【感想・ネタバレ】相棒 season20(中)のレビュー

説明いらずの国民的人気ドラマ「相棒」のTVシリーズをノベライズ。
ファンにはおなじみ、輿水泰弘さん、櫻井武晴さん、砂本量さんらの脚本をもとに、
デビュー作『中空』で第21回横溝正史ミステリ大賞優秀作を受賞し、
数々の作品がミステリランキングに輝く碇卯人先生が筆を執っています。

全12話を9話に再構成するなど、ドラマ版とは差があるものの、
作中の脳内再生率は抜群。
右京さんの「〜ですねえ」といった語尾や、
小説なのになぜか表情がはっきりと想像できてしまう亀山くんに
ついついニヤリとしてしまいます。

初代相棒の亀山(寺脇康文)はもちろん、ドラマ通りの流れで2代目の神戸尊(及川光博) 、3代目の甲斐享(成宮寛貴)、そして4代目の冠城亘(反町隆史)と、歴代相棒も大活躍。
また、鑑識の米沢やイヤミの多い伊丹、上層部のお偉いお歴々などもバッチリ登場しています。

もう一度復習したいという方、
未履修なのでこの機会にという方、
ドラマとは違う角度で世界観を味わいたい方、つまりはみなさんにオススメです。

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Posted by ブクログ 2022年11月18日

なんかすでに懐かしさを感じるノベライズ中巻。
昨年の今頃はこんなだったのか〜。

『二人』で冠城くんのお姉さんが登場し
少年時代の心残りが語られたとき
これがフラグになるかと深読みしたっけ( ̄∀ ̄)

『操り人形』『死者の結婚』は
かけちがえたボタンが生んだ悲劇というか。
どちらもモヤモヤする結末だ...続きを読むったわ。

それにくらべると『お宝探し』や
『生まれ変わった男』は
右京さんの興味範囲が刺激された事件だし
『紅茶のおいしい喫茶店』♪は
重い案件のなかの清涼剤って感じでした。

さあ、次はいよいよ…。

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