抜くというのは学びになった。その逆も然り。
他のプレイヤーの中だと葛城と龍園の雰囲気が良い。犬みたいな七瀬は可愛いが「ボク」の方はアニメの演出次第ではなかなかにシュールになりそう。一気読みした。
Posted by ブクログ
2回目無人島編、前半戦。
無人島編は1年の時に続いてワクワクしますね。2回目はルールも登場人物も綾小路の活躍の期待も一層増してて、展開がとても気になる感じでした。
前回引きの七瀬と早速同行して、どうなるのかと思ったら、なんだかんだと思ってなかった関係に。
相変わらず須藤はかなり成長しだしてて、池も少し大人になり、、Dクラス男子も頑張ってます。
女子はほとんど目立たないけど、、、これから何か出てくるか?松下?とか。
高円寺も恐ろしいほどの活躍。あいつもホワイトルーム生なんじゃないのw
1年生はホワイトルーム疑惑の人以外にも一癖も二癖もある感じの人ばっかりで、これから大変そう。
そんで途中はいきなりサスペンス。ホワイトルーム生の恐ろしい感じがよく出てます。暴力的だし。
ある人がボコボコにされるのも意外すぎる展開。
一ノ瀬の不遇のヒロイン感がすごいですが、後半で綾小路とどう絡むのかも期待です。
というわけで早く後半戦を読みたい気持ちで、次へ。
面白かった
誰が、ホワイトルーム生か。まさかの、そっちかって、感じだっだ。一ノ瀬もどうするのか、すっごく気になる〜〜!
ついに正体が!?
無人島試験前半戦というところでしょうか。ルールは複雑でしたが、話はスッと入ってきました。七瀬ちゃんの正体もわかる巻でしたね。そんなつながりがあったとは、、、。櫛田もなかなかに追い詰められてるなぁ笑ホワイトルーム生は一体誰なのか、、あの人かなぁ、、、続きが楽しみですね。
Posted by ブクログ
天沢は、一巻では綾小路を嵌めようとしたと思ったら、今度は助けようとしたり、目的がわからない。特別な存在とはどう言う意味なのか。
高円寺の身体能力がハンパない。単独なのになぜ上位を取れるのか。どんな動きをしていたのかが気になる。
そしてあれだけ複雑なルールの中、綾小路はどのような戦略を考えているのか。
ついに…と思ったが!
いや本当にホワイトルーム生は七瀬だと信じてた。がっつり裏切られた。次はどっちかとしか判断出来ない。本命は天沢だが、次候補は1年Cの頭脳担当か…
とっても面白い
遂に始まった無人島試験。これまで以上に過酷で苛烈な今回の試験では、これまでのものと違って多くの退学者を出す恐れがあるものであり、そんな中ようやく実力を発揮し始めた綾小路がどのような戦略を採ってこの局面を乗り越えていくのかが楽しみだった。結果としては今巻は前巻から続く上・中・下巻の(中)にあたる部分であるためそこまで彼の無双っぷりを読む事は出来なかったものの、ある登場人物の関係に進展が出たり、ある登場人物の思惑が明らかになったりと多少の進展は見られた。
更に素晴らしくなってる
2年生編の大イベント無人島編が本格的にスタートしました。
本当に安定の面白さやし
むしろそれ以上に面白さがましてきていますね
一年生も増えて大変やしとおもったが
いい味出してるし
だからといって2年生が疎かになる事もないし
毎回読了後に考察するのが楽しいし
一文字一文字すべてがワクワクする作品!
当然ラストの挿絵も衝撃的やし
軽井沢との深まっていく関係
そして一之瀬の運営
今月発売される4巻が楽しみです!
Posted by ブクログ
無人島での試験でホワイトルーム生と思わしき人物の正体がチラつきドキドキでした。
ホワイトルームからの刺客は誰なのか、次巻で分かりそうな予感です!
続くのかー!
まさか続くとは…!途中から、あーこれ終わらないな、とは思ってました…
残りページ数を何回か確認してしまうほど、続きが気になる作品です。
ラノベでは今のところこれが一番かな。
Posted by ブクログ
ついに始まった特別試験。
巻頭についている無人島の地図とにらめっこしながら読み進めていった。
高円寺の本気がどれほどすごいのかワクワクする。
綾小路がどうやってこの試験をクリアしていくのか気になるところ。
最高!
