【感想・ネタバレ】ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年03月27日

書かれている分析やデータをそのまま活用できるかはわからないし、実はそこが本質ではない。企業活動という不確かなものを本理的に説明しようとした事が画期的。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月26日

有名な本なので昔から存在は知ってましたが、分厚さや、タイトルがピンと来ず、何となく敬遠してました。

感想。
読んでよかったです。どうやったら偉大な企業になれるのか、偉大な企業の分析結果から語られている本。

備忘録。
・第五水準のリーダーシップ。飛躍を指導した企業は、万事に控えめで、物静かで、内気...続きを読むで、恥ずかしがり屋ですらある。謙虚さと職業人としての意志の強さを併せ持つのが特徴。

・最初に人を選び、その後に目標を選ぶ。

・厳しい現実を直視する。だが勝利への確信を失わない。

・針鼠の概念。極めて単純な戦略で、中核事業やコアコンピタンスはなく世界一になれる分野に取り組む。戦略ではなく、分野がどこか。

・弾み車。偉大な企業への飛躍は、劇的なイベントによってなされるものではない。一瞬の幸運や、奇跡の瞬間もない。巨大で重い弾み車を一つの方向に回し続ける取り組みに似た行動が必要。

(以上が結論。読み終わってから、本書の冒頭部分の要約を読むとスッキリする。以下はキラーフレーズの備忘録)

・全ての答えは「リーダーシップ」という短慮を打破するのが本書。

・偉大な企業の経営者は、その要因を「幸運」という。謙虚なのだ。

・偉大な企業の経営者は、「まず目的地を決めて、次に共に旅をする人を決める」という手段を取らない。まずバスに乗せる人を決める。素晴らしい人をバスに乗せれば、行く先も変えられる。

・大事なのは、適切な人をバスに乗せることと、不適格な人はバスから降ろすこと。ここの厳格さが必要。

・一人の天才が最初に目的地=ビジョンを決めて、その後に実現に必要な人を選ぶのは、第四水準の経営者。偉大な企業にはならない(良い企業にはなるのだろう)。

・採用においては、疑問があれば採用せず、人材を探し続ける姿勢が有効。

・座らせている席が悪いのか、座っている席が悪いのか、その判断には時間がかかる場合がある。それでも飛躍した企業の経営者は速やかに何かしらの行動している。

・答えではなく質問によって指導する。

・危機において、乗り越えるのではなく、その機会に更に飛躍することを考える。

・偉大な企業は、新興技術に慌てない。よく考えて対処する。

・規律の「文化」に頼る。

・偉大な企業への飛躍に、魔法の瞬間などない。一撃突破などない。

・ビジョンや計画を示した後、皆が確認できる実績で方向の正しさを示す。

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Posted by ブクログ 2023年11月05日

第5水準のリーダーシップ、誰をバスに乗せるか、針鼠の概念など、経営の名著であるが故に多くの気づきと学びがあるが、中でも最も印象深いのは、誰をバスから降ろすかという考え方だった。残酷なように感じるが、これが結局はお互いのためなのだと思う。

以下、備忘しておきたい一文。
・このバスでどこに行くべきかは...続きを読む分からない。しかし、分かっていることもある。適切な人がバスに乗り、適切な人がそれぞれふさわしい席につき、不適切な人がバスから降りれば、素晴らしい場所に行く方法を決められるはずだ。

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Posted by ブクログ 2023年06月18日

第5水準のリーダーシップ。謙虚であり職人としての意志の強さを持つ。
最初に人を選び、その後に目標を選ぶ。とにかく適切な人から選ぶ。不適切な人を適切な人にするのは難しい。
厳しい現実を直視する。問題から目を逸らしたり、すり替えたりせず、真っ向から取り組む。
針鼠の概念。世界一になれる部分、情熱をもって...続きを読む取り組めるもの、経済的原動力になるものが重なる部分。たった一つの肝心要の点。
規律の文化。暴君による規律ではなく、自発的な規律。
弾み車。継続して行く事全てが原動力。
これらの法則は教育にも当てはまると感じた。

