山岡洋一のレビュー一覧

  • 国富論(上) 国の豊かさの本質と原因についての研究

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    著者は冒頭で生活の必需品、利便品ともに労働によって生み出されることを主張している。また労働の生産性を飛躍的に向上してきたのは分業の結果といい、それと関連して、通貨の起源、普及の過程について語る。

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    2025年05月04日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    ネタバレ

    古典的名著とされており、本書に似たようなことを述べているビジネス書は沢山ある。しかし、ここまでデータを調べて綿密に評価されているものは他にない。

    ビジョナリーカンパニーとは、持続的に成果を上げられる組織のことであるが、そのためには明確なビジョンと浸透させるための仕組みが肝要だということだ。
    とりわけ、自社に置き換えてみると短期的効率OR長期的成長…と、どうしても考えがちだったのだが、それはビジョナリーではないと論破された。AND思考で両立させる方法を考えていかねばならない。

    自職場に対してビジョンを明確にすることはまず第一歩ではあるが、外部環境が変わったときにも本当に必要なものは?という視

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    2025年03月25日
  • ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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    ネタバレ

    0. この本を読む目的は何か
     過去の成功企業からの学びから、私が組織を率いたり、チームを率いる上で大切にしたい価値観をアップデートする。
     私が特に大事だと思うことを抽象化し、実務に活かせるように引き寄せを行う。


    1. この本は要するに何について伝えようとした本だと理解しましたか。また、現在の自分にとって、どのような意味があるかを考えてください。
     偉大な企業というのは、特別なことをやっているわけではない。そして、ブレークスルーをもたらしたような革新的な発展があったわけではない。
     むしろ、すべきことを理解しており、それに必要なことはとことん突き詰め、そうでないことは捨てるということを徹

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    2025年02月01日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    ビジョンがあることも大事だけど、それをどれだけ内部の人間が信仰(半カルト的)して、一貫性持って進歩しようとしてるかが大事なんだと学んだ。転職先は大きなビジョンなどはないけれど、個々のレベルで理念を作っていけるかもしれない。

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    2024年12月19日
  • ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

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    相変わらずの読みやすさと事実分析に基づく理論であったが、今回は前の2作に比べると内容が薄いような。偉大な企業の一部が衰退したため、その後付けをしたような印象もあった。

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    2024年09月08日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    ・ビジョナリーカンパニーにとって大切なこと
    基本理念は維持し、それ以外のことへは進歩を維持し続ける

    ・ジョンジョン創業者
    失敗は当社にとって最も大切な製品である
    (大量のものを試して、うまくいったものを残す)

    ・黒帯の寓話
    黒帯は出発点。常に高い目標を目指し修行し続けること
    (決して満足しない)

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    2024年08月14日
  • ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

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    シリーズ3冊目。
    飛躍した企業が衰退するのはどう言った要因なのかが調査されたもの。
    目次から拾うと、1.成功から生まれる傲慢 2.規律なき拡大路線 3.リスクと問題の否認 4.一発逆転策の追求 5.屈服と凡庸な企業への転落か消滅
    つまりは偉大になる真逆をすると衰退に向かうわけだが、それが困難だから偉大な企業の凄みがわかる。
    会社が大きくなれば調子に乗るし、色々手を出してみたくなる。そして問題があっても認めず、過去の栄光から博打に出る。そして、他社の支配下になるか消えるか。
    企業のサマもまた人生に似ている。

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    2024年07月31日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    サンプルの企業はかなり古いが、書かれていることは今に通じるところがたくさんある。古いからといって捨ててしまうのはもったいない。

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    2024年03月27日
  • ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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    ビジョナリーカンパニーのエピソード0的な本。本質的に正しいような気がするけど実現は相当難しい。何度か読み返すとその時その時で刺さる部分ありそう、今回は「最後には勝つと信じ続けること、ただしそれは楽観主義ではいけない」というとこ

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    2024年02月18日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    感想
    勝利に英雄は必要ない。凡人が足並みを揃えて一心不乱に進んでいける仕組みだけ。企業理念から毎日のルーティンを築き上げる。それが秘訣。

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    2023年11月11日
  • 国富論(下) 国の豊かさの本質と原因についての研究

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    プロの翻訳家 山岡洋一による新しい訳で読む国富論、とても有名な本ですが、なかなか最後まで読むのは難しい本でもあります。とりあえず、巻末にあります、根岸隆の解題から読み始めております。★四つ

