あらすじ
将軍となった小玉は、初日から書類仕事に忙殺されていた。信頼できる部下に恵まれ、女性初の将軍となり、しみじみ思うのは「嫁き遅れた」ということ。
そんな折、小玉と文林、ふたりとも結婚適齢期を過ぎて相手がいなかったら結婚しようか、という話になる。「きっと楽しいわよ」と笑い合ったその時は、文林が皇帝になるなどと、誰も思っていなかった。
世継ぎとして発表された文林の名前を見て、小玉は驚くが……
「紅霞後宮物語」秘められた前日譚のすべてが、ついに明かされる!
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清喜に笑わせてもらいました
最後の清喜の一目散にかけていったというので、大笑いしました。先帝が文林にも皇帝の逃れられない役目、運命を押し付けていったというのは何とも言えませんでした。皇帝の器を持つ人材がいないというのは、帝国末期の状態だったのですね。