あらすじ
期末試験も終わる11月下旬、修学旅行の詳細が発表された。
行先は北海道。特別試験は存在せずスキーや観光など通常の修学旅行と変わらない。だが各クラス男女で2名ずつ合計8名がグループとなり4泊5日の旅行中行動するという特殊なものだった。綾小路は櫛田の他、まさかの龍園など他クラスの面々とグループを組むことになる。だが事はそう簡単に進むわけもなく「おまえ何か勘違いしてんじゃねえだろうな、綾小路」「勘違い?」「既に俺と坂柳の前哨戦は始まってんだよ」波乱を感じさせるもので――!? 一方、生徒同士の関係を大きく変えるイベントも進んでいた。「俺は―――鈴音に正式に告白する。付き合ってくれって」
感情タグBEST3
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おや、櫛田の様子が…?
龍園と鬼頭の絡みもカオスだったけど、高円寺のグループも相当だな。同じメンバーの人かわいそう 笑
ほのぼの回のように見えたけど、今後の特別試験にどのように関係してくるんだろう。
神崎が綾小路について段々勘付いてきた描写があり、最後の一之瀬の描写も今後の展開にどのように影響してくるか。
やっぱいい
フラグの立て方と回収までの道のりが素晴らしい。なにより面白いのが一番好きなポイント!
アニメ3期も期待しています!
Posted by ブクログ
また、面白くて1日で読んでしまった。
今回は綾小路とヒロイン達のほとんどが絡んだ日めくり恋愛物語。綾小路がやけに人間臭くて、優しさを滲ませていて、冷徹主人公にも変化があらわれだしたのか⁈
さらにシリーズ中、もっとも櫛田桔梗の魅力が発揮された巻でもあった。次号は来年かな?楽しみである。
Posted by ブクログ
今回は1巻丸ごと修学旅行の巻。
最近は熱も収まり惰性で買っていたが、さすがよう実。というか衣笠先生。読み始めると面白い面白い
あっという間に引き込まれました!
他クラスとの交流を中心に描かれており、血走るようなバチバチバトルはあまりなく、ほんわかと読めました。
特に、最後の引きが良かったです。
続きの巻も買います。
今回のヒロイン
最後に一波乱あったものの、櫛田が良かった。言葉には出ていないもののカラーページの意味を理解したら突然ヒロイン候補になった。今回も何度読み返すか分からないほど面白い。
匿名
一気に読める面白さ
修学旅行編で特別試験はないのでまさかの展開とかはなかったですが、次の伏線になりそうな箇所もあり面白かったです。
安定の面白さ
主人公綾小路の思惑が徐々に明らかになっていく巻でありました。主人公の手のひらで踊る他のキャラクターたちの行動というのもゾクゾクしますね!
いくつかの伏線も回収されつつ、今後が楽しみな一巻であったと思います!次巻も楽しみです!!!
綾小路の計画とは。
毎回楽しみで、今回の話は修学旅行編です。
今回のメンバーは各クラスから集められましたけど、やはり綾小路と龍園との含みですね。
この二人再び戦うんでしょうか。でも坂柳がいるから分からないですね。
綾小路は今いるクラスから抜けて堀北そして高円寺と闘いたいのかなと思います。
一ノ瀬との新たな関係にも注目です。軽井沢恵はどうなるんだろうと色々今後が楽しみです。
よう実最高
楽しみにしていた、よう実2年生編8巻目!
やっぱり期待を裏切らない楽しい内容でした。
修学旅行の中で起こる、龍園と鬼頭の勝負だったり、綾小路との会話で素の櫛田が見られたり、面白い部分が多かった。スポット巡りの回では、龍園のとった行動に対し、綾小路が切り替えした所はカッコいいと思った✨頭の回転の速さは流石だなと思った〜!他にも、綾小路くんのカッコいい姿が今回も沢山見られたので、大満足でした!!
次回も早く読みたいです!
打算だらけの内心だが
今回も一気に読んでしまいました。ますます面白くなってきました。主人公の人を利用するための打算的な考えからの行動をはっきり表現しているにもかかわらず、読者に嫌悪感を感じさせないのは、作者が生み出した主人公の魅力と本質ではと、今回の最後の場面で感じ、早く次の作品を読みたくなりました。
おもしろさのピークは
まだおもしろいけど、ピークは過ぎたかなぁって感じ。
ヒロイン勢は清隆にデレてる人たちが盛り上がりに欠ける。
軽井沢とか一ノ瀬とかひよりとか。退学した愛里とか。
逆に言うと清隆に対してライバル視したり、反発してるけど意識せざる負えないヒロインがかわいい。
櫛田とか堀北とか坂柳とか。
流石としか
クラス混合の修学旅行で人間関係を整理した感じのストーリーでした。キャラに魅力があるから修学旅行という舞台があるだけで面白いです。最初のイラストでまさか櫛田と思ったら....
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正直、特別試験がなく、今までの緊迫感のようなものが感じられず、今回はハズレかなぁと思っていた。
しかし、やはり心理学的また哲学的な描写にはこの作品は長けている。そんな感覚を持たずにはいられない。特別試験のような、この作品ならではの展開がなくとも、それを感じ取れる文章になっている、そんな作者の器量に感服した。改めてこの作品に惚れ直す、
そんな内容だ。
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修学旅行!