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    2023年06月18日
  • ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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    まず「誰をバスに乗せるか」に至極納得すれど、バスから降りるべき人への対応とそれによって疲弊する組織は多く存在するのは確か。
    「ストックデールの逆説」は再読したなかで自分自身に勇気を与えてくれるものであった。厳しい現実に目を背けない、しかし先の見通しは明るい(信じる、覚悟を決める)ANDの精神が胸に刺さった。

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    2023年01月29日
  • ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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    ※以前に読んだ本の登録
    ざっくりメモ

    偉大な企業になる企業だけが持っている共通点について、その法則を学べる本。有名な書籍。

    ポイントメモ
    ・第五水準のリーダーシップ
    ・最初に人を選び、その後に目標を選ぶ
    ・厳しい現実を直視する
    ・針鼠の概念
    ・規律の文化
    ・促進剤としての技術
    ・悪循環ではなく弾み車

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    2022年12月18日
  • ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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    何をやるか、なぜやるかよりも誰とやるかが何よりも大事ってのは目から鱗だった。ただ、やはりサラリーマンにとっては参考にできることが限られてくる。経営に参画するみ身じゃないとどうにもならない。

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    2022年11月26日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    前々から「読まなくては」と思っていた本です。
    ようやく読みました。

    自分が想像していた内容とは違っていましたが、会社のあり方を考える上で、参考になりました。
    とはいえ、ビジョナリー・カンパニーへの道は、なかなか厳しくて険しく、そして遠そうだということもわかりました。

    個人的に気になったのは、この本の内容が、本当に成功の法則といえるのかどうか、という点です。
    巻末に、この点に関する補足がありましたが、説明になっているような、いないような…。
    この辺り(再現性の立証の難しさ)が、経営学の難しさなのかも、と改めて思いました。

    とはいえ、会社の経営を考える上で、よい本であることは間違いないと思い

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    2022年10月24日
  • ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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    名を残すような偉大な企業で居続ける要素の本
    いい感じでまとめられている、企業版の7つの習慣と言った感じか
    ①誰をバスに乗せるか②最後にかならず勝つ③単純明快な戦略④人ではなくシステムを管理⑤はずみ車と悪循環
    BHAG①時を告げるのではなく時計を作る②ANDの才能③基本理念④基本理念を維持し進歩を促す

    ①誰をバスに乗せるか
    行動を引き出すためでなく、報酬によりバスに乗り続けてもらう。疑問があれば採用しない。人を入れ替える。最高の人材は問題ではなく機会に当てる。

    ②最後にかならず勝つ
    質問によって指導、強制ではなく対話と論争、批判ではなく解剖、情報を無視できなくする

    ③単純明快な戦略
    世界一

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    2022年07月02日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    ネタバレ

    面白い。永続に続く企業はどんな企業か。。。。
    いきなり聞かれてもわからないような事の答え?が書いてある気がします。
    個人的には カルトの様な文化 が一番衝撃的だった。。。やっぱり世の中甘くないなと。。。。笑

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    2022年02月12日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    この本を読んで、対象企業への知識が足りなすぎたと感じた。アメリカの名だたる企業が出てくるが名前を知っている程度で何を行なってきたのか、どういう歴史があるかまでは知らない。そこを認識した上で読むと理解が深まると感じた。調査方法がとてもシンプルでかなり大変なことだ。ビジョナリーカンパニー(先見的な歴史ある企業)と同時期に過ごした比較企業の差を歴史を遡り比較し、ビジョナリーカンパニーになりうる共通項をみつけていく。基本理念、企業理念が会社に浸透していることが何より大事である。企業は人の集合体であるが、全員他人だ。それぞれ様々な環境の中で生まれ育っている人間が集まり大きな目標を達成する。会社の色や本質

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    2021年12月23日
  • ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

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    企業がビジョナリーであるために時代を超えて普遍的な在り方が書かれた本。
    25年以上も前に書かれていても古さを感じないのは、この考え方が環境が変わっても未来に続いていく考え方なのだと思う。

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    2021年12月04日
  • ケインズ 説得論集

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    全体主義を理解するためには、第2次世界大戦を理解する必要があるし、それを理解するためには第1次世界大戦とその起源、そして2つの大戦の間の時代を理解する必要がある。

    ベルサイユ講和条約の交渉にイギリス代表の一人としてたずさわり、その講和条件がドイツの経済的・社会的な破壊、そして全体主義的な社会につながりうることを指摘したケインズ。

    「説得論集」は、そのケインズが、第1次世界大戦と第2次世界大戦の間に書いた時事的な評論などをあつめたもので、デフレーション、金本位への復帰などなどのテーマについて、「節約」重視のディスコース、自由放任主義的なイデオロギーなどなど、当時の常識と戦い続ける姿がここにあ

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    2021年12月04日