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Posted by ブクログ 2023年01月03日

偉大な企業はなぜ偉大なのか?を大きく7つの要素で説明した1冊。
分析対象企業は米国の株式市場より11社が明確な基準で選出されており、これらを膨大な労力をかけて研究した結果がまとめられている。
誰をバスに乗せるかが重要、とはよく聞くが、行き先(ビジョン)を決めることよりも先であるというのは意外な点だっ...続きを読むた。強烈なリーダーシップを持ったリーダーがビジョンを明確に定め個の力で集団を導いていく、だけでは長期に渡る「偉大な企業」を作ることは到底できないということなのだろう。
とはいえ、どれも成功要因としては理解はできるものの、実践が難しいものばかり(偉大な企業になり得る成功要因なので当たり前だが)。
実務に引き寄せる上では巻末のFAQコーナーが役に立つ。

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Posted by ブクログ 2022年01月19日

「人材は最重要の資産ではない。適切な人材こそがもっとも重要な資産なのだ。」という一文に心がスッキリした。労働力不足やら働き方改革やらで、従業員が優遇される傾向にあるが、無条件に人財扱いされるわけがないと思う。

「従業員の動機付けは、弾み車を押し続けることで、みんなが確認できるような実績を示せれば十...続きを読む分」といった趣旨のことが書かれていたが、これも適切な人材を集めているからこそだと思う。少し前に読んだ「V字回復の経営」という別の書籍には、従業員の意識改革に力を注いだり戦略的に仲間を増やしながら成功に導く様子が描かれており、対極的な内容で非常に興味深かった。

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Posted by ブクログ 2021年08月29日

内容がいずれも実際に結果を上げている会社の分析から成り立っており説得力がある。また、独自の内容が多く、筆者自身もそう考えていなかったことが、結果として導かれる点は面白かった。第5水準のリーダーの特徴、最適な人をバスに乗せると言った点は特に印象的。

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Posted by ブクログ 2021年05月10日

ドラッカーの本と同様に読みやすく感動する本である。企業のことを書いているが、人生の指針にしやすい。
しかし、紹介されている企業は、倒産している企業や、サププライムショック時に、倒れかけた企業もある。
カーネマンが、批判しているように、成功の因果関係に、多分にバイアスがかかっているのであろう。
だが、...続きを読む確かに勇気づけられたし、こういうふうに生きたいな、と多くの人が思ったのではないだろうか。私はそうだった。だからこの本が好きである。

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Posted by ブクログ 2021年02月28日

シンプルで読みやすい。
章ごと一つだけテーマを扱っていてその具体例を上げているので分かりやすい構成。
本書は偉大な会社に共通する性質から、成功の法則を導くことを目指している。

会社を題材にしているが、個人の生き方に当てはめることが出来るため、経営者で無くとも読む価値のある一冊だと思った。

自分の...続きを読むことで言えば、明確でシンプルなビジョンがないまま、流行や勧められたことに手を出すから、自分の行動には持続性が無いんだなぁと実感した。
言葉にすると恥ずかしいが実際そうだったので仕方ない。
流行や勧められたものでも、ビジョンに合っているかどうかなど考えていなかった。
自分の人生で何を達成するのか、それをどう導き出すのか、考え方もわかりやすく紹介されている。

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Posted by ブクログ 2021年01月31日

石田さんからお借りしました。
Good to Great
-凡庸な企業が(途中から)偉大な企業にどうやって飛躍したのか?、第五人格

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Posted by ブクログ 2021年01月03日

【要点】
本書は、世界の偉大な11社を徹底分析し、
良い(Good)企業 から 偉大な(Great)企業
へ飛躍するための7つの法則(①~⑦)につい
て説明されている。

①第五水準のリーダーシップ(★が第五水準)
 ・有能な個人
  (スキルが高い人)
 ・組織に寄与する個人
  (他の人と協力で...続きを読むきる人)
 ・有能な管理者
  (ヒト・モノ・カネを組織化して
   効率的・効果的に成果を出す人)
 ・有能な経営者
  (ビジョンへの支持し、組織を刺
   激し動かす人)
 ★偉大な経営者
  (謙虚さ・意思の強さの2面性を
   持ち合わせている人)

