【感想・ネタバレ】紅霞後宮物語 第九幕のレビュー

あらすじ

敵対する司馬氏は消えたが、梅花がいなくなったことで後宮の規律は乱れ、小玉の負担は増大していた。真桂と紅燕が小玉を支えるが、反小玉の動きを見せる妃嬪も出てきている。そんな中、鳳に関するある噂が届き――?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

全巻一気読みの為、まとめての感想ですが。

思ってた以上に、周りの人達が早く逝ってしまったのだな…と。
どんどん頼りになる味方がいなくなり、読んでいて苦しくなる。けれど、だからこそ残された人がリアルに浮かび上がってくる。
小玉が歳を重ね、それに伴う悩みを抱えながらも生きる姿に共感しながら、八つ当たり気味に文林をけなしつつ、続編を楽しみにしてます。

でもこのお話で一番可哀想なのは、文林だと思ってる。

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2019年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第2幕スタート。
「純度混じりけなしの善人もいなければ完全な悪人もいない」まさにその通りだった。
でもそれを自覚して行動できるかどうかはまた別なのかなぁとも。
何にしても思い込みは恐ろしい。

鳳は生きてたんだ…。
祖父の本物の愛を感じて、じっとしてて欲しいけど、そうもいかないんだろうなぁ。

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2019年03月11日

 

ネタバレ

第二部は人を選ぶ

今までの明るく強い小玉が好きな人にとっては辛い展開になってくるので、今までの小玉が好きな方は零章の方を読んだ方が良いです。
生きるという事は失う事であり老いる事。
その喪失にどこまで耐えられるか。
痛みを分かち合えない夫婦関係がもどかしいから辛いに変わり始めます。旦那が武人皇后として神格化する事は小玉を追い詰める事だと気付かない限りハッピーエンドは望めないとすら思えます。

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2020年05月29日

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