あらすじ
ついに王政復古の大号令が…!!事態は将軍・慶喜の思惑とは違う方向に進みはじめ、大奥も安寧ではいられず!?
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Posted by ブクログ
宮様の涙にはもらい泣きしてしまう。
黒木が真っ直ぐで、初めは勤めを果たそうとしたのに
反対を唱えるのもその理由も彼らしい。
孝明天皇と家茂の信頼関係、史実でも厚かったのに
家茂公のご病気が本当に辛い。
慶喜の方便なのか事実として描かれているのかわからないが
会津は徳川大事だからこそすんなり命をきくだろうに。
折角徳川や京都や帝のことを描いているのに
会津のことがいまいち描かれないのは少々不満である。
勝海舟の描写も個人的に不満。
そして上様の訃報が黒木との話中に齎されるとは。
せめてもと花などを届ける黒木の心遣いも泣けるし、
それでは到底埋められない親子の気持ちも分かる。
辛い事実だけれど、志摩さんが本当のことを伝えてくれて良かったと思う。
花びら餅、家茂公も本当に一緒に食べられたら良かったのに。
別の籠に移されただけなのかもしれない
という瀧山のモノローグも悲しい。
何を見ても悲しい
どうせ何見ても涙は出るのならせめて綺麗なものを見て泣いておくわ
と泣かれる親子様にまた悲しくなる。
孝明天皇も身罷られ、この辺りから史実ももう
辛いことばかりで息苦しくて仕方無く、
この物語も大筋は史実に沿うであろうから悶々とした気持ちだ。
王政復古の大号令。
700年近く続いてきた武家による政の仕組みそのものが消え失せた。
なんと重いことだろうか。
Posted by ブクログ
大奥第18巻、家茂が大坂城にて亡くなり、慶喜は大政奉還を決める。
国のことを考え、病気を押して大坂城に行った家茂が、亡くなる直前まで和宮のことを思いながら、二十歳で亡くなるシーン、訃報を聞いた和宮を描いたシーンなど、泣けるところが多すぎ。
慶喜の振る舞いには腹が立つばかりだが、それを見越した滝山や天璋院の対応に人柄が現れている。家茂は夭逝ながら、素敵な人たちに支えられていたのがせめてもの救いだと思う。
匿名
絆の深さ
和宮と家茂公の絆の深さに涙が止まりません。
毎巻とても感情移入して読んでいます。
次巻が最後かと思うと早くみたくもあり、まだ終わって欲しくないという気持ちもあります。
Posted by ブクログ
やっと読めた。18、19と連続で読まないと楽しめない気がしてたので。
「私ができることはこの身一つを使う以外にないのやもの」
この人の歩んできた人生を物語る棘を持つ言葉。
黒木の受けごたえも良過ぎる。
家茂の訃報を聞いたとき、家茂の最期の言葉を伝え聞いたとき、家茂の幻影とともに花びら餅を食すとき、、、嘆きと弔いのプロセスを丁寧に丁寧に描きこんでる。たくさん泣いた。
瀧山に漂う不穏な空気。どこがどうとは言えないけれど。こういう空気の描き方が本当にうまい。
Posted by ブクログ
予想以上の大傑作だった。。。実際の史実との読み比べも面白い。ただ、唯一の不満とゆうか、儚い希望を言わしてもらうと、徳川幕府視点で物語が進むので、幕末期の所はすこし盛り上がりに欠けていたかも、、、!
Posted by ブクログ
家茂ぃぃぃぃぃ!!!!
悲しい史実だからこうなるの分かってだけど悲しい…
二人の絆に涙が止まらない
いつの世も惜しい人からいなくなっていくなぁ
次でいよいよ最終巻
早くきて欲しいような来ないで欲しいような
やはり
もう本当に面白い
歴史好きでもそうじゃ無くても読みやすく感情移入してしまうと思います。
絵の美しさは勿論のこと時々クスリと笑えるキャラクターのイラストも魅力です。
Posted by ブクログ
涙腺崩壊必至の家茂の死。
前巻から心構えは出来ていたのに、泣かされた~。
徳川幕府の終焉と武家社会の崩壊。
とりかえばや大奥も終わる…。
最終巻は来年の冬か。
Posted by ブクログ
歴史上わかってることだけど、家茂死す。若くて脚気だったみたいだけど、漫画上でどうにか和宮の元に帰れなかったと無念、泣ける。そして次が最終巻なんて!また最初から読み直したい。
Posted by ブクログ
#漫画 #大奥 #よしながふみ
綾も錦も君ありてこそ……… 最初、女同士とあって、この大奥の家茂は好きになれないかも、なんて思ったけど、そんなことなかった!そんなことなかったよー(泣)
Posted by ブクログ
涙、涙の巻。
わかっていたことだけど、ほんとに泣ける。
死にたくないと嘆く家茂、彼女の最後の言葉を聞いた宮様の哀しみの深さに、読んでるこちらも泣けてくる。
そして時代は容赦なく大転換へと突き進む。
江戸の、そして徳川の終焉にむけて、天璋院や滝山、和宮が立ち向かう。
ここまで男女逆転で、何一つ齟齬もなく語りつがれてきた物語の終わりを待ちたいと思う。
やっぱり面白い
今回も、それぞれの思いが、切なくて涙が止まりませんでした。よしなが先生の漫画って本当に切なくなるけど、愛に充ちあふれてますよね。一生ついて行きます!