②適切な人を選抜→行先(目標)を決める
 ×行先(目標)を決める→適切な人を選抜

③ストックデールの逆説
 (困難にぶつかったとしても必ずやり遂げ
  ること)

④ハリネズミの概念
 次の3つの円の中の重なりあった部分を
 攻める。
 ・世界一になれる部分
 ・経済的原動力
 ・情熱をもって取り組めるもの

⑤規律の文化
 規律ある人材に恵まれていれば、過剰な
 管理は不要。

⑥新技術に振り回されないこと
 技術の流行に乗らなず、慎重に選んだ技
 術の利用で先駆者になる。

⑦弾み車と悪循環(転換はゆっくりと進む)
 →1.針鼠の概念に基づき前進する
 →2.成果があらわれる
 →3.成果を見て人が集まる(1.に戻る)
 の循環で偉大な企業はゆっくりと走り
 出す。

【感想】
経営者だけでなく、ビジネスパーソンにお
いても、より偉大(Great)になるための
内容が網羅されている。
必要となるビジネススキルが記されており
且つ、特に上記7つの法則の①~④は、
一個人でも意識し実践できるものであり、
全てのビジネスパーソンに一読してほしい
内容となっている。

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Posted by ブクログ 2020年07月29日

バスに乗る人を決めて目的地を選ぶ、という考え方は言われてみれば成る程、という考え方だが、意識していないと目的地を先に決めてしまいがちなので何度も立ち返る必要があると感じた。
非常に本質を捉えており、深い洞察を得られる。

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Posted by ブクログ 2020年07月28日

■学んだこと 良好→偉大になるために必要な要素

・第5水準のリーダーシップは、個人としての謙虚さと職業人としての意志の強さという一見矛盾した性格の組み合わせから構成される。総じて強い野心を持っているが、その野心は組織に向けられていることが多い。自分の偉大さを示すことには興味がない。厳格と冷酷の違い...続きを読むも理解することができる。

・偉大な企業はまずはじめに適切な人をバスに乗せて、不適切な人をバスから降ろして、その後にどこに向かうかを決めている。誰を乗せるから選ぶことで、行く先の変更が容易になることや、動機付けの問題や管理の問題が必要なくなる。どの企業も、成長を担う適切な人材を集められるよりも速いペースで売上高を伸ばして、偉大な企業になることはできないのである。

・狐はたくさんのことを知っているが、針鼠はたった一つの肝心要のことを知っている。偉大な企業は針鼠のように、基本概念に関係しない点は注目しないのである。針鼠の概念とは、「情熱を持って取り組めるもの」「経済的原動力になるもの」「自社が世界一になれる部分」の3つの円が重なる点だけに集中すること。キャッシュフローと利益は、身体における血と水であって必要不可欠なものではあるが、生きる目的ではないのである。また、どのような基本的価値を目指すか自体は問題ではなく、長期に渡って基本的価値観を維持することが大切である。偉大な企業を目指す理由はないが、すきなものに触れていると自然と偉大を追い求めることになる。

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Posted by ブクログ 2020年05月04日

前書『ビジョナリーカンパニー』の続編として出版されているが、内容としてはこちらが前編と言える。前書が扱ったのは偉大な実績をあげている企業を、偉大さが永続する卓越した企業にする方法であるが、本書では良い組織を偉大な実績を持続できる組織に飛躍させる方法を扱っている。

本書は企業の変化の過程を3つの大き...続きを読むな段階に分けて考えている。そして、各段階それぞれに2つの主要な概念を含んでいる。
①規律ある人材
②規律ある考え
③規律ある行動
この3段階を継続した行動で推し進めることで偉大な企業へと進化する。