今回の無人島特別試験はかなり大掛かりなものになっているため、1巻に纏まっていません。それでも十分内容の濃い巻になっていました。少しずつホワイトルーム生の絞り込みができたようなできてないようなw
この巻でもホワイトルーム生は誰か1年の行動から考えてみました。個人的な想像もあるのであたっているかどうかはわかりません。
まず七瀬、彼女は綾小路に試験ではりつき、彼を試験から落とそうとしました。彼女自身から出たホワイトルームの言葉と、綾小路と7日間行動を共にできたことから月城の刺客だというのは間違いないでしょう。ホワイトルーム生の可能性は9割方ないと思いますが、誰かはっきりと出てないので少しだけ可能性はあるとします。次にCクラスの椿と宇都宮、二人は手を引いたと言いつつも綾小路と七瀬の行動を調べ、さらに八神を脅して櫛田の情報などを手に入れました。これは宝仙を落とすためなのかそれともやはりまだ綾小路を退学させたいのかは不明です。八神は櫛田の過去を話したことを使って彼女自身を操り、綾小路と七瀬の戦いを撮影させようとしますが、話した人数も違いますしそもそも櫛田の過去を話した日よりはやく櫛田に話したと言ったりしています。そこで考えたのですが、八神は綾小路でなく櫛田を狙っているのかと思います。理由は例えば櫛田が過去に起こした事件で八神の兄姉やお世話になった先輩がひどい目にあったので、そこで櫛田が何より大切にしている地位を壊そうと、綾小路の退学に加担させようとしている。天沢は櫛田の行動を知り、彼女の行動をつぶします。本人の言葉では八神のことは知らないので、GPSを使って知ったかと思われます。天沢は櫛田の過去や南雲との接触等入学以前のことも知っていました。彼女も七瀬と同じ月城の刺客かもしれないです。そして彼女こそこの無人島試験での月城の本命。しかしホワイトルーム生の可能性は低いです。月城の立場で考えても4月の時点で自分の指示に従わなかったホワイトルーム生に櫛田のことなどの情報を与えるとは思いにくいですし、それに独白でホワイトルーム生は右手でペンタブを握ってましたが天沢は左手で字を書いていましたから。最後に宝仙、3巻では一度も姿を見せませんでした。七瀬、天沢と同じチームで綾小路を狙っているようですが見えないところで何をしているのか不明です。
次の巻ではこの巻で謎だった南雲や綾小路の作戦なども色々明らかになり、月城との戦いもクライマックスかと思います。私としては月城の正体を知ってしまった一之瀬が次どうでるか気になります。アライブのSSを読みましたけど、あの伏線をここで回収するとは
Posted by ブクログ
待望の無人島編。前巻の引きからも刺客はとりあえず明らかなのだけど、各人各様の動きが面白い。まず第一の刺客はクリアしたけど、これではすまなそうなラスト。退学者の行方も踏まえ、次巻が気になる。もちろん、追い込まれた一ノ瀬や他のメンバーもどうなるか?
特別試験の前半で終わり
無人島での特別試験が始まり、主人公清隆の行動を中心に固定豊かなキャラクターたちの行動も描かれる。
去年は一年年だけの試験だったが、全学年参加の特別試験であり、ホワイトルームからの刺客もあって、
緊張感あふれる展開です。すごくおもしろかった。
惜しむらくは完結しなかったことです。
事前に情報があれば、後半が出てから一気に読みたかった作品です。
ようじつサイコー
無人島サバイバル試験で渦巻くそれぞれの思惑がぶつかりあってこれからの展開が全く想像がつかないです。綾小路がこの試験をどう乗り切るのか楽しみに待ってます。
誰にでもおすすめできる作品
今回もハラハラさせてくれる内容だった。様々な生徒に焦点を当て、物語を矛盾なく進める展開には毎回驚かされる。特に二年生編は一年生にもスポットを当てることで、描く生徒数が増えているにも関わらず、物語がきれいに展開していると思う。
今作は特別試験の2パートの内の前半だった。綾小路の同級生の成長を感じることもできた。
次回作がとても楽しみだ。
1番おすすめの作品
2年生になり人物が増えたが、各キャラが立っているので出番が少なくても登場するだけだ満足してしまう。主人公は最強だけどひけらかさず、某劣等生のような感じで好感が持てる。何度も読み返したくなるラノベはこの作品ぐらい。続きが気になって堪らないのでなんとか3か月のペースで頑張ってほしい…。
おもれった
はやく続きを見たくなるような終わり方で上手いなと思った。
今回で解けた謎もあったが、まだまだたくさんの謎があり楽しみだ。
やっぱりラノベっていうものは一気見するのが一番良い読み方なのかもしれないと思いました。
今回、睡眠を一回挟んだのですが最初のワクワクのまま読み終えたいと思いました。
続刊は3ヶ月後になると嬉しいですね。
4ヶ月は少々長いです…
ということで今回も最高でした!
