たなか亜希夫のレビュー一覧

  • 極厚版『軍鶏』 巻之壱 (1~3巻相当)

    購入済み

    なかなか重い物語

    両親を殺害して刑務所に入れられてそこで壮絶ないじめにあう…
    空手と出会い自分自身が強くなり変えていく…
    しかし不幸な人生は変わらない…

    #ドキドキハラハラ #アツい

    0
    2023年08月07日
  • リバースエッジ 大川端探偵社 11

    Posted by ブクログ

    35年以上も前にハード&ルーズで出会い、今作もついに最終巻。
    狩撫麻礼作品からほぼほぼ全て所有しています。
    新たな狩撫節とはもう会えないかと思うと寂しいです。

    0
    2022年11月01日
  • リバースエッジ 大川端探偵社 11

    Posted by ブクログ

    ひじかた憂峰、たなか亜希夫『リバースエッジ 大川端探偵社 (11)』日本文芸社。

    最終巻。2007年から連載開始されたこの作品も2018年に原作者のひじかた憂峰が逝去し、ついに完結の時を迎えてしまった。何とも残念。

    奇妙な人物がおかしな依頼ばかり持ち込む隅田川沿いに佇む大川端探偵社。所長と村木とめぐみの三人が様々な伝手を使って人びとの心に抱えた問題を解決する。

    BSで、オダギリジョーが村木役でドラマ化されたが、あれもなかなか良かった。

    定価880円
    ★★★★★

    0
    2022年10月29日
  • かぶく者(8)

    購入済み

    かぶく者フアン

    第二部まだ、無い。
    ぜひ期待

    0
    2022年08月12日
  • リバースエッジ 大川端探偵社 1

    Posted by ブクログ

    原作家名の「ひじかた憂峰」は狩撫麻礼の別名。
    人情味ある探偵事務所もの、随所に出る狩撫節を人生の教訓にーー!
    お亡くなりになる前に書き溜めた原作が残っていると何かで読みましたが、続刊の予定はないのでしょうか?
    作画の「たなか亜希夫」のタッチも円熟味を帯び良い感じです。

    0
    2022年03月02日
  • リバーエンド・カフェ : 9

    Posted by ブクログ

    たなか亜希夫『リバーエンド・カフェ(9)』双葉社。

    何度か脱線した物語も本筋に戻り、ついに完結。ラストには感動すると共に驚愕した。そういうことだったのか……

    東日本大震災で壊滅的被害を受けた石巻市。両親を失い、学校でも虐められてばかりの女子高生・サキが出会ったリバーエンド・カフェ。そこから物語は始まり、サキの歌の才能が音楽プロデューサーの眼に止まる。業界ではクズ鉄と呼ばれる落ちぶれた音楽プロデューサーはサキを高みへと引き上げられるのか……

    石巻市と言えば、海辺に古い街並みがあり、何度も歩いたことがある。どこの都市もそうなのだが、郊外に大型ショッピングセンターが出来ると商業の中心はその周り

    0
    2021年12月27日
  • リバースエッジ 大川端探偵社 5

    購入済み

    リバースエッジ大川端探偵社5

    大人の世界の話はダークファンタジー。
    主人公たちの目を通して奇異に映る話が泥臭くもあり危険でもあり安らぎでもある。
    原作が止まってしまったのは残念ながら何度も読み返しています。

    #深い #ダーク #切ない

    0
    2021年11月13日
  • リバーエンド・カフェ : 8

    Posted by ブクログ

    たなか亜希夫『リバーエンド・カフェ(8)』双葉社。

    これだけの筆力で東日本大震災直後の石巻を描かれると言葉も出ない。津波により何もかもを破壊尽くし、津波は多くの命を奪い去ったのだ。この8巻は特に胸に迫るものがあった。

    舞台は、たなか亜希夫の故郷でもある東日本大震災後の宮城県石巻市。女子高生のサキはマスターの勧めでギターの練習を始める。余りにも悲惨な大震災の記憶はサキを闇の世界に引きずり込もうとするが……

    生命は途切れない……

    本体価格680円
    ★★★★★

    0
    2021年04月28日
  • リバーエンド・カフェ : 6

    Posted by ブクログ

    たなか亜希夫『リバーエンド・カフェ(6)』双葉社。

    次第に『迷走王 ボーダー』みたいなノリになって来た。このノリは嫌いではないが。

    舞台は震災後の宮城県石巻市。いじめられっ子の女子高生・サキが歌ったベッシー・スミスのブルースの動画がYouTubeにアップされ、世界中に拡散される。

    この後は『あまちゃん』みたいにサキの歌手デビューみたいな展開になるかと思ったら、そうは問屋は卸さない。サキが世話になっている中瀬のカフェのマスターが遥か昔に無くなったはずの遊廓で雪乃という怪しげな女性にたぶらかされ……

    震災から9年余り過ぎ、少しずつ復興している石巻市の街の様子も描かれ、嬉しい限り。震災後に仮

    0
    2020年09月01日
  • リバースエッジ 大川端探偵社 3

    匿名

    購入済み

    捨て曲なし

    全話それぞれ違う味があって面白い。あまり気に留めてなかったけど、登場人物の男女割合が平等なので誰が読んでも楽しめると思う。青年漫画にありがちな女性はエロ要員っていういやらしさは全く無い。でもエロの関わる回が抜群に面白いです。村木のキャラがこれまで出会ったことのないタイプで、最高です。

