山岡洋一のレビュー一覧

  • ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

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    再読。

    私にとっての教科書は、この1つ前の『ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則』

    「最初に人を選び、その後に目標を選ぶ」
    「まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、つぎにどこへ向かうべきかを決めている」

    この格言が私の、座右の銘の1つ。

    逆に、何が企業を衰退に向かわせるのか、の逆説的な観点で、本書を再読。ここのところの、自分の周りの負のサイクルを象徴するような選び方だが。。。

    成功から生まれる傲慢、規律なき拡大路線、 リスクと問題の否認、 一発逆転策の追求、屈服と凡庸な企業への転落か消滅・・・

    どれも当たり前といえば当たり前のこと。それがどんなに一時は成

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    2019年03月10日
  • ビジョナリー・カンパニー【特別編】

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    主にビジョナリー・カンパニー2で導き出された研究結果が警察や学校や楽団などの社会セクターと言われる組織にも摘要されるのかを書いた一冊。

    営利目的で存在してる組織ではないので、金銭的な部分や人を選ぶことなどに関しては違いはありますが、第五水準のリーダーシップや弾み車の概念については共通するところがあることも理解できました。
    ただ針鼠の概念の第三の円は営利が目的となっていないので資源に置き換えて考えるところやブランドが重要になってくるところは勉強になりました。

    巻末には企業セクターと社会セクターでの各概念での違いやビジョナリー・カンパニー1,2での研究結果のまとめも書かれており、非常に理解も深

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    2016年09月30日
  • 闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達

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    WindowsNTのプロジェクトの話。有名な本だが初めて読んだ。ストーリーはだいたい想像どおり。むしろ、人物描写が多くて開発の臨場感などはあまりつかめなかった。最終章のまとめは他のチームにも参考できるところがあると思う。

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    2016年09月18日
  • 英単語のあぶない常識 ――翻訳名人は訳語をこう決める

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     翻訳者の著者が、いわゆる学校で習う定訳通りだと意味がとれない、不自然になる例文を提示し、語のニュアンスや使われ方を考察したもの。4分の3は中高で習う定番の単語を取り上げて、例えば「experienceは『経験』か」、「historicalは『歴史的』か」、「traditionalは『伝統的』か」などがある。あとの4分の1はカタカナ語にもなっている、claim, contents, event, global standard, naiveのような単語もあるし、エッセイみたいになってしまっているが、youやheといった人称代名詞を扱った章もある。
     予備校の授業なんかで、例えば「defineを

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    2016年09月12日
  • ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

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    ①成功から生まれる傲慢 ②規律なき拡大路線 ③リスクと問題の否認 ④一発逆転策の追及 ⑤屈服と凡庸な企業への転落か消滅・・・これが衰退の5段階だそうです。TIとモトローラの比較も記載されています。

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    2015年02月13日
  • 新・日本の経営

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    ネタバレ

    最近、「日本企業はその雇用慣行である終身雇用・年功序列を維持しながらグローバル化できるのか?」ということをよく考えます。(考えているだけだけど。。。)
    そのヒントにならないかなと思い、1月から受講予定の授業の教科書を先取り。

    2004年の本なので、今読むと実際とイメージが合わない感じがします。
    例えば、著者は「失われた10年」は失われていたのではなく、その間に日本企業は経営の仕組みを変えたと言っていますが、実際にはその後のリーマンショックで「失われた20年」と言われるようになりました。

    あと、日本企業を褒めてくれるのは有難いのですが、ちょっと贔屓しすぎ。

    自分の目的としても、日本企業/米

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    2014年10月13日
  • ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

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    ――――――――――――――――――――――――――――――
    不適切な人材と適切な人材の違いでとくに目立つ点の一つは、不適切な人材が自分はこれこれの「肩書き」をもっていると考えるのに対して、適切な人材は自分はこれこれに「責任」を負っていると考えることである。

    「わたしはこれとこれに対して最終責任を負っている。前後左右を見渡しても、他に最終責任を負っている人はいない。そしてわたしは、この責任を引き受ける」。103
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    「当社が消えたとき、世界は何を失い、どういう点で悪くなるのだろうか」という問いに対して、説得力のある答えがだせないのであ

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    2014年08月24日
  • 闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達

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    ネタバレ

    What does this all mean?
    要するになんなのかがよくわからない。
    訳の問題なのか、そもそも文章が拙いのか、読むのに疲れた。
    もし読むのであれば、エピローグだけでもいいんじゃないかとも思った。

    得た知識をメモメモ。
    大きなプロジェクトを動かすには、資金と優秀な人材が必要。システムを作るのに優秀な人というのは、コードが書ける人だと思う。コードが書けないと見積もりもできないし、何が正しいかわからないし、品質を評価できない。で、コードをかける人って、独学で勉強してきた人が多いように思う。プログラミング中毒みたいな人。自分はそういうタイプではないけど、本文にもあった「管理者になっ

