広井良典のレビュー一覧

  • 人口減少社会のデザイン

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    2019年から2年経ってもまだ方向性が決まらない。
    豊富なデータ共に日本の過去〜現在〜未来における問題が解説されている。世界の中での日本の現状についても知らしめられる。
    地方分散のまち、車社会から歩行で楽しめるまちのほうが効率的だ
    はやく若者を救うべくベーシックインカムを導入してほしい

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    2021年10月24日
  • 定常型社会 新しい「豊かさ」の構想

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    2021.72
    ・ゼロ成長社会。
    ・人と環境、人と人の問題に収束する。
    ・自然とつながることで長い時間軸を取り戻す。

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    2021年09月23日
  • 人口減少社会のデザイン

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    明るい未来を上手く説明出来ないけど心穏やかに暮らしやすい社会であって欲しい。このままでは無理ですけど。印象に残ったのは、歩いて楽しめるまちづくりです。

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    2021年09月16日
  • 無と意識の人類史―私たちはどこへ向かうのか

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    2021.61
    うちのアカデミックボートに参画していただいてる広井先生の新著。
    ・幸福は風土的なもの。死生観。
    ・自然とのつながりにより超長期的時間軸を得られ、その結果、今一瞬を生きれる。
    ・地球倫理の登場と個人の変容の必要性。

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    2021年09月09日
  • 人口減少社会のデザイン

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    どういう未来になっていくがわかる本。
    成長を夢見て将来に負担を後回しにすることをやめること。地方の繁華街を復活させていかなければいけない。親世代とは異なる価値観で生きていかないといけない。

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    2021年08月31日
  • 人口減少社会のデザイン

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    なんだかんだいって戦争によりもたらされた荒廃ががいまの日本で勃発している課題問題と地続きで繋がっているんだなぁと感じた。私は運転できないのでできればヨーロッパ型の都市で暮らしたい。単なる人口減少に伴う都市設計だけでなく、死生観などいろんなトピックが展開されていたので、もう一度読み込んでもいいかもしれない。ほんと現代を生きる自分としては、ライフワークとしてずっと考え方針を立てていかないとなテーマだわ。

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    2021年08月19日
  • 人口減少社会のデザイン

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    ネタバレ

    人口減少社会という確実に見えている未来に向けたあり方を考えるためのヒントとして読書。
    幅広いデータに基づいて論理展開されており、
    納得感のある論であり、良著。これからを生きるヒントとなりそうな本。

    メモ
    ・今後の持続可能性に関する重要論点
     財政、世代間継承性における持続可能性
     格差拡大と人口における持続可能性
     コミュニティないしつながりに関する持続可能性

    ・aiによる日本未来シナリオ、都市集中型か、地方分散型かが最大の分岐点

    ⭐︎経済成長あるいは一人当たり所得水準が一定レベルを超えると幸福度との相関が弱いものになっていく。幸福を左右する要因は
    コミュニティのあり方、つながり
    平等度

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    2021年08月15日
  • 人口減少社会のデザイン

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    これからの少子高齢化社会をどのように準備して、生きていくかの“知恵”が書かれている良本です。政策だけでなく死生観、人類での文化的な変化、人としての大事のことなどを哲学的に教えてくれます。未来を想定して今の自分に何ができるか考えさせられます。

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    2021年08月05日
  • 人口減少社会のデザイン

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    哲学的な話にまで展開されるのは意外にも感じられたが、読みやすくて内容もたっぷりある良書だと感じた。

    高福祉国家と低福祉国家の比較はよく聞くけど、
    アメリカなどの低福祉国家はそのかわり受けられるサービスも少なく自己責任であるのに対し、
    日本は負担は少なく得るものは多く、ひずみは将来への借金で押し付けている、理念なき政策になっているという主張(やや誇張してしまったかも)に
    ほとほとこの国が嫌になった。

    基礎年金が少なく、二階建ての部分が多いことで
    所得再分配効果が薄れているというのもなるほどと思う。

    かわってほしい、かえていきたい。

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    2021年08月02日
  • 人口減少社会のデザイン

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    これからの時代は、都市集中ではなく、地方分散の流れがますます進んでいくという著者の展望に、共感しました。
    本書では、国内外の豊富な事例を交えながら、人口減少社会のあり方を幅広いテーマで考察されていて、とても示唆に富んでいます。
    特におもしろかったのが地域再生のテーマ。「中心部からの自動車排除と歩いて楽しめる街」というヨーロッパの事例は日本でもぜひ広がっていってほしいです。
    高齢者がゆっくり楽しめる市場や空間が広がっていけば、高齢者のお出かけは増えて健康になり、楽しみも増える。わざわざ都会に出かけなくても地域内で買い物ができたら、買い物難民だって解消するし、産業も発展し、地域も活性化する好循環に

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    2021年07月24日
  • 人口減少社会のデザイン

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    ネタバレ

    人口減少時代に突入している日本で、
    今後の社会のあり方の考え方を学ぶため、購読。
    本書は、都市政策や地域活性化などにも言及しているが、
    核となるのは、それらを受けた、
    社会保障のあり方への提言だ、と思う。

    ○本書をまとめると、社会保障のあり方は、
    ・事後から事前へ―人生の前半への社会保障を厚く
    ・フローからストックへ―住宅などへの保障を
    ・サービス・ケアの重視へ
    ・都市政策、まちづくり、環境政策と、社会保障の統合


