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Posted by ブクログ 2022年02月06日
ほんやくWebzineで公開されている、追悼10周年の企画で初めて著者の山岡さんについて知りました。
そこから辿るように、山岡さんが手掛けられていた翻訳通信なども拝見し、とても感銘を受けたのは翻訳というものに対する山岡さんの並々ならぬ情熱でした。
本書が、出版から20年経っていても、今なお後進の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月14日
翻訳の歴史からはじまり、翻訳業界の実態、問題点まで厳しく書いた本。語学力を生かした仕事がしたい、小説は書けないけど翻訳ならできるだろう…多くの翻訳学習者が抱いている甘い考えを容赦なく切り捨てている。
翻訳は原著を深く理解し、日本語で表現する仕事。
英語の読解力について
第一段階→文法知識に基づき文...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月20日
「海外文学」がどうしても好きになれなかった理由が、冒頭数ページの中に凝縮されていて、目からうろこ。
著者の、翻訳という自分の仕事に対する情熱や真摯な姿勢が、ストレートで厳しい言葉から伺える。いや、それどころか目を背けたくなるくらいきつい文章が胸に突き刺さってくる。
翻訳に関わる人だけでなく、文筆業で...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月03日
今は亡き名翻訳者が、翻訳の歴史、翻訳者の生活、翻訳ビジネスなど、総括的に、多面的な観点で翻訳について語った本。
自分は翻訳を手掛けているが、きっかけは「能力があるので片手間で」程度だったか、自分の態度の甘さを思い知らされた。
英文和訳と翻訳の違い、翻訳学校の意義、翻訳学校のビジネスについての項は特に...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月29日
翻訳者の私には突き刺さる内容の本でした。「英文和訳」と「翻訳」の違い、翻訳の歴史の項は特に興味深く、また翻訳業界や翻訳学校の実態については大きくうなずくものばかり。自分が担当する翻訳について全責任を負う姿勢、日本語として商品価値のある文章を書く姿勢、尊敬する翻訳家の訳書と原著から学ぶ方法など、改めて...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月12日
翻訳という仕事の現実を、業界の現状、収入、志望者のレベル等で論じていく。
一般的な入門書などとは一線を画すどころかケタ違いで、翻訳業がいかに難易度が高く、得るものが少なく、陽の目を見ないかをとつとつと語ってる。
「著者が日本語で語るならどう著すかを考える」、「対象を自分で選べず、著者が語ることを一...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月24日
エンターテイメント性もなく専門外なのにすごく面白かった。
私は日本語として不自然な訳文が気になってしょうがなくて「賢い人が書いてんだろうになんでこんな文ばっかなの何か意図があんのおお」って苛立ちに近い疑問を持ち続けてウン十年、それに答える情報なんて欠片も出会ったことがなかったのに、この本が十二分に答...続きを読む
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