彼女じゃなかったのか
サバイバル試験の中編になるのかな? いい所で終わりましたが、次巻で主人公が逆転満塁ホームランを打つフラグが思いっきり立っているような気がします。相変わらず展開は早いのに中身が濃いというか読み応えありますね。
2画面でみた方がいい
最初は説明で分かりにくかったけどけどそこからボルテージが上がっていって面白かった。
綾小路が一人で他のキャラがあまり出ないと思ってたけど遭遇率が高くて嬉しい😃
Posted by ブクログ
色んな所で戦略が張り巡らされていたり一番最後のイラストなど読んでいてとても気になるし、無人島の生活だと普段見えない一面がでたりするのが面白かった。
Posted by ブクログ
特別試験の中でももっとも大掛かりと言っても過言ではない無人島試験の本編。1巻である程度完結する事が多い本作ですが、準備で前巻を使い3巻でも試験は完了しないとエピソード自体も長い。
内容はほぼ七瀬と二人と二人旅で七瀬の背景が判明します。
清隆が単独で首位を取る事は難しいと思うので、主人公より高円寺や三年生勢の動向が割と楽しみです。
全体的に面白いですが、終盤の七瀬の策はかなりお粗末で付き纏った結果がそれかという感じでした。
やっている事はほぼ宝泉と変わらず、宝泉の失敗を目の当たりにしている七瀬がこの策でよく仕掛けたなと感じました。失敗する事も含めて策の内で次巻もう一波乱ある可能性もなくはないとは思いますが。
Posted by ブクログ
2巻の時点で大規模な特別試験だと告知されていたけど、本当にとんでもなく大規模な試験だった……
この巻で無人島試験が終わらないことが予想外なだけでなく、幾つの陰謀が蠢いているのだと言いたくなるくらいに様々な思惑が行き交っている……
今の所、綾小路は篠原を救済する以外は明確な手を打っていないように見えるけれど、だからといってこのまま終わってしまう人物にも思えないし一体ラストにはどうなってしまうのか……
そんなおどろおどろしい空気がありつつも本編は予想外な華やかを見せたね
前々から綾小路に執着する空気を垣間見せていた七瀬だけど、まさか綾小路に必死こいて付いてくるとは思わなかった。その姿は下手すると意志の通じ合った相棒かのよう。
というか、無人島試験に単独チームとして突入したはずなのに、後輩連れ回しているってどう考えても不思議な状況だよなぁ
この巻は大規模な特別試験の前編となったわけだけど、振り返ってみれば女性陣の活躍が目立ったような
少しの出番で読者の心を掴んで来る恵、どこかで孤軍奮闘する堀北、想いの丈全てを綾小路にぶつけて来た七瀬、狂った愛情を見せつける天沢に独り敗北する櫛田、そして……
クラスメイトと綾小路を天秤にかけることになった一ノ瀬はこれまでのポリシーを守りクラスメイトを優先することになるのだろうか?それとも…?
また、ようやく動き出した真のホワイトルーム生が何を仕掛けてくるのか次巻の展開が興味深いね
Posted by ブクログ
いや、流石に面白かったです。
誰が本当の黒幕かわからない展開が続いていて、今後もかなり楽しみな作品です。
個人的には最近はそんなに重要な感じで登場してなかった一ノ瀬が重要なシーンで出てきたことで、次回からも絡んでいくのか、と楽しみです。
無人島試験前半
前回の無人島試験とは異なる試験。正直ルールは未だによく理解できてない(笑)まだまだ暗躍段階。伏線回収の後半が楽しみ。ホワイトルームからの刺客は誰か。
相変わらず内容は面白いが・・・
長所は言うまでも無く、内容の面白さ。
これに関しては他の多くのレビュアーが語っているので割愛する。
問題は短所。
文章として変な部分があった。
以下、抜粋。
a.『絶対に避けなきゃならないのは、多くの生徒と同じ行動をしないことだ』
↑という文章の直後に、
b.『大勢が休む選択をしたのなら動き、大勢が動いている時こそ休む』
とある。
aの意味は「多くの生徒と同じ行動をしろ」だが、bはその逆。
この巻に限らないが、本シリーズには、誤字脱字、日本語としてちょっとおかしい等が散見される。
脱稿後のリリース前にプロの校正を受けていないのだろうか。
こういう所はラノベ特有なのか分からないが、読者としては気になるし残念に思う。
せっかく内容は素晴らしいのに、小さなところでのミスが目立つ(だから星1つ減らした)。
毎回のことながら
毎度変なルールと名生徒、先生がどのように考えて動くのかよく考えるなと感心する
学生だからリアルとも言えるけど全体的に恋愛脳なやつが多いなとか思ったりもする
正直普通につまんなかった
9.5巻辺りを先に読んでしまったせいか1年生がメインのここ数巻は買わなくていいレベルだった。まとめて買ったがほとんど読み飛ばしてしまった
宝なんとかとか椿なんちゃらや宇都宮?とかイタかったけど天沢と七瀬は新展開として盛り上げてくれるキャラだったのでこの二人は今後も出てほしい
まさかのあの人が闇落ちしてて展開激アツの7~9.5巻がオススメ