【感想・ネタバレ】相棒 season20(上)のレビュー

説明いらずの国民的人気ドラマ「相棒」のTVシリーズをノベライズ。
ファンにはおなじみ、輿水泰弘さん、櫻井武晴さん、砂本量さんらの脚本をもとに、
デビュー作『中空』で第21回横溝正史ミステリ大賞優秀作を受賞し、
数々の作品がミステリランキングに輝く碇卯人先生が筆を執っています。

全12話を9話に再構成するなど、ドラマ版とは差があるものの、
作中の脳内再生率は抜群。
右京さんの「〜ですねえ」といった語尾や、
小説なのになぜか表情がはっきりと想像できてしまう亀山くんに
ついついニヤリとしてしまいます。

初代相棒の亀山(寺脇康文)はもちろん、ドラマ通りの流れで2代目の神戸尊(及川光博) 、3代目の甲斐享(成宮寛貴)、そして4代目の冠城亘(反町隆史)と、歴代相棒も大活躍。
また、鑑識の米沢やイヤミの多い伊丹、上層部のお偉いお歴々などもバッチリ登場しています。

もう一度復習したいという方、
未履修なのでこの機会にという方、
ドラマとは違う角度で世界観を味わいたい方、つまりはみなさんにオススメです。

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Posted by ブクログ 2022年10月31日

今年も来ました連続刊行シーズン。

前シーズンの「ちょっと尾を引く」ラストから
ダークな政治的駆け引きの世界へと『復活』
なんか中郷都々子がかわいそう(/ _ ; )

そんな嫌気を吹き飛ばすためか
今シーズンは早めの出番の陣川くん
『贈る言葉』は私好み。

『光射す』の引きこもり問題
『かわおとこ...続きを読む』の環境問題
社会派テイストの事件もこのくらいの
取り込み方だとスッと入ってくるわ。

そして、前巻でも言ったとおり
相棒ワールドで作家のキャラは
事件に巻き込まれて被害者に(笑)
しかし『マイルール』の先生みたいな理由で
ミステリ書いてる人がいるのは困るなぁ。

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