あらすじ
遥かなる旅路の果て、花吹雪(はなふぶ)く王ダナンの術によって、遂に長い悪夢から目覚めたキャスカ。そして果たされた再会の時、ガッツを前にしたキャスカは忌まわしき記憶を思い出し、拒絶の声を上げる…。 一方、グリフィス率いる新生・鷹の団を核とした新国王軍は、外敵を退け、王都へと帰還する。それぞれ束の間の平穏を過ごすかに見えたが…島の縁に導かれ、再び光と闇が交差する――!?
...続きを読む
「ドラゴンころし」という大剣を持つ「黒の剣士」ガッツの壮大なる冒険。連載期間は30年を越え、アニメ化も何度もされているダークファンタジーの超大作です。
夜になるとあらゆる魔物や霊に命を狙われる宿命にあるガッツ、恐ろしい惨劇に襲われ、心を閉ざした最愛の女性キャスカ、そして、神々しいまでの美しさとカリスマ性を持った旧友にして最大の敵グリフィス。その3人が中心となって、騎士ありエルフあり魔女あり怪物ありというファンタジーの王道を描きながら、唯一無二の重厚な世界観で濃密な人間ドラマが展開します。
苦しみを背負いながらの闘いが続くシリアスな作品ですが、時折差しはさまれるコミカルなシーンも大きな魅力です。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
ここで引くのか。
史上最強最凶最悪の引きだ、
狙ってもできるもんじゃあない・・・。
しかしこれで終わるのが、ある意味最適かもしれない・・・。
グイン・サーガ方式での継続もありだろうけど
この画力・デザインだけは圧倒的すぎて厳しいだろう。
創作ノート等はあるんだろうけど、う~ん・・・。
待っててよかった
キャスカが正気に戻る時を長年待っていたので、読めてとにかくよかったです。最後のシーンがまた衝撃的だったので続きが早く読みたいです
41巻ありがとうございました
グリフィスだったんですね。
純粋にガッツとの間にできた子なのか、蝕の時にできた子どもなのかなと思ってました。
グリフィスの捨てきれない感情なのかな。
続きを読みたい。けれどそれが無理だとしても、子の正体が少しわかって、本当に良かったです。
続き、読みたかったなあ。読みたいなぁ。
Posted by ブクログ
ベルセルクという伝説の道程が、
過去の栄光としてではなく
最終地点にて本当の伝説になってしまった。。
偶然によって出来たものとは到底思えない、
皮肉を削って削って尖らせたような
あんまりにもあんまりな凶器的な最終回によって、
この伝説の漫画はこれから先も終わることなく
ずっと語り継がれていくんだろうな。
進撃の巨人は終わったと同時に
語られなくなったけれど、
ベルセルクは終わらなかったことで
また別格の存在になった感じ。
ガッツたち一行が
まさに物語の終幕であるかのような
平穏さに包まれていたのも、
いっそう終わりを感じさせるものになっていて
これが偶然の結末とは信じられない。
この平穏さを破壊する
嵐のような展開がこの後に起こり、
一気にクライマックスへと向かう
ストーリーになっていたのかな。
本当に、伝説の最終回だった。
グリフィス。ガッツ。キャスカ。
ありがとうございました。