ジム・ロジャーズのレビュー一覧
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いわゆる投資のための本ではないと思うが、情報をどう手に入れるか、手に入れた情報をどう見るか、という姿勢の部分で参考になることがとても多い。
「歴史に学ぶ」という言葉通り、世界で起こっている物事を、過去の事例に当てはめて考察すること、投資する対象についてはリサーチを欠かさない、特に現地に行ったりして一次情報を多く仕入れること、この2つが感情や甘言に惑わされずに、上手く世界と向き合っていくコツだと感じた。
内容は、ジム・ロジャーズ氏の様々な知見を元に「私ならこうする」というスタンスで書かれており、自分の考えとは異なる部分もあったが、だからこそ世界をもっと自分の目で見たいと思えた。 -
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投資家として有名なジムロジャースの本。
主な取引分野が株のアメリカの投資家バフェットとは違い、彼の投資対象は世界中の様々な投資分野で、株から商品までその範囲は広い。自分がよく知るものを投資するのはバフェットと同じ。彼らのような投資家はギャンブルしない。 時間を十分にとる。 売り買いのタイミングも慎重で、下がった時の見極めがうまい。
将来性として、日本よりも朝鮮の方が有望と感じているようだ。果たしてその通りになるか気になる。日本は人口減と債務で凋落する国と見ているようだが、その見解は少し違う気がする。 労働人口としては、欧米ほど女性が社会参加していないので、そこからの労働人口増は見込めるし、いざとなればアジアからの労働者を受け入れるようになると思う。効率アップ、改善の精神も生きている。 日本人のマインドは、基本的に心配性で悲観的なので危機は常に感じている。 労働者の人口の問題は、数だけでは測れない質の違いがある。この問題は、ロジャースに言われるまでもなく分かっていることなので、対応は可能だろう。 その点では楽観的だ。読んでいて違和感を感じる部分も多かったが、本の内容は面白かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアフターコロナ時代の身の振り方の本。
過去のこの著者の主張とあまり変わらず、目新しい内容は少ないかなー
<以下、ネタバレ>
・これから移住をお薦めする地域
→ 韓国、中国、ベトナム(21世紀はアジアの時代)
・中国 → コロナからいち早く回復。今後今世紀の覇権国になるのだから検討しておくべき。
・韓国 → 38度線が開いた時チャンス!(北朝鮮と合併)朝鮮半島をヒト、モノ、カネが自由に動くようになりチャンス到来。北朝鮮は高い教育と安価のあ労働力。韓国の経営能力と資本により飛躍
・ベトナム → 人口多く、労働力もモノも安く、資源豊富。以前のシンガポール同様に人口が自然に増えていくので未来は非常に明るい
→ベトナムへ旅行しよう!!!投資もしてみよう
・自分の子どもは大学から地元からできるだけ遠く離れることが最高の教育
→違う国(できたら中国)で教育を受けさせるのが望ましい。せめて早くから海外旅行を経験し、世界を見せること
・銀 → 商品と株は11年単位で交互にやってくる。保険としてポートフォリオにある程度組み込むこと。
株式の下落やひどいインフレ時のヘッジ手段
→債券の代わりに入れていくか。
・中国では現金でタクシー支払いはできない
→国が紙幣を印刷し、流通させるだけでもコストかかる。それよりは何に使われるか監視できるデジタル通貨の方が国は望む -
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ジム・ロジャース氏がグローバルな視点から日本への警告を記した著書。
著者は歴史を重んじており、人間は同じ過ちを繰り返すと主張している。現在は先進国が揃って金融緩和をしており、お金が市場にあふれているため、各国の市場は株高を形成しているが、遠からずバブルは崩壊すると警告する。
その中には日本も含まれており、さらに日本は労働人口の減少と超高齢化が進むため、移民を受け入れない限り先進国であり続けることもできないと警鐘を鳴らす。
一方で、今後の発展が期待できる国といて、一党独裁にと市場開放で成功した中国、財政が健全で天然資源が豊富なロシア、南北統一したときの朝鮮半島をあげている。一方でインドは小規模な農業従事者を優遇する政策や外資への規制などがあるため発展が期待できないとしている。