その中でも第5章が最も印象的であり、②に関連する針鼠の概念は個人の考え方としても応用ができる。
針鼠の概念とは、ある3つの円が重なる部分に関する理解から導きだされる、企業の資質である。
・自社が世界一になれる部分はどこか
・経済的原動力になるものはなにか
・情熱をもって取り組めるのはなにか
この3つの円を深く理解することで針鼠の概念を確立できる。
針鼠の概念は企業だけでなく個人としても同様だ。
自分が働くうえで、持って生まれた能力にぴったりか、それで十分に稼げるのか、情熱をもって取り組めるのか(これが1番難しいか)、これらを考えることが自分の生き甲斐、天職を見つける大きなポイントになるのではないかと思う。

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Posted by ブクログ 2024年02月18日

ビジョナリーカンパニーのエピソード0的な本。本質的に正しいような気がするけど実現は相当難しい。何度か読み返すとその時その時で刺さる部分ありそう、今回は「最後には勝つと信じ続けること、ただしそれは楽観主義ではいけない」というとこ

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Posted by ブクログ 2023年01月29日

まず「誰をバスに乗せるか」に至極納得すれど、バスから降りるべき人への対応とそれによって疲弊する組織は多く存在するのは確か。
「ストックデールの逆説」は再読したなかで自分自身に勇気を与えてくれるものであった。厳しい現実に目を背けない、しかし先の見通しは明るい(信じる、覚悟を決める)ANDの精神が胸に刺...続きを読むさった。

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Posted by ブクログ 2022年12月18日

※以前に読んだ本の登録
ざっくりメモ

偉大な企業になる企業だけが持っている共通点について、その法則を学べる本。有名な書籍。

ポイントメモ
・第五水準のリーダーシップ
・最初に人を選び、その後に目標を選ぶ
・厳しい現実を直視する
・針鼠の概念
・規律の文化
・促進剤としての技術
・悪循環ではなく弾...続きを読むみ車

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Posted by ブクログ 2022年11月26日

何をやるか、なぜやるかよりも誰とやるかが何よりも大事ってのは目から鱗だった。ただ、やはりサラリーマンにとっては参考にできることが限られてくる。経営に参画するみ身じゃないとどうにもならない。

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Posted by ブクログ 2022年07月02日

名を残すような偉大な企業で居続ける要素の本
いい感じでまとめられている、企業版の7つの習慣と言った感じか
①誰をバスに乗せるか②最後にかならず勝つ③単純明快な戦略④人ではなくシステムを管理⑤はずみ車と悪循環
BHAG①時を告げるのではなく時計を作る②ANDの才能③基本理念④基本理念を維持し進歩を促す...続きを読む

①誰をバスに乗せるか
行動を引き出すためでなく、報酬によりバスに乗り続けてもらう。疑問があれば採用しない。人を入れ替える。最高の人材は問題ではなく機会に当てる。

②最後にかならず勝つ
質問によって指導、強制ではなく対話と論争、批判ではなく解剖、情報を無視できなくする

③単純明快な戦略
世界一、情熱を持てる、経済的原動力、の3つが揃ったものに集中投資する

④人ではなくシステムを管理
枠組みの中での自由と規律の文化、規律を守る人たち・責任を果たすために努力を惜しまない人、規律を押し付けない、選択集中の概念を守る

⑤はずみ車と悪循環の違い
準備して発破する、現実を直視、選択集中、規律を持つ、適切な技術選択、動機づけに力を使わない、実績により説得、一貫性を保つ

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月23日

アメリカの良好な企業から偉大な企業に飛躍したのは、なぜか、その理由を探る書籍。偉大な企業となるためのセオリーがあるものなら、知りたい。偉大になるために、やってはいけないことがあるのなら、知っておきたい。経営者なら、誰もがそう考えると思う。私も、そんなことを期待して、本を読み進めました。
以下は興味深...続きを読むかった。初めから、最後まで終始、以下の言葉に尽きると思った。
・偉大な企業への飛躍を指導したリーダーは、まずはじめに新しいビジョンと戦略を設定したのだろうと予想していたがそうではなかった。
最初に最適な人をバスに乗せて、不適切な人をバスから降ろし、適切な人がそれぞれに相応しい席に座ってから、どこに向かうべきかを決めている。「人材こそが最も重要な資産だ」という格言は間違っていた。最適な人材こそが、最も重要な資産なのだ。

