【感想・ネタバレ】大奥 14巻のレビュー

あらすじ

将軍、家定に薩摩から輿入れした胤篤。その真の素顔と目的は!? 家定、瀧山、胤篤の関係は――!?待望の第14巻配信開始!!

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Posted by ブクログ

 篤姫がやってきた!!

 これがいい男なのだ。
 なんか、軽そうなんだけどしっかり気配りできて、心が広い。
 でもって、家定も周りも、心ひらかせていく。

 健康は精神っていうのは、とことん強いよな。
 薩摩という、辺境にあったからこそ、篤はまっすぐに育ち、人間に大事なことの本質をとらえている。
 食事と運動で、家定の体を健康にしていくあたりで、胸が熱くなったよ。
 うん。
 人間、健全な肉体にこそ健全な魂がやどるもんだ。

 とはいえ、時代は幕末で、二人の関係が平和である故に、時代の荒波が地響きのように伝わってきてつらい。
 
 …帯に、徳川歴代将軍と老中がセットで覚えられる! ってあるんだけど、それはいかがなものかと思うのだよ。
 まぁ歴史はピンボールみたいに、一つの物事が次に当たってそれがまた次に動いてって連動してるものだから、その大きな流れをとらえるのはいいと思うんだけど。
 「昨日なにたべた?」と、セットで実用書として売ろうとしているのか?www

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2017年05月31日

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大奥第14巻、家定が乗馬もできるくらい健康体になり、家定と御台(胤篤)が真の夫婦になる。一方で正弘は病で亡くなってしまうが、主君との信頼関係の暑さも特別で、それを思っても泣けてきた。
そして、ついに家定が床に臥せってしまう。。

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2024年07月07日

匿名

購入済み

最初は

最初は、ただの男女逆転のマンガかと思っていましたが、巻が進むにつれて、その変更が歴史を深く理解させ、物語の幅を広くしたことにただただ驚かせられます。
江戸時代を覚えるのに最適マンガかも!

#ドキドキハラハラ

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2024年02月03日

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ネタバレ

二人が少しずつ仲良くなっていく様子が見ていて幸せ。
正弘のことは悲しかったけど、死ぬ意味を見出せたのはある意味良かったと思う。

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2019年01月17日

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ネタバレ

波乱の幕末と家定×胤篤の仲睦まじい夫婦愛。
阿部正弘の早逝が惜しまれます。長生きしていれば、歴史が変わっていたかも。
大奥誕生から始まった物語が、終焉へと向かっています。
描き切ったなぁと少しまだ早いですけど、感嘆しています。

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2017年08月06日

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知識としての歴史がさっぱりでも、
こういう風に人間が動く様が描かれると本当に、
歴史って、人間って面白いんだなあ…
としみじみ思う。
よしなが先生すごいなあ…

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2017年05月07日

Posted by ブクログ

男女逆転大奥史上、最高のラブラブっぷりの家定と篤姫。愛情を交わしたカップルは多いけど、幸福度は最大ではないでしょうか。プライベートでは蜜月が続く二人ですが、歴史の流れは個人の幸せを歯牙にもかけず勢いを増していきます。

最大の腹心の阿部正弘の死。これにより、将軍継嗣問題・外交問題を抱えた幕府内の政争が激しさを増します。後の幕末の動乱へ続く原因の一つに、この政争があったわけですか。しかし、関ケ原以来の緊張関係という幕府と外様大名の関係性。それを200年以上保ち続けられる執念。恐ろしい。島津斉彬が篤姫を大奥へと送り込んだ理由。徳川慶喜を推す理由も、そこにあるんじゃなかろうか。先の先を見据えての布石。雄藩連合への布石かな。

そして、ついに井伊直弼が表舞台へと登場します。
もう、歴史の流れは怒涛のように勢いを増すばかり。動乱の中心は京都になるわけですが、その裏で江戸城大奥では何が起こっていたのか、ですね。
これが楽しいんじゃないかな、楽しみだなぁ。

