山岡洋一のレビュー一覧
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再読。
私にとっての教科書は、この1つ前の『ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則』
「最初に人を選び、その後に目標を選ぶ」
「まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、つぎにどこへ向かうべきかを決めている」
この格言が私の、座右の銘の1つ。
逆に、何が企業を衰退に向かわせるのか、の逆説的な観点で、本書を再読。ここのところの、自分の周りの負のサイクルを象徴するような選び方だが。。。
成功から生まれる傲慢、規律なき拡大路線、 リスクと問題の否認、 一発逆転策の追求、屈服と凡庸な企業への転落か消滅・・・
どれも当たり前といえば当たり前のこと。それがどんなに一時は成 -
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主にビジョナリー・カンパニー2で導き出された研究結果が警察や学校や楽団などの社会セクターと言われる組織にも摘要されるのかを書いた一冊。
営利目的で存在してる組織ではないので、金銭的な部分や人を選ぶことなどに関しては違いはありますが、第五水準のリーダーシップや弾み車の概念については共通するところがあることも理解できました。
ただ針鼠の概念の第三の円は営利が目的となっていないので資源に置き換えて考えるところやブランドが重要になってくるところは勉強になりました。
巻末には企業セクターと社会セクターでの各概念での違いやビジョナリー・カンパニー1,2での研究結果のまとめも書かれており、非常に理解も深 -
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翻訳者の著者が、いわゆる学校で習う定訳通りだと意味がとれない、不自然になる例文を提示し、語のニュアンスや使われ方を考察したもの。4分の3は中高で習う定番の単語を取り上げて、例えば「experienceは『経験』か」、「historicalは『歴史的』か」、「traditionalは『伝統的』か」などがある。あとの4分の1はカタカナ語にもなっている、claim, contents, event, global standard, naiveのような単語もあるし、エッセイみたいになってしまっているが、youやheといった人称代名詞を扱った章もある。
予備校の授業なんかで、例えば「defineを -
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ネタバレ最近、「日本企業はその雇用慣行である終身雇用・年功序列を維持しながらグローバル化できるのか?」ということをよく考えます。(考えているだけだけど。。。)
そのヒントにならないかなと思い、1月から受講予定の授業の教科書を先取り。
2004年の本なので、今読むと実際とイメージが合わない感じがします。
例えば、著者は「失われた10年」は失われていたのではなく、その間に日本企業は経営の仕組みを変えたと言っていますが、実際にはその後のリーマンショックで「失われた20年」と言われるようになりました。
あと、日本企業を褒めてくれるのは有難いのですが、ちょっと贔屓しすぎ。
自分の目的としても、日本企業/米 -
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不適切な人材と適切な人材の違いでとくに目立つ点の一つは、不適切な人材が自分はこれこれの「肩書き」をもっていると考えるのに対して、適切な人材は自分はこれこれに「責任」を負っていると考えることである。
「わたしはこれとこれに対して最終責任を負っている。前後左右を見渡しても、他に最終責任を負っている人はいない。そしてわたしは、この責任を引き受ける」。103
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「当社が消えたとき、世界は何を失い、どういう点で悪くなるのだろうか」という問いに対して、説得力のある答えがだせないのであ -
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ネタバレWhat does this all mean?
要するになんなのかがよくわからない。
訳の問題なのか、そもそも文章が拙いのか、読むのに疲れた。
もし読むのであれば、エピローグだけでもいいんじゃないかとも思った。
得た知識をメモメモ。
大きなプロジェクトを動かすには、資金と優秀な人材が必要。システムを作るのに優秀な人というのは、コードが書ける人だと思う。コードが書けないと見積もりもできないし、何が正しいかわからないし、品質を評価できない。で、コードをかける人って、独学で勉強してきた人が多いように思う。プログラミング中毒みたいな人。自分はそういうタイプではないけど、本文にもあった「管理者になっ -
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日本企業における変革を研究するに当たり、是非事前に読んでおきたいと思っていた一冊。
日本は、欧米的でもなく共産主義でもない第三の道を歩み、欧米以外の国で唯一工業国とも呼びうるまでになった。その原動力となった日本的経営の特徴として「終身雇用」「年功序列」「企業内組合」の3点を著者は指摘した。個々のポイントを欧米的経営と比較すれば、日本的経営の方が欧米的経営に比べて非効率なのかもしれない。だが、日本的経営においては、3つの特徴が終身雇用制度を中心に整合させることで、欧米的経営にも勝るとも劣らない発展を遂げることに成功することができた。日本的経営を語る上では、欧米的価値観で物事を判断してはいけない -
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スクラッチで開発する場合、
ソフトウェア会社以上のプログラミング能力、マネージメント力が必要になると思うのだが、
現実としてそのようなSIerはない気がする。
まして本来であれば一発でいいものなんて作れるわけが無いはずなのに、
バージョンアップされることもない。
あっても5年に1回と、10年に1回の刷新で、
それもまた前と同様に0からの新規と同じ。
企業で使われているシステムというのは、意外にしょぼいのかもな。
以下抜粋。
○私が本当にやりたかったのは、コンピューターを使うことであって、
コンピューターで問題を解決することではなかった。(P.19)
○自分の成功 -
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1時間くらいで読みました。かの有名なビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 の追記部分的な位置づけとしての特別編なので、分量がかなり少ないです。この本では、ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 での考察や調査を、社会セクター(NPOとか、公共団体とか)の組織に対して適用して、論説を展開しています。地方公共団体や、NPOも基本的な運営の考え方は企業と変わらないんだなといことがわかりとても面白いです。ただ、ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 を読んだことがないと少しチンプンカンプンかもしれません。
規律ある文化では、人びとは仕事を与えられるのではなく、責任を与えら