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Posted by ブクログ 2021年04月25日

永続的に飛躍し続ける企業とそうでない企業の差がどこにあるのか?について、膨大な研究成果をシンプルにまとめていて、とても分かりやすく読みやすい本でした。
・適切な人材を集め
・領域を絞り込み
・共通の方向性を定め
・焦らず愚直に行動する
当たり前のことのようですが、豊富な事例に基づき根拠を示しているた...続きを読むめ説得力がありました。
全てアメリカの伝統企業が対象となっているため、少々イメージが湧かないところが少し残念でした。
日本版も欲しいです。

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Posted by ブクログ 2020年11月28日

・第五水準
・まずバスに乗せるべき人を乗せる
・針鼠の概念
・弾み車
など重要なキーワードが盛りだくさん。弾み車はパワフルな概念。ただ特別に意識できるものではないらしいので難しい。コロナ危機も日本産業界の弾み車にならないものか。

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Posted by ブクログ 2020年10月05日

学生時代にこの本読んだことがあるんですが、
その時は自分の心が準備できていなくて、
今一つピンとこなかったのです。。
今回、社内研修の指定読書だったので、
もう一度チャレンジすることになりました。

前回読んだ時は、「誰バス」の話しか記憶に残っていません。。
(そういう人、結構多いのではないかと思い...続きを読むます、笑。)

この本が偉大な本であることは疑いようがないのですが、
改めて再読してみて、以前の自分よりは
より心にしみてきたのではないかと思います。

キーワードで言うと、
・第五水準のリーダーシップ
・だれをバスに乗せるか
・厳しい現実を直視
・針鼠の概念
・システムを管理
・新技術にふりまわされない
・弾み車
この辺りが(乱暴に言うと)ビジョナリー・カンパニー(偉大な会社)への道ではあるのですが、
中々上手にキーワードにしたなぁ…と感心する一方、
本を読まないと何のことを言っているのか意味不明だと思います。

一方、結構キーワードが抽象的過ぎて、
例えば「針鼠の概念」って言いたいことはよく分かるけど、
実際に「世界一になれる領域」を探すのは並大抵のことではない…。
「誰バス」も日本企業では(或いは自分のチームでは)、実践することは相当なハードルがある。
だからこそ、ビジョナリー・カンパニーになれる企業は限られているのだろうけど。。

という訳で?、ビジネスマンなら、一度は読むべき本かもしれません。
読んだところで、実践できるわけではないけれど、
それでも読んだ方が良い一冊なんだと思います。

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Posted by ブクログ 2020年07月18日

第五水準の経営者には個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さという矛盾した性格がある。

誰をバスに乗せるか?
厳しい現実を直視する
ハリネズミ
弾み車効果

など学んだ点が多かった。エクセレントカンパニーになるために、仕事でやらないことを決める時の良書。

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Posted by ブクログ 2020年05月24日

2020.28
改めて弾み車の法則の部分を中心に。
・コツコツとやるべきことをやることで急激に変わる。
・実績によって説得する。
・外圧、内圧をうまく使いこなす。

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Posted by ブクログ 2020年04月14日

【どんなに偉大な企業でも、始まりは努力から】
ということを実感した。

「成功は1日にしてならず」を、
偉大な企業のデータや考え方を分析し、解説している本。


個人的に、
「成功している企業=カリスマ的な社長」
という印象があり、いい意味でその印象が覆された。

並々ならぬ努力をしている人達だと思...続きを読むうが、
摩訶不思議な方法で、魔法みたいな天才的な考え方を持つ、別世界の人だと決めつけていた。

しかし、偉大な企業を築いた人達も、
5年10年掛けて成功を積み上げているのかと知り、
改めて「努力の大切さ」を知る本だった。

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Posted by ブクログ 2023年05月28日

飛躍を導いた経営者は、派手さやカリスマ性とは縁遠い地味なしかも謙虚な人物だった
とあるが、現在では存在する企業もあると思われる。
その点を踏まえて、新しい作品を読んでみたい。
また、人材を集めてから動くことは、なるほどと思う。