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2017年05月03日

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「篤姫」こと胤篤さまの登場。家定さまといいかんじですが、この後の展開を知っていると、もう切ないのなんの・・・。
大奥の終焉までがんばる胤篤と滝山。最後までしっかりと見届けたいと思います。

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2017年03月19日

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最初、ただの男女逆転かあと思ってただけだったのが、巻が進むにつれて、たったそれだけの転換が歴史を深く理解させ、物語の幅を広くしたことに驚嘆せざるを得ない。

確かに、いちばん面白くなくて覚えづらい江戸時代を覚えるのに最適だ笑。

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2017年03月19日

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相変わらず装丁が美しい
表紙も薄紙も家紋も

史実とどう折り合いをつけるのかなあ
って思っていましたが流石です
帯に「受験の新・入門書」
とありびっくりしましたが、なるほど

人物が細やかに描かれていてそれぞれが愛しいです

≪ 人として 愛を育てて 大奥で ≫

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2017年03月19日

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家定と正弘の別れの場面は涙なしには読めない。物語がいよいよ佳境に入ってきたけれど、どう決着するのか楽しみだな。

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2017年03月12日

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阿部正弘と家定が最後に会うシーンは悲しかった。我らが徳川慶喜(実家が水戸に近いので)はなんだかちょー嫌な奴でした。次巻が楽しみ。

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2017年03月10日

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ついに篤姫こと胤篤の登場。
家定と胤篤の二人の関係が素敵すぎて、歴史に疎くてもそれだけでも読む価値がありました。
続きは2018年の冬…待ちきれません。

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2017年03月08日

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13代家定、伊勢守こと阿部正弘、瀧山。この三名の賑やかで和やかな時間に癒されつつ、後の天璋院こと胤篤が華やかに登場します。
志半ばでこの世を去る悔しさを滲ませつつ、家定への忠心を語る阿部正弘の最期の場面には涙が止まりませんでした。

この先の不穏な展開を史実としては分かっていたとしても、よしなが先生がこの男女逆転劇にどう幕を下ろしてくれるのか…!次巻も楽しみでなりません。

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2017年03月05日

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 紆余曲折があっても

家定と胤篤(篤姫)が

心から結ばれたことが

とても 嬉しい


大奥の中で 繰り返しかかれる

将軍としての孤独

身を寄せ合い 愛し合う二人の

未来が 明るいものではないことが

余計に まぶしく見えるのかもしれません

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2017年03月04日

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サボンだ……サボンの件で何かが込み上げてきた14巻。誰かの情熱が、その時は報われなくても時を超えて実を結ぶのね……

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2017年03月04日

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いろいろ裏がある篤姫といろいろワケアリの家定公が心通わせていく姿が読み応え有り。
天璋院篤姫を読んでいたのでちょっとした進研ゼミ気分で読み進めました。
次の巻も楽しみ。
和宮に到達するのはいつかしら……。

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2017年03月02日

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ネタバレ

史実に残っている家定評がこの作品中にも出てきて
飽く迄も市井の噂であるという設定が非常に面白い。

薩摩の事情を知っている瀧山も賢ければ
大奥の以上を把握している篤姫も賢い。
篤姫と家定の様子を見て、家定の幸せを思い心底喜んでいる正弘が可愛らしかった。
篤姫に対して思う所のある瀧山だが、
石鹸を贈られて素直に感謝できるところ、如何にもだと思う。

桜が咲くのが楽しみだ、と思えたこと
今まで先を楽しみにしたことがなかったのはお労しいが
本当に良かった。
あの瀧山がまるでじいやみたいになっているのは気の毒とは言え
食事を美味しいと感じ馬に乗って楽しそうな様子はこちらも心温まるものがある。

