ジム・ロジャーズのレビュー一覧
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3.6 (5)
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本書は大統領選挙前に書かれたものだが、概ね予測どうりが恐ろしい。
トランプ政権の主たる政策の中で「プロジェクト2025」にある「ディープ・ステート」(闇の政府)を崩壊させる事はバイデン政権でも続いた民主党下での腐敗した組織を壊滅し、従来の自由主義を復活させると言う意思がある。だが、司法省内の裁判権含めた法的免責問題などは、悪用される懸念があると言う。元トランプ大統領補佐であるボルトン氏はトランプ氏が独裁者的存在を持つかについて「それほど利口ではない」し「アメリカの憲法も制度も強靭」であるとも言っている事には期待したい。だが、現実多くの大統領令による世界を恐怖・脅威を発進していることが今後どんな -
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Posted by ブクログ
【危機の時代】 ジム・ロジャース
こんなひとにおすすめ。
投資家の市場のとらえ方、¥への考え方を知りたい人。
【A;購読動機】
ジム・ロジャース(以下、ジムとする)は投資家です。ウォーレン・バフェットと同じく投資家です。
投資家が、アメリカ、日本、そして世界全体をどのようにとらえているのか?
また、その理由が何なのか?を知りたくなりました。
なぜ?それは、自身の観察や思考能力を棚卸しすることにもつながるからです。
また、投資家の考え方をしることは、投資を受ける側(企業側)の実務にもプラスになると考えたからです。
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【B;著書の内容】
ジムの体験をもとにした考え方が記述されて -
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Posted by ブクログ
ネタバレ著名投資家のジム・ロジャーズは、2020年に経済危機が起こると予言していました。
本書は、新型コロナ肺炎が発生した後、タイムリーに出版されたものです。
「歴史は繰り返す」とし、2020年の危機は、世界各国が負債を積み上げ過ぎていたことが危機の予兆だと述べています。
彼は投資家として成功していると思っている人は多いようですが、大失敗もしています。大失敗をしているからこそ、その後の成功があるわけです。
私が業務上、個人投資家の方とお話をすると、みなさん「失敗はしたくない」とおっしゃいます。
いいえ、失敗をして、そこから学んで、経験を積み上げる必要があると、私は思っています。
本書には、 -
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ジム・ロジャーズ曰く、日本に明るい未来はないらしい。 しかしこのことは、いろんな本にも書いてある、IT関係、飲食関係、経済、あらゆる分野の著者が同じことを言っている。ということは、やはりそういう未来が訪れるのだろう。
日本は少子高齢化が深刻で、借金も多く抱え、かつての日本のような経済の成長は見られない。ジム・ロジャーズは、日本の方々は海外に移住した方が良いというほど、日本の未来には期待が持てない
今まで読んできた本の著者も既に海外移住している人は何人もいる。
ただし、アメリカに移住してもいけないとい言う、するなら中国、絶対次の世界の覇権を握るのは中国だと言っている。
この内容だけでも十分面 -
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1.投資家が世界をどのようにみているのかを知りたい
2.日本がなぜ衰退したのか、これからどうすればいいのか、投資家からみた率直な意見が述べられている1冊です。その場しのぎの政治が国を腐敗させ、既得権益だらけの仕組みを作ってしまった日本の政治家達の罪は重く、改善しようにもどうしようもできない始末になっています。そこで、著者は、外国人の受け入れを開放することや女性の社会進出を促すことなど、国単位でどうすればいいのかを述べています。
著者は決して日本が嫌いだからこのようなことを言っているのではなく、好きだからこそこのようなことを言っています。机上の空論ではなく、実際にアメリカや中国をバイクで横断し -
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この本を読むと途中で日本を抜け出したくなる。
ジム・ロジャーズは今は日本への投資はできないと嘆く。もう全て日本株のポジションから手を引いた。
借金まみれて国債と札を増刷。やがて円の価値は落ち、日本の魅力はなくなっていく。
オリンピック後の危うさも警鐘の一つ。
古い政治体質から抜け出せず、例えば中国のイノベーションには全くついていけない。
今もし子供に第二外国語を学ばせるなら絶対に中国語だと確信して自分の娘にも中国語を学ばせるためにシンガポールに移住してしまった。
投資術では「お金持ちになるのに必要なのは情熱だ!」と言い切る。「小さな変化に気づいたならその変化の背景を探ってみる。それがやがて大き -