・良い投資家になりたいなら、バランスシート(貸借対照表)を読むことを学ぶ必要がある。バランスシートから始めれば、投資を考えている会社が健全かどうかを知ることができる。バランスシートは損益計算書よりもはるかに重要になる。
・個別投資よりもインデックス投資の方が優れている。
・自分が多くのことを知っている詳しい分野以外に決して投資しないこと。 -
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コロナや災害などの危機に陥った時に投資家としてどう考えているのか?ということが気になり、著書を読んでみました。
著者については全く知らなかったのですが、この本が平積みされていたり、Youtubeにて紹介されていたこともあって知りました。
投資家として世界的に有名な方だそうで、この本を読んでみると、今回のコロナなどの危機に際しても動じることなどないように思えました。それは著者がそういった危機を今までにも経験しているからであり、また著者自身が歴史や哲学が好きで本などからも危機の際にどう行動すればいいのかを心得ているからだと思いました。
危機になった時の投資家としての考え方などは勉強になりました。ただ、中国への期待がすごく大きいのが私とはまた違った考えでどうなんだろう??と疑問を呈せずにはいられない部分ではありました。
日本についてもよくご存じで、難しいビジネス本かと思っていましたが、読みやすい文章でした。 -
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ネタバレ講演録のようで、目次だけで内容の8割を把握できる。2019年のビフォーコロナのころに書かれたため、それは割り引いても大変読みやすかった。私がメモしたのはこのくらい
・アベノミクスによる景気昂揚はうわべだけの好景気。日銀がお札をすりまくり株や債券を買いまくってるだけ。いつか安倍が日本経済をダメにしたと振り返る日が来る。
・危機にこそ投資の機会がある。日本は教育レベルが高く勤勉で危機からの復興には強い。が人口減少がどうしようもなくキツイ。
・朝鮮半島統一は確実で、そのとき韓国経済のマイナスを補うプラスが非常に生まれる(晩婚化、高齢化の解消と国内需要の拡大)
・中国は共産党独裁を危惧されているが、独裁は絶対悪ではない。シンガポールなどプラスに働く面もある、鄧小平は非常に賢い独裁者だった。中国で独裁者の地位にのぼるのは、アメリカの大統領選挙よりも厳しい選抜をクリアする必要がある。
・ブロック経済や貿易戦争が勝者を生まないのは歴史が証明している。トランプはアホにしか見えない。アメリカ経済は今後下り調子になるしかない、一部のITだけが調子よいだけ。
・インドは宗教・官僚・言語、余りに多様すぎて本物の国家になるにはまだまだ。皆が嫌っているロシアこそ投資のうまみがある。欧米の反露アレルギーのメディアにまどわされるな。
・通貨の混乱やインフレから身を守るには、リアルアセットを持つしかない、不動産や金銀など。 -
Posted by ブクログ
著者は日本経済の先行きには悲観的な考えであった。このまま日本に住んでいて良いものかと思いつつも、語学力など海外に通用する要素のない自分はとりあえずは今の生活を続けるしかないわけだが、まず語学力をつけておこうかと思う。
ジム・ロジャーズ氏について、世界的な投資家というくらいしか前知識がない状況で読んだのだが、タクシー運転手との会話や美容室の状況などかなり世相を詳しく観察しているのだということに驚いた。投資で長年成果を勝ち取っているのだから当然なのかもしれないが、これは見習う必要があると感じた。お店の店員さんと、普段は日常的な会話くらいしかしないが、客の入りや売れ筋商品のグレードなど、簡単なところから日常的に情報を得る様にしようと思った。
同氏は投資を行うなら自分の得意分野に、と言っている。なかなか胸を張って得意と言い切れることもないのだが、得意分野を身につけるというのは自己投資にもなるし他人への投資を行う際の武器にもなるということだろう。手っ取り早く稼ごうとしないで、よく調べて待つということも提唱されており、それこそが投資の王道ということなのだと思う。
中国がアフリカとの関係を深めている話など国際面の情報についても普段あまり気にしていないことがよくわかった。ある国で倒産が増えたなどちょっとした傾向を把握しておくことも重要そうである。