それだけに正弘の病は悲しかった。
動揺する上様と瀧山は可愛らしく、
カステラを持たせる上様も
正弘の姿を見て思っていたより顔色が良いと嘘をつく瀧山も優しく
悔しくて泣く瀧山、それに対して
「私だって悔しいのだ」と返す正弘の言葉も泣けてくる。
続いての御台様への告白のシーンも涙なしでは読めなかった。
家定公に何も落ち度はなかったのを、
打ち明け話を聞いてすぐに「手傷を負いつつも合戦に勝った侍と同じ」と言える篤姫
本当に良い人を迎えることができてせめてもの慰めである。

正弘に馬に乗る姿を見せようとする家定、御台、瀧山の心映えもまた美しく、
上様の身代わりとなって自分が死ぬことで上様は必ず幸せになれると言う正弘。
もうこうなっては、本当にそうなることを願うしか無い。

史実上の家定が首をそらし足を踏み鳴らしてから発言し
それが脳性麻痺の症状ではなかったかと言われているのを
黒木の失態としてうまく織り込んでいるのも興味深い。
家定が病弱というのも、妊娠していたとするところが面白かった。

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2023年01月15日

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面白かったね。幕末。大奥もあとわずかで終わるんだな。前の巻から、もう一度読まないとな。いずれ、全巻一気読みしたいところだけど。

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2017年10月12日

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史実を大きく曲げずにこんなにドラマチックな話に出来るってすごいな、って毎回思う
今回もいろんなところで泣けたなー
久通といい田沼といい、忠臣がいなくなる瞬間はいつも切ないな…

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2017年04月17日

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家定の時代。

阿部正弘との今生の別れのシーンはジーンとくる。

大きく時代が動く。
まさしく歴史本としても読める。

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2017年03月30日

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篤姫の輿入れから井伊直弼の大老就任まで。慶喜も登場して、幕末の役者が揃った感じ。
しかし、「受験の新・入門書」という帯のアオリは如何なものか。

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2017年03月20日

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ネタバレ

家定と篤姫の仲睦まじき様子がなんとも……。
瀧山も、最初は思うところあったようだけど、徐々に胤篤を認め、心を通わせていく感じも良い。

しかし、隠密?刺客?として送り込まれたにもかかわらず、家定に恋して、子供まで作ってしまったらこの先どうなるのかw
いや、史実は分かっているのだけども。

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2017年03月01日

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彦根藩主の井伊直弼をはじめとする幕閣の連中は 「もし〜ならば」どうすれば最良の選択となるか…薩摩の学びは書物ではなく常に現にあるのです 生姜ななは体を温めてくれる効能がございます 確かに薩摩の島津斉彬公が何の意図もなく胤篤様を江戸へ寄越されたとは私も思うてはおらぬ 人は悲しいにせよ楽しいにせよ己の来し方を一つの物語に編んだ時どこか心が安らぐものでございます この謁見に於ける将軍家定の奇行はハリスの日記にも記されている どうせ貧しい京の公家と帝のこと金をつかませれば勅許など直ぐに出すに決まっているとたかをくくっておったな 

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2024年02月26日

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家定(女)と篤姫(男・胤篤)の結婚生活、そして阿部正弘(女)の死がメイン。あまり盛り上がることはなかった感じ。
井伊直弼(男)も登場した。

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2023年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正弘、瀧山ともっと活躍してくれるのかと思ってたのに・・・。志半ば、無念と誇りの”身代わり”が辛い。
慶喜、大政奉還後に自転車乗って遊び暮らした人だったような日本史の記憶がうっすら。やっぱり人の上に立つ器じゃない人なのかー。プライド高くて怖い。
胤篤(篤姫)、傷ついた彼女の心を開く所が有功をなぞるよう。せっかくオメデタなんだけど、毒で流産させられちゃいそうな気がしてめでたいというより不安だ。

混迷の幕末が始まる。この大事な時にきちんと先を見て相撲を取れる人がいないタイミングの悪さ。強硬派の井伊大老も出てきてこじれるんだろうなー、っていうかこのきな臭さって昨今の先進国のニュースに似てないか?歴史は繰り返すってやつなの??「ここで終わるの~?」てなモヤモヤした引きだったので評価は低め。

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2017年06月27日

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