    以下、参考になった部分の要約。←は私のコメント
    ・現在の日本の地方都市の空洞化は、国の政策の失敗の帰結ではなく、むしろ政策の成功によって、実現した結果である。
    ←自動車のための

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    2021年03月08日
  • ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来

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    ネタバレ

    本書は、現在の資本主義体制が、資源の枯渇や格差の問題などが現れている点を含めて、人類の幸福や精神的充足をもたらしているのかという現状を踏まえ、資本主義とパラレルに発展してきた科学技術が人間にとって何をもたらし、それの資本主義との関係性を探っていくものである。
    .
    資本主義とは何かについてまず考察しており、著者は「市場経済+限りない拡大・成長」を志向するシステム、と定義する。これは利潤の量的拡大による全体のパイの拡大が社会の利益につながるという議論が前提としてある。これを達成するために、個人が社会から独立した存在であることと、人間は自然を支配できることを思想的な出発点としている。
    .
    このような

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    2020年11月02日
  • コミュニティを問いなおす ――つながり・都市・日本社会の未来

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    科学、宗教、人類史から各国の政策、自治体アンケートまで幅広い内容で、時間~空間、ソフト~ハードと視点が切り替わりついていくのが大変だった。
    日本の経済や社会に関する本は、同じようなことを違う切り口で述べていることに気づく。
    高度経済成長期の功罪とか急激な都市化、そして歴史的に普遍的原理が不存在であること。経済や社会保障、生き方などに価値観の転換が求められていることなど、この本でより大きな視点から再確認できた。

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    2020年07月14日
  • 田園回帰がひらく未来 農山村再生の最前線

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    なぜ、都市の人々、特に若者が農山村に向かうのか。農山村は受け入れる準備はあるのか。この現象にはいかなる多様性があるのか。この動きを定着させる戦略とはーはじめにより


    「田園回帰」をめぐる様々な論点があるなかで、2015年11月17日に実施されたシンポジウム「都市・農村共生社会創造全国リレーシンポジウム」の東京会場での基調講演とパネルディスカッションをまとめた記録&提言集。

    印象的だったのは、
    「田園回帰」の動きが、「豊かさ」と「貧しさ」の再定義につながると提言されていたこと。
    物質的な豊かさから、関係性の豊かさへ。


    中山間地域に空き家を抱えて、管理と運用に困っている私も、何かで

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    2019年05月28日
  • コミュニティを問いなおす ――つながり・都市・日本社会の未来

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     第二部は”社会システム”という切り口からコミュニティを問い直していく章でした。主に都市計画や福祉政策の歴史的展開の振り返りや、社会システムの国際比較を通して、現在のコミュニティや公共を分析していくというテーマです。
     具体的には、第一部の視座に加え、「公-共-私の役割分担/力点の相違」「社会システムをインフォーマルな形で支えるもの」「土地の公共性の変化」「フロー/ストックからみた公平性」「住宅政策」「コミュニティの世代的継承性」などの様々な視点から分析をし、関連付けをしていました。

     一番印象に残ったことは、ある地域のコミュニティを分析するためには、社会システムという様々な視点からも詳し

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    2018年11月26日
  • 創造的福祉社会 ――「成長」後の社会構想と人間・地域・価値

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    第3章「私たちは人間と社会をどのように理解したらよいか」圧巻です。タコツボ化と言われるほど分化しすぎてしまった現在において、とてつもなく広範囲なテーマに果敢に挑戦されることに畏怖の念さえ抱きます。ひとつ残念なのは書籍タイトルが、本書の一部しか表現できていないことではないかと感じています。

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    2018年10月13日
  • 持続可能な医療 ──超高齢化時代の科学・公共性・死生観【シリーズ】ケアを考える

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    医療保障の問題を広く多面的に考えた好著。
    述べられていることのどれもがすぐに取り組まれるべき課題と理解できるのだが、実現可能性が高くないようにも思われて、絶望的になる。

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    2018年06月24日
  • 創造的福祉社会 ――「成長」後の社会構想と人間・地域・価値

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    最初はおもしろかったけど、最後は話が福祉から離れて行ってる感じでちょっとモヤモヤ。
    というか、時間的な問題で一気に読み終わることができず、読み終わるまで何度も中断するので、毎回「何の話だっけ?」から始まってしまうという、イタさの問題かもしれない。50過ぎたら、本は一気に話み終わろう。一週間以上間を開けてはいけない。

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    2018年03月26日
  • 田園回帰がひらく未来 農山村再生の最前線

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    地域創生で著名の3名が集結したセミナーを書籍化。

    経済の地域循環、地域みがき、得意を持ち寄って暮らす

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    2016年06月14日
  • ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来

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    社会政策を専門とし、これまでにも新書版を含めて多数の著書を持つ広井良典氏が、産業革命以降200年以上に亘り続いてきた資本主義社会に綻びが見える現在、資本主義の後に来る社会を予想・提言したものである。
    テーマは壮大で、各学術分野に跨る分野横断的な内容となっているが、広井氏は他の著書と同様に丁寧に論考を進めている。
    主旨は概ね以下である。
    ◆人類の歴史には、人口や経済の「拡大・成長」と「定常化」を繰り返す3回の大きなサイクルがあった。第1は、約20万年前に現生人類が登場し狩猟採集が始まった段階、第2は、約1万年前に農耕社会に移った段階、第3は、18世紀の産業革命以降である。また、過去2回の定常期は

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    2016年01月11日