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    2013年05月01日
  • 闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達

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    Microsoft社がWindowsNTを作り上げるまでの物語。

    バグのために何度も延長されるリリース、決まらない仕様、三歳になる娘の一年間を知らずに過ごすなどなど、複雑で大規模なプロジェクトに挑むチームの猛烈な仕事っぷりが書かれている。

    チームをゴールに導くために、プロジェクトの目標を示し、部下とともに泥だらけになるリーダーの姿はかっこいい。

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    2012年10月04日
  • ビジョナリー・カンパニー【特別編】

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    ネタバレ

    「全体的な状況が悪い中で偉大な実績をあげる」という部分が印象に残りました。
    アメリカの1972年から2002年の過去30年の中で、航空よりも環境が悪かった産業は考え付かなないという状況の中で、株式運用実績1位がサウスウエスト航空であったという事実。
    ―最後には偉大な組織になるという確信を失ってはならない。
    ―同時に、自分たちがおかれている現実の中で最も厳しい事実を直視しなければならない。

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    2012年03月04日
  • 闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達

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    ネタバレ

    Windows NT製作ドキュメント。
    淡々と事実だけを語る書き方は妙にリアルで読み応えがありますが、途中から登場人物紹介がひたすら続く物語になりはじめ敢えなく挫折。
    もうちょっとボリュームを絞ってほしかった。

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    2011年04月10日
  • 翻訳とは何か : 職業としての翻訳

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    容易な評価指標がない仕事は、社会的に低く評価される傾向にあると思う。翻訳もそのひとつ。消費者、発注者が翻訳の質に高い価値を認めづらいため、翻訳者は安定した収入を得ることはできない。消費者を含めた関係者が維持、発展のための努力を怠るのなら、産業の衰退は免れないのだろう。

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    2011年01月05日
  • 日本の経営<新訳版>

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    日本企業における変革を研究するに当たり、是非事前に読んでおきたいと思っていた一冊。

    日本は、欧米的でもなく共産主義でもない第三の道を歩み、欧米以外の国で唯一工業国とも呼びうるまでになった。その原動力となった日本的経営の特徴として「終身雇用」「年功序列」「企業内組合」の3点を著者は指摘した。個々のポイントを欧米的経営と比較すれば、日本的経営の方が欧米的経営に比べて非効率なのかもしれない。だが、日本的経営においては、3つの特徴が終身雇用制度を中心に整合させることで、欧米的経営にも勝るとも劣らない発展を遂げることに成功することができた。日本的経営を語る上では、欧米的価値観で物事を判断してはいけない

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    2010年08月17日
  • ビジョナリー・カンパニー【特別編】

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    うん、2の付属論文という形をとったこの本。企業と対比させ社会セクターに関する考察を書いてるけど、まあ、分析を行っていないため、そんなに読まなくていいかな、といった内容ではある。

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    2010年08月13日
  • 闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達

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    スクラッチで開発する場合、
    ソフトウェア会社以上のプログラミング能力、マネージメント力が必要になると思うのだが、
    現実としてそのようなSIerはない気がする。

    まして本来であれば一発でいいものなんて作れるわけが無いはずなのに、
    バージョンアップされることもない。
    あっても5年に1回と、10年に1回の刷新で、
    それもまた前と同様に0からの新規と同じ。

    企業で使われているシステムというのは、意外にしょぼいのかもな。

    以下抜粋。
    ○私が本当にやりたかったのは、コンピューターを使うことであって、
     コンピューターで問題を解決することではなかった。(P.19)

    ○自分の成功

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    2010年05月02日
  • 闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達

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    WindowsNT開発プロジェクトの舞台裏について綴った作品(の復刻版)。
    改めてWindowsNTが革新的・挑戦的なOSであったことを感じさせられる。

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    2010年05月01日
  • 闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達

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    大きなソフトを作るときは大量のBUGとが発生する。それを直すためにプログラマは終わりがない良いと思われる作業を続ける

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    2009年12月22日
  • ビジョナリー・カンパニー【特別編】

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    1時間くらいで読みました。かの有名なビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 の追記部分的な位置づけとしての特別編なので、分量がかなり少ないです。この本では、ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 での考察や調査を、社会セクター(NPOとか、公共団体とか)の組織に対して適用して、論説を展開しています。地方公共団体や、NPOも基本的な運営の考え方は企業と変わらないんだなといことがわかりとても面白いです。ただ、ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 を読んだことがないと少しチンプンカンプンかもしれません。

    規律ある文化では、人びとは仕事を与えられるのではなく、責任を与えら

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    2009年10月04日