山岡洋一のレビュー一覧

  • 国富論(上) 国の豊かさの本質と原因についての研究

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    学生時代になんとなく習った気がするけど、よく思い出せない代表例がアダム・スミス『国富論』であろう。国富論といえば「神の見えざる手」という表現が有名であり、マーケットメカニズムよって国民が欲するあらゆるサービスが提供されるので、国家の権限は治安維持や国防、司法に限定すべきであるといった新自由主義的文脈に援用されることが多い。

    しかし、アダム・スミスはそんなことは一言も言っていない。自由放任主義によって個人の利己的な行動が市場の調整機能によって全体の経済を豊かにするという内容は出てくるものの、むしろ主題にしているのは道徳経済論という理性や責任に基づいた経済活動の重要性である。

    そしてこのような

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    2025年10月06日
  • ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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    グッドな会社とグレートな会社を比較分析し、その違いを述べた本。25年前に出されて本であり、研究の対象となっている企業や情報は古いのだが、出された数々の結論は、今でも適用できると思われる。「弾み車」の考え方が肝といえる。参考になった。

    「「人材こそがもっとも重要な資産だ」という格言は間違っていた。人材が最重要の資産なのではない。適切な人材こそがもっとも重要な資産なのだ」p19
    「中核事業で世界一になれないのであれば、中核事業が飛躍の基礎になることは絶対にありえない」p19
    「革命や、劇的な改革や、痛みを伴う大リストラに取り組む指導者は、ほぼ例外なく偉大な企業への飛躍を達成できない。偉大な企業へ

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    2025年09月15日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    エッセンスだけを捉えるなら簡単だけど、読み込んで理解しようとするととても大変。骨太な本。

    1章で概ね主張は完結している気がする。
    そのあとは、主張を盤石にするための膨大な具体例を用いた議論。

    単に色々な企業のことが知れるのは面白い。
    でも読み切るには気合いと覚悟が必要。

    本棚には置いておいて、気になったときに読み返したい

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    2025年08月15日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    行動指針とそれらからくるものが一致しているか。ここからズレた際に修正できるか。短期の利益があり自身からズレてる場合元に戻せるか。
    MVVを元に判断、思考伝えるということはする。

    Valueを再度読み直す。

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    2025年07月21日
  • ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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    事業の原点という表現が相応しいと思う。
    特に、企業が大事にする企業の社会的意義や、トレンドよりも、その企業が大事にする価値観をいかに深掘りするかがポイント、という言葉が刺さった。
    昨今、タイパ、コスパという言葉が流行り、ある一つの基準よりその企業が生産性において、どの程度優れているかが問われる時代となった。しかし、飛躍した企業は、それはあくまで手段の一つとして考え、成し遂げたい世界観に熱狂するという。

    そのような集団には普通の会社では勝てない。
    飛躍するべくして飛躍した会社の最高の要素が凝縮された一冊。

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    2025年06月24日
  • ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

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    ②まではエクセレントカンパニーを対象に考察していたように記憶しているけど、この本は企業の衰退がテーマ。

    個人的に一番印象に残ったのは、
    「下り坂の企業の経営陣」と「上り坂の企業の経営陣」の比較。
    ただ、これはその渦中で内部にいる人ではないと判別できなさそうなことが多く、第三者の投資家としてはその兆候に気づくのは難しいかなと思った

    また、この本が対象としている衰退企業の多くは、衰退の過程で外部からCEOを招聘しているという結果も興味深かった

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    2025年05月30日
  • 国富論(下) 国の豊かさの本質と原因についての研究

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    下巻では、国家の防衛費や司法費、公共に関して、また財政収入、とくに税に関連することについて語られる。加えて『国富論』の解説では、これまでの内容の流れや本書の著者アダム・スミスの経歴が端的にまとめられている。

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    2025年05月11日
  • 国富論(中) 国の豊かさの本質と原因についての研究

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    中巻では主にマクロ経済に関して語っている。ローマ帝国崩壊後のヨーロッパ、いくつかの植民地の言及、重商主義、重農主義の批判、貿易収支、通商条約など、国家の政策にかかわることを他国と比較しながら考察する。

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    2025年05月04日
  • 国富論(上) 国の豊かさの本質と原因についての研究

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    著者は冒頭で生活の必需品、利便品ともに労働によって生み出されることを主張している。また労働の生産性を飛躍的に向上してきたのは分業の結果といい、それと関連して、通貨の起源、普及の過程について語る。

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    2025年05月04日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    ネタバレ