高度育成高等学校の修学旅行だから何か起きるのではと思ったが、4つのクラスを混ぜたグループでの行動と指定された場所から6つ選美、時間内に訪れ、写真を撮らないと次の日に勉強一色になるというものぐらい。この修学旅行を単なる旅行と見るのか、情報収集の場にするのかは、人それぞれ。
しかし、堀北と櫛田・伊吹の関係性や一ノ瀬の心境、須藤の恋愛、坂柳と綾小路の関係にも変化の兆しが見られる。
一ノ瀬と綾小路の約束はどうなるのでしょうか。
楽しみです。
Posted by ブクログ
試験もなく陰湿な策略もない穏やかで学生らしい面が強調された修学旅行編。高校が舞台である事を思えば、こちらの方が本来は求められるものである筈なんだけどね
逆に考えればあのような実力至上主義の学校で仮初でも学生間の交流を図るイベントを何かしらの基準を以って行われるなら、そこには学校側の狙いが有るとも考えられるのだけど
ただ、学校側の狙いが学年末試験に有るだろう点は読めても、この交流が何を意味してくるかは不明瞭なまま
だから結局のところこの巻では単純に修学旅行を楽しむ綾小路達の模様を見る事がメインとなってくるね
修学旅行ではどうしたって気分が浮かれてしまう。それは単純に旅行を楽しむだけでなく恋愛的な部分もそう。須藤が遂に覚悟を決めるのもそうだし、綾小路を巡るヒロイン達にも幾らか動きが見られたね
その代表格が櫛田桔梗かな
初登場時こそ、明るくコミュニケーション能力に長けた魅力的な女生徒として描かれた彼女だけど、あっという間に裏の顔が現れかなり長い期間そちらを綾小路に向けていた。その為にヒロインという印象は持てなかった女生徒
けれど度重なる敗北や満場一致試験での惨敗によりその裏は限界を迎えていた。更に前巻で綾小路に助けられた事で風向きが変わりそうだったけど、まさかこの巻でああまで劇的に変わるとは思わなかったよ
明確に綾小路への何かを示したわけではない。けれど以前はアレルギーのように綾小路を嫌っていた彼女が綾小路を前にして年頃の少女のように平静を保てなくなる展開が描かれるとはね
まあ、櫛田をそこまでテンパらせるインパクトを示した綾小路も凄いっちゃ凄いのだけど。スキーを始めて2日目で上級者を制してみせるだけに留まらず、ヒーローのように櫛田を龍園から守るって何……
また、恋愛面以外では裏で静かに行われる坂柳クラスと龍園クラスの対立が気になったかな
綾小路が所属した修学旅行グループでは龍園と鬼頭が判りやすく対立していたけど、あれなどは前哨戦で旅行中は常に坂柳クラスと龍園くらすによる腹の探り合いがあったと想像するに難くない
また、修学旅行全体としても他クラスの生徒との距離を詰めるイベントがそこかしこで発生していたようで
作中で描かれた範囲で判りやすいのは坂柳と時任、綾小路と山村となるのかな
こういった対立と和解が今後何を意味してくるのか、楽しみに思える巻だったかな
それはそれとして、七瀬の可怪しな言動やあの電話の主の登場によって驚きの推測が示されたね
綾小路がこの学校に来たのは普通の学生生活を父の手から逃れつつ送るためであり、それにより幾らかの犠牲が出た。また変わらず綾小路の父は綾小路の退学を狙っている。それが本作序盤から存在していた構図だった
だというのに綾小路がこの学校で学び続ける事は既定路線且つそもそも退学も狙われていないだなんて、色々な前提が覆りそうだよ
実力至上主義の学校の謎、そして綾小路という天才を父やその周囲はどう利用しようとしているのか?その点について改めて考える必要が出てきたね
人知れず限界を迎えようとしていた一之瀬。それに寄り添う綾小路の行為は救済か破滅か…
どちらにせよ一之瀬にとって学年末試験が分岐点となるのか
せめてそれが坂柳の指摘した未来が綾小路の思い通りにならない点になる事を願うばかりだけど……
Posted by ブクログ
幕間のような感じでテンポよく面白かった。
満場一致試験や文化祭の伏線回収もあり、着実に進んでいるらしい綾小路の計画も垣間見えた。
次巻も楽しみ〜
Posted by ブクログ
相変わらず面白かった。
12月前の準備編のような巻だった、今回の修学旅行の動向が今後どのように転がっていくのか気になる所。早く続きが読みたい。
脇道の話のように見えて実は・・
修学旅行がメインなので、本編とは別の脇道の話のようにも思えたが、実際は今後に繋がる重要な伏線があり、読み飛ばせる巻では無い。
本巻で最も印象的だったのは堀北で、彼女は以前とは異なり対人で非常に誠実な態度を見せる場面があり、本当に成長したんだなと思わされた。
それと、櫛田の心情が変化した兆しが現れたり、綾小路が坂柳や一ノ瀬と関わる重要な伏線が描かれる等、見どころは多い。
ところでこの巻に限った事ではないのだが、
会話の場面で複数のキャラクターがいる時、今誰が喋っているのか分かり難い事がちょこちょこある。
要するに地の文が不足している。
他にも日本語の言い回しで違和感のある文章がたまにあったりする。
内容が面白いが故に、残念な部分ではある。