【感想・ネタバレ】持続可能な医療 ──超高齢化時代の科学・公共性・死生観【シリーズ】ケアを考えるのレビュー

あらすじ

高齢化の急速な進展の中で、日本の医療費はすでに年間四十数兆円を超え、さらに着実に増加している。一方、私たちは医療や社会保障に必要な負担を忌避し、一千兆円に及ぶ借金を将来世代にツケ回ししつつある――。そもそも医療とは、科学、社会システム、ケア、死生観、コミュニティといった多様なテーマが交差する領域だ。これらの全体を俯瞰したうえで、医療のありようや社会の中での位置づけが、いまこそ公共的に問いなおされねばならない。持続可能な医療そして社会を構想するための思想と道筋を明快かつトータルに示す。

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Posted by ブクログ

医療保障の問題を広く多面的に考えた好著。
述べられていることのどれもがすぐに取り組まれるべき課題と理解できるのだが、実現可能性が高くないようにも思われて、絶望的になる。

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2018年06月24日

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