Posted by ブクログ
いよいよ幕末、ってなってから結構長いし、次で完結というのもむべなるかな。とはいえ、長きにわたり思う存分楽しませて頂いたことには違いなく、完結の寂しさも感じてしまう。本巻では、いよいよ最後の将軍にその代が移り、明治維新へ向けてまっしぐらな、まさにその渦中の物語。慶喜さんは、やっぱりいまひとつのキャラとして描かれる訳で…。実像に近いのがそっちってことなんだらうな~。
相変わらず素晴らしく面白い
相変わらず素晴らしく面白いです。キャラは立ってるしどのキャラも魅力的だし、時代考証もしっかりしてるし何より絵が綺麗!いよいよ激動の時代、大奥はどうなるのか!?
Posted by ブクログ
周りの国はみんな男が国を仕切ってる、女が政治をしているのは時代遅れ!
実は、男も女もみんな一緒に政に参加するのはむしろ進んでいる……。
このくだり、現代日本へのものすごいブーメランだなあ。
この漫画がスタートした2004年には、metooやフェミニズムがここまでブームになる世界は想像もできなかった。
歴史に残る、伝説的な漫画って、最初は時代を先取りしすぎていて一部のコアな人しかついてこないけど、あとから時代が追いついてくる。
特に漫画は、他のメディアに比べて作品の始まりから完結まで何年もかかるから、往々にしてこういうことが起こるなあ。
そして、本編の後の予告を見て、「あ、そもそも赤面疱瘡からこの話始まったんだっけ」ってなった。
そんなものもうなかったことのように、ここ数巻進んでたな。
最終巻、今から楽しみ!
Posted by ブクログ
次が最終巻なんて!
待ちきれない!
時代の流れは知っていても、初めて知るような新鮮さと面白さがある。
しかし慶喜って嫌な感じだな。
宮様は憎らしさがあったけど、憎めない可愛らしさが出てきて好きになった。
Posted by ブクログ
大政奉還。鳥羽伏見の戦い。
最後の将軍、徳川慶喜。
ここまで来てしまったんだなぁとしみじみ。
あと一冊。
男女逆転大奥もクライマックスです
薩長連合
薩長連合が成る。日本史の英雄、坂本龍馬も視点を変えると別の見方になるんだよなぁ。
そして、二代続けての将軍の死に方が・・・
サイコパスな将軍家内情が続いた後の、良い人な将軍二人が連続してと言うのはキツい。
Posted by ブクログ
ああ,ここまできたかという思いで感無量.家茂が死ぬ定めは変えられないとしても,漫画だからできる何かなかったかと思ってしまった.和宮宛の書簡は一石を投じたのかな?さて次は最終巻ということで,寂しいような待ち遠しいような一年になりそうだ.
かわゆきものはいとしきかな…
仲野の存在が癒し…!!
そんな18巻
いよいよ終わりを迎える徳川幕府
学校で習ったよりもわかりやすい
めちゃくちゃわかりやすい時代の流れ
切羽詰まる時代背景にハラハラしながら読みました
和宮と家茂が悲しい…
大好きな人のために何かせずにはいられない気持ちとか…
つらいよね…と…
Posted by ブクログ
容姿端麗、才色兼備な14代将軍家茂さんが亡くなり、人の心のない慶喜さんが最後の将軍になるも予想通り幕府は瓦解…
と激動の幕末なのだけど、それほど盛り上がらず。
将軍よりも大奥が盛り上がる天璋院&和宮時代なのにパッとしないまま進んでいて残念。
同じような容姿と性格のキャラを3代家光さんから見続け過ぎていて、さすがに飽き飽きというのもあるかな。
どの時代にも誠実に精一杯生きた先人がいることはわかるんだけどね。
Posted by ブクログ
停戦交渉は安芸の厳島で行われる事が決まり勝は厳島の旅館で長州の交渉団を待つ事になった 家茂の遺骸は芝の増上寺に埋葬された 富山の薬売りは京に医者とも繋がっております故薩摩の力を借りれば帝への献毒は難しい事ではなかったのではないかと 言語とは即ちそれを話す民の頭の中身そのものです 大政奉還 王政復古の大号令 鎌倉幕府以来七百年近く続いてきた征夷大将軍を頂点とする武家による政の仕組みそのものがこの世から消え失せてしまったのだ
Posted by ブクログ
家茂が死んで悲しい。和宮の気持ちを思うと気の毒。
江戸城の外の動きがほとんど見えてこないので、時代の大きな流れはどうも掴みづらい。セリフやナレーションですませることが多い。
慶喜が将軍になり、孝明天皇が崩御した。
瀧山の付き人になった仲野という若者の登場機会が妙に多い。これから何かしら重要な役どころになるのかな。