あらすじ
心の距離が徐々に近づく家茂と和宮。しかし幕府は依然、荒波の中。攘夷決行のために上洛を余儀なくされる家茂だが…!?
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大奥第17巻。
御所周辺で、薩長をはじめとした攘夷の動きが活発になるなか、家茂が上洛する。
そして、家茂は慶喜の人柄を間近にみて、後継にはしたくないと思い養子をもらうことを画策する。
一方で、家茂に対し、和宮がやっと本物の夫婦らしい思いやりを持ってくれたと思った矢先、家茂が倒れてしまう。それでも上洛した家茂を早く呼び戻したいと、和宮が子作りを宣言する。
あー、続きが気になる。
匿名
家茂の存在感
衝撃の展開。嫁としてきた和宮は偽物だった。
そのような中でも家茂の存在が一際引き立ってきます。
彼女の懐の深さ、聡明さ、決断力。どれもがすごい!
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stay home の暇に任せて1巻から再度(再再再、、、再度w)一気読み。
よしながふみによる壮大な歴史絵巻。連載十数年!
史実との妙な符合に感心することしきり。大奥の終焉まであと少しかと思うとちょっと残念な気もする。
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ついに今出てる巻まで読み終わってしまった。家茂だったか、没時録を読んで、将軍それぞれ、悲しみと幸せがあったんじゃないかと考え、自身も前向きに人生を歩んでいたのが印象的。島津家からの側室が段々と徳川の人間になっていき、17巻の終わりの計画が衝撃的。次の巻の発売まで1年くらい開くのが待ち遠しい。徳川の歴史に関わる出来事がうる覚えで、読み飛ばしがちな部分があるのが残念だけど、学び直しの暇があったら日本史の教科書で確認してみたい。
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17巻…実は15巻が辛くて16巻は読んでなかったので15から読み直し。……………はぁ………はあああぁぁぁぁ……
足りないッ!よしなが節コメディが、ほっこりが欲しい!!(無理ゆーな)
こんな気持ちで明日を迎える…いや、大奥読んだらこうなるってわかってた、うん。
Posted by ブクログ
幕末が近づき、クライマックスも見えてきたけど、激動の時代だけに、展開も細かくなってきている。新撰組とかも出てきそうだし、まだまだ書きたいことも多そうだし、読者的にも盛り上がりを期待。つくづく優れた漫画やね〜。
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家茂と和宮の関係が深まるほどに切なくなる。
でも激動の世を面白いと言い切る和宮なら、家茂亡き後もしたたかに生き抜くのだろう。
徳川家の最後は和宮が主役で締められるのかな?
慶喜では小物すぎるよね??
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降嫁してきた和宮は偽物だった。
「大奥」ちょいちょい、とんでもなくすごい人物が出てくる。
で、家茂。
彼女の懐の深さ、聡明さ、決断力。
どれもがすごすぎて、切ない。
そう。
安寧とした世の中であれば、彼女のそういう力は発揮されなかっただろう。というか、その必要もなかった。
だが、幕末の動乱が、彼女の力を無理矢理最大限に出させる。
それが切なくなくて、なんというのであろう。
そんな中、和宮が心開いて、そして自立していくのがほほえましい。
人間、肯定されることがなければ、自立はできないのだ。
時代は確実に、明治にむかっていっているのだけど、どう着地するのだろう。
目が離せない。
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でたー。
よしながふみお得意の親子(母娘)確執エピソード。
一巻に一回は泣かされるなー。
でも家茂の誠意が和宮に伝わってよかった。ほんと。
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連載開始当初から、歴史ファンタジーの様相を呈しながらブーメランのように現代社会を写してきた本作はついにこの境地に至ったか……。
人生のパートナーは必ずしも異性でなくとも、そしてそこに性愛が介在しなくても……そういう関係もありなのではないか?
現代社会において同性婚が、そして同性婚が法的に認められたら友人と結婚が認められるか、という問題をファンタジーの世界を通して突きつける。
家茂と和宮……この二人、夫婦にはなれなくても親友にはなれそう。
そしてついに和宮は、家茂の代わりに子を作る決心をする!?
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今回もめちゃくちゃ面白かった。
この和宮さん、思い詰めるとめちゃくちゃ突飛なことするんだよな。結末を知っているだけに和宮さんがから回っちゃうのが分かっているから切ないです。
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この展開はあるかなと思ってましたが、おもしろかった!大枠のところでは、史実に沿っているので、15代将軍の座は歴史によって決まっているはずですが、この先どうなるのか気になります。
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家茂と和宮 仲良き姉妹のよう よきかな~
帯に 新しい時代に必要なのは
「血」ではなく 真の「絆」
という文言がのっているのですが
家族や結婚って 血を残すってなんだろうと思います
家茂と和宮も女と女だけど
二人は立派な人生の相棒です
Posted by ブクログ
観行院が、既に病んでいるだろうとは言え
親子のことを全く考えない言動で酷い。
そのこともすべてわかっている上様が
本当に良い方で、その上で諸々差配してくれるのが優しい。
そして親子に自分がいる、城を守ってくれと声をかけてくれる。
さと姫をきっかけに天璋院と親子の距離が近付くのも良い。
孝明天皇が家茂を信頼したことやお土産の史実も
うまく取り込まれている。
あまりメインで心情を描かれてはいないが、
帝もどんなにか孤独で、だからこそ家茂を頼りたかっただろうか。
親子さんから言い出してくれた側室だけれど、
妊娠してる暇がないと上様が断るのがなるほどと思うと同時に
女の人が出産育児とそれ以外のことを両立するのは
物理的に本当に難しいなと心底思う。
参与会議が薩摩の裏切りの伏線になってしまうのも複雑な気持ちだ。
平穏でも廃れているより、物騒でも今のほうが面白い。
そんなものだろうか。
遠慮のない親子の言葉がみなの心を動かすのが良いシーン。
政を慶喜に渡したくないと家茂公が決意するのも重いが、
史実の履物のエピソードがここで使われているのが心憎い。
必ず血の繋がった我が子にあとを継がせなくてもいいし
信頼に足る人物なら夫婦でなくても二人で人の子の親になっても良い。
家茂公は本当に先見の明のある御方だ。
お百度参りも史実だが、それに加えて
自分が子供を産めば良いという発想がこの設定ならではですごい。
Posted by ブクログ
和宮が思ったよりいいキャラしてて泣ける…
夫婦じゃないけど子供を持つ。血ではない真の絆。平たく言っちゃえば同性カップルが養子を持つ的な家茂と和宮。いやカップルですらなくても子供を持っていいのかも。
今回も最先端な考え方を取り入れてくるとこがさすがよしなが先生です。
Posted by ブクログ
この参預会議の失敗が島津久光の心を反幕・倒幕へと傾けさせ後に結ばれる薩長同盟への伏線となってゆくのである 先ず言葉と振舞いが薩摩者は荒々しいやろ_その上薩摩は腹黒い…腹黒いから関ヶ原以来の敵である徳川と平気で表向きは手を組んだりする 脚気はビタミンB1の欠乏により末梢神経が侵され手足の痺れや心不全等の症状を引き起こす病である_ビタミンB1は豚肉、鰻、玄米等に多く含まれ当時の日本人には不足しがちな栄養素であった 勝は門弟である坂本龍馬が薩長同盟の成立の為に動いている事を知っている
Posted by ブクログ
家茂が長い。家茂自体は好感が持てるのでよいが。
京都の動静、薩長の動き、慶喜の動きなど情勢が複雑化しているにも関わらず、家茂、ニセ和宮がいる場面ばかりなので、セリフで情報を補足する場面が多くてキツい。