あらすじ
警視庁の窓際部署、特命係に所属する杉下右京と亀山薫。贈収賄、警察の不祥事、少年犯罪、催眠術などあらゆる事件に首を突っ込み、右京の推理と薫のヤマ勘で次々と解決へと導く。そんなとき、右京が狙撃されるという事件が! 15年ぶりに明かされる右京の過去、特命係の秘密とは。
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説明いらずの国民的人気ドラマ「相棒」のTVシリーズをノベライズ。
ファンにはおなじみ、輿水泰弘さん、櫻井武晴さん、砂本量さんらの脚本をもとに、
デビュー作『中空』で第21回横溝正史ミステリ大賞優秀作を受賞し、
数々の作品がミステリランキングに輝く碇卯人先生が筆を執っています。
全12話を9話に再構成するなど、ドラマ版とは差があるものの、
作中の脳内再生率は抜群。
右京さんの「〜ですねえ」といった語尾や、
小説なのになぜか表情がはっきりと想像できてしまう亀山くんに
ついついニヤリとしてしまいます。
初代相棒の亀山(寺脇康文)はもちろん、ドラマ通りの流れで2代目の神戸尊(及川光博) 、3代目の甲斐享(成宮寛貴)、そして4代目の冠城亘(反町隆史)と、歴代相棒も大活躍。
また、鑑識の米沢やイヤミの多い伊丹、上層部のお偉いお歴々などもバッチリ登場しています。
もう一度復習したいという方、
未履修なのでこの機会にという方、
ドラマとは違う角度で世界観を味わいたい方、つまりはみなさんにオススメです。
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
警視庁の窓際部署、特命係に所属する杉下右京と亀山薫。贈収賄、警察の不祥事、少年犯罪、催眠術などあらゆる事件に首を突っ込み、右京の推理と薫のヤマ勘で次々と解決へと導く。そんなとき、右京が狙撃されるという事件が!15年ぶりに明かされる右京の過去、特命係の秘密とは。連続ドラマ化された最初のシーズンの全12話を収録。
【感想】
Posted by ブクログ
連ドラとなった相棒のシーズン1、全12話の脚本を9話に再構成したそうだ。ノベライズ担当の碇卯人さんは別名でミステリを書いてるそうだけど、誰なんだろうな。右京さんの正義の追及にひるむ薫ちゃん、本当彼のタフで素直なとこが右京さんを癒しているんだろうなぁ。右京さんと過去に組んでいたという小野田官房長官も岸部一徳がやってたと思うと全くぴったりだ。
Posted by ブクログ
12話分を9話に再編成したノベライズ。
前後編を1話にまとめる形をとったのが1話、
1話完結の3話分を1話に落とし込んでるのが1話。
結末をいじらずに流れだけを変える手法が
小説家としてのプライドであり、チャレンジなんだろうなと思う。
ドラマをくまなく見てて違和感を感じる人も多いのかもしれないけど、
個人的には単純に並べるのではなく、絡めるように展開させた力技を買いたい。
読後感が薄ら寒いと感じた話が2つ。
ひとつは『小さな目撃者』。
10歳の少年が明確な意思を以って行動を起こしているということに
末恐ろしいものを感じた。
もうひとつは『特命係、最後の事件』。
決着のつけ方が小野田官房長らしいのだが
明らかに右京さんが納得してなさそうな感じが読後のモヤモヤとして残った。
逆に読み終わってちょっとだけ温かい気持ちになれたのが『殺しのカクテル』。
バーテンダーのプロ意識とカクテルに隠されたドラマがじんわり浸みた。
個人的には普段いがみ合ってる伊丹刑事と薫ちゃんが
なんだかんだでいい関係だというのが随所に見えてたのが嬉しかった。
2011年にヴェネツィア国際映画祭で新人賞を取った染谷将太さんが
出演者の中にいたことに吃驚した。
子役からやってたのね。知らなかった。
取り敢えず表ペンネームのトリックかぶりを探して読んでみたいと思う。
Posted by ブクログ
2時間ドラマから1時間のシリーズ物になったため
より話のテンポや面白さを求められ形になりますが、
総合的に高い水準でクリアしていると思います。
ただ、複数のテレビの話を1本にまとめたため
なんだかわかりにくいものになってしまったものが1本あります。
それがなければより満足できたと思います。