ベストセラー『ビジョナリーカンパニー』の著者が7年ぶりに書き下ろす ...続きを読む飛躍企業11社の秘密!!
ごく普通の会社が、世界有数の経営者に率いられた超一流企業に勝るめざましい業績をあげるまでに変身した。全米1435社の中から選ばれた傑出した業績を長期間持続させることに成功したジレット、フィリップ・モリス、キンバリー・クラーク、ウェルズ・ファーゴ等の飛躍を遂げた企業11社をそれぞれの業種で競合関係にある企業と詳細に比較・分析した結果、飛躍したこれらの企業には共通した以下のような特徴があった。

●飛躍を導いた経営者は、派手さやカリスマ性とは縁遠い地味なしかも謙虚な人物だった。その一方で勝利への核心を持ち続ける不屈の意思を備えており、カエサルやパットン将軍というよりは、リンカーンやソクラテスに似た思索する経営者であった。
●飛躍を導いた経営者は、最初に優秀な人材を選び、その後に経営目標を定める。目標にあわせた人材を選ぶのではない。
●飛躍を導いた経営者は、自社が世界一になれる部分はどこか、経済的原動力は何か、そして情熱を持って取り組めるものは何かを深く考え、必要とあればそれまでの中核事業を切り捨てる判断さえ下す。
●劇的な改革や痛みを伴う大リストラに取り組む経営者は、ほぼ例外なく継続した飛躍を達成できない。飛躍を導いた経営者は、結果的に劇的な転換にみえる改革を、社内に規律を重視した文化を築きながら、じっくりと時間をかけて実行する。

飛躍した企業と比較対象企業の例 ジレット vs ワーナーランバート フィリップ・モリス vs R.J.レイノルズ キンバリー・クラーク vs スコットペーパー ウェルズ・ファーゴ vs バンク・オブ・アメリカ

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Posted by ブクログ 2023年05月01日

書かれている内容は普遍的でシンプルだが、完璧に理解し、実行するには奥深過ぎると感じた。
スルメイカのような本なのかも。

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Posted by ブクログ 2022年02月27日

【人材】
職業人としての意思の強さ、個人としての謙虚さ、最初に人を選ぶ
【考え】
質問によって指導する、非難はしない
①情熱を持って取り組めるもの②自社が世界一になれる部分③経済的原動力になり得るもの、この3つが重なる部分がどこかを考える
【行動】
人ではなくシステムを管理する
予算編成はどの活動に...続きを読む資金を注入するかを決める

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Posted by ブクログ 2019年10月03日

経営者の自伝や一般的なビジネス書とは異なり、データを元に分析した内容と、その分析に至るまでの過程が書かれている。勉強になる話が多くて面白い。

以下、本書より抜粋。
「結果が悪かったとき、窓の外ではなく鏡をみて、責任は自分にあると考える。他人や外部要因や運の悪さのためだとは考えない。」

「運転手に...続きを読むは、『サーキット・シティの従業員のうち、顧客に最後に接するのが君だ。制服を支給する。髭を必ず剃り、身体をいつも清潔にしていなければいけない。プロになってほしい』と話した。」

「バスから降ろすべきかではなく、採用すべきかが問題だと想定した場合、その人物をもう一度雇うだろうか。その人物がやってきて、素晴らしい機会があるので会社を辞めると話したとするなら、深く失望するだろうか、それともそっと胸をなでおろすだろうか。」

「最後にはかならず勝つという確信、これを失ってはいけない。だがこの確信と、それがどんなものであれ、自分がおかれている現実のなかでもっとも厳しい事実を直視する規律とを混同してはいけない。」

「針鼠の概念と3つの円。情熱をもって取り組めるもの。自社が世界一になれる部分。経済的原動力になるもの。」

「高収益をあげた年には社内の全員が潤う。」

「ほんとうに問題なのは、『なぜ偉大さを追求するのか』ではない。『どの仕事なら、偉大さを追求せずにはいられなくなるのか』だ。『なぜ偉大さを追求しなければならなのか、そこそこの成功で十分ではないのか』と問わなければならないのであれば、おそらく、仕事の選択を間違えている。」

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