    古典的名著とされており、本書に似たようなことを述べているビジネス書は沢山ある。しかし、ここまでデータを調べて綿密に評価されているものは他にない。

    ビジョナリーカンパニーとは、持続的に成果を上げられる組織のことであるが、そのためには明確なビジョンと浸透させるための仕組みが肝要だということだ。
    とりわけ、自社に置き換えてみると短期的効率OR長期的成長…と、どうしても考えがちだったのだが、それはビジョナリーではないと論破された。AND思考で両立させる方法を考えていかねばならない。

    自職場に対してビジョンを明確にすることはまず第一歩ではあるが、外部環境が変わったときにも本当に必要なものは?という視

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    2025年03月25日
  • ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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    ネタバレ

    0. この本を読む目的は何か
     過去の成功企業からの学びから、私が組織を率いたり、チームを率いる上で大切にしたい価値観をアップデートする。
     私が特に大事だと思うことを抽象化し、実務に活かせるように引き寄せを行う。


    1. この本は要するに何について伝えようとした本だと理解しましたか。また、現在の自分にとって、どのような意味があるかを考えてください。
     偉大な企業というのは、特別なことをやっているわけではない。そして、ブレークスルーをもたらしたような革新的な発展があったわけではない。
     むしろ、すべきことを理解しており、それに必要なことはとことん突き詰め、そうでないことは捨てるということを徹

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    2025年02月01日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    ビジョンがあることも大事だけど、それをどれだけ内部の人間が信仰(半カルト的)して、一貫性持って進歩しようとしてるかが大事なんだと学んだ。転職先は大きなビジョンなどはないけれど、個々のレベルで理念を作っていけるかもしれない。

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    2024年12月19日
  • ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

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    相変わらずの読みやすさと事実分析に基づく理論であったが、今回は前の2作に比べると内容が薄いような。偉大な企業の一部が衰退したため、その後付けをしたような印象もあった。

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    2024年09月08日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    ・ビジョナリーカンパニーにとって大切なこと
    基本理念は維持し、それ以外のことへは進歩を維持し続ける

    ・ジョンジョン創業者
    失敗は当社にとって最も大切な製品である
    (大量のものを試して、うまくいったものを残す)

    ・黒帯の寓話
    黒帯は出発点。常に高い目標を目指し修行し続けること
    (決して満足しない)

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    2024年08月14日
  • ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

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    シリーズ3冊目。
    飛躍した企業が衰退するのはどう言った要因なのかが調査されたもの。
    目次から拾うと、1.成功から生まれる傲慢 2.規律なき拡大路線 3.リスクと問題の否認 4.一発逆転策の追求 5.屈服と凡庸な企業への転落か消滅
    つまりは偉大になる真逆をすると衰退に向かうわけだが、それが困難だから偉大な企業の凄みがわかる。
    会社が大きくなれば調子に乗るし、色々手を出してみたくなる。そして問題があっても認めず、過去の栄光から博打に出る。そして、他社の支配下になるか消えるか。
    企業のサマもまた人生に似ている。

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    2024年07月31日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    サンプルの企業はかなり古いが、書かれていることは今に通じるところがたくさんある。古いからといって捨ててしまうのはもったいない。

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    2024年03月27日
  • ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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    ビジョナリーカンパニーのエピソード0的な本。本質的に正しいような気がするけど実現は相当難しい。何度か読み返すとその時その時で刺さる部分ありそう、今回は「最後には勝つと信じ続けること、ただしそれは楽観主義ではいけない」というとこ

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    2024年02月18日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    感想
    勝利に英雄は必要ない。凡人が足並みを揃えて一心不乱に進んでいける仕組みだけ。企業理念から毎日のルーティンを築き上げる。それが秘訣。

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    2023年11月11日
  • 国富論(下) 国の豊かさの本質と原因についての研究

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    プロの翻訳家 山岡洋一による新しい訳で読む国富論、とても有名な本ですが、なかなか最後まで読むのは難しい本でもあります。とりあえず、巻末にあります、根岸隆の解題から読み始めております。★四つ

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    2023年06月18日
  • ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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    まず「誰をバスに乗せるか」に至極納得すれど、バスから降りるべき人への対応とそれによって疲弊する組織は多く存在するのは確か。
    「ストックデールの逆説」は再読したなかで自分自身に勇気を与えてくれるものであった。厳しい現実に目を背けない、しかし先の見通しは明るい(信じる、覚悟を決める)ANDの精神が胸に刺さった。

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    2023年01月29日