    0
    2020年06月09日
  • リバーエンド・カフェ 4

    Posted by ブクログ

    たなか亜希夫『リバーエンド・カフェ(4)』双葉社。

    この4巻は見逃していたので慌てて購入。5巻を読んでいて、4巻を読んでいなかったことに気付いたのだ。

    東日本大震災の大津波で壊滅的な被害を受け、復興を続ける宮城県石巻市を舞台に中洲に佇む『リバーエンド・カフェ』の変わり者のマスターといじめられっ子の女子高生・サキの交流と奇妙な出来事を描く。

    たなか亜希夫の故郷である石巻市が舞台だけにかなりの思い入れがあるのだろう。石巻市の風景やそこに逞しく生きる人びとをも描いている。

    本体価格620円
    ★★★★★

    0
    2020年03月23日
  • リバーエンド・カフェ 5

    Posted by ブクログ

    たなか亜希夫『リバーエンド・カフェ(5)』双葉社。

    最初は東日本大震災で大津波で壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市が舞台ということもあり、暗い感じがしたが、少しずつかつてのたなか亜希夫らしい作品に変わって来た。『ボーダー』『リバースエッジ 大川端探偵社』のような味わいのある作品。

    いじめられっ子の女子高生サキは中洲に佇むカフェ『リバーエンド・カフェ』のマスターと知り合い、ベッシー・スミスの唄う「ブルース」に魅せられる。そして、何故か演歌歌手・永厳寺ひろこの前座で「ブルース」を唄うことに……

    本体価格620円
    ★★★★★

    0
    2020年03月10日
  • 極厚版『軍鶏』 巻之壱 (1~3巻相当)

    購入済み

    悲しく暗いのに発奮します。

    こういう漫画を読むと改めて、漫画家って凄いなと感じます。なんでこんなん描けちゃうんだろうなと。絵と世界観がマッチしてます。

    0
    2019年11月27日
  • リバースエッジ 大川端探偵社 10

    Posted by ブクログ

    たなか亜希夫、ひじかた憂峰『リバースエッジ 大川端探偵社 (10)』日本文芸社。

    第10巻。個性あふれる探偵社の面々と様々な老若男女が持ち込む奇妙な依頼。7編を収録。

    人情噺とギャグが上手く融合し、素晴らしい筆緻で描かれる現代唯一無二の劇画。これだけの画力のある作家はしばらく出て来ないだろう。

    原作者のひじかた憂峰が亡くなり、この先続きがあるのだろうか……

    平成最後の日に。

    本体価格620円
    ★★★★★

    0
    2019年04月30日
  • リバーエンド・カフェ 3

    Posted by ブクログ

    たなか亜希夫『リバーエンド・カフェ(3)』双葉社。

    心に染みる劇画。東日本大震災後に石巻市の北上川の中瀬に建てられたカフェと女子高生のサキを廻る物語。明らかにされる『リバーエンド・カフェ』創業の理由とサキを見舞う新たな不幸……

    第25話『漂う小舟』、第26話『一隅の灯火』、第27話『BESSIE SMITH』が特に心に染みた。

    今だからこそ、東北に灯火を!

    0
    2019年03月10日
  • リバーエンド・カフェ 1

    購入済み

    感動しました

    当時、石巻でボランティアの経験をしたせいか、今でも現地への想いがあります。そんな中、石巻を舞台にした漫画があることを偶然に知って読んでみたのがこの作品です。
    スピーディーな展開が面白くて、早く次巻を読んでみたいし、何よりも絵がステキです。お薦めします。

    1
    2019年01月31日
  • かぶく者(8)

    Posted by ブクログ

    え〜!?こんな終わり方しちゃうの。。。涙 もっと続いてもいいのに〜。もしかして打ち切り。。。ショック

    0
    2018年04月04日
  • 軍鶏(34)

    購入済み

    ここで終わりですか。

    全巻イッキ読みです。心理と感受性の描写と、武術、格闘技と、混ざり合っり交差したり、素晴らしい漫画です。只、物語の中に沢山のものを残したまま終わってしまったので、物足りなさを感じてしまいます。正直なところ、続きが読みたいです。

    0
    2018年02月25日
  • リバースエッジ 大川端探偵社 9

    Posted by ブクログ

    ひじかた憂峰・たなか亜希夫『リバースエッジ 大川端探偵社(9)』日本文芸社。

    待望の第9巻。今回も男と女の機微を描く8編の読み切り短編を収録。たなか亜希夫の黒と白のコントラストの効いた劇画タッチの画風が光る。

    シリアスとユーモラスが同居したストーリーは時にミステリアスで、時に感動の展開を見せる。個人的には『謎の女』『映画のように』が好みの作品だった。

    谷口ジロー亡き後、日本を代表する劇画作家は、たなか亜希夫だけとなった…

    0
    2017年11月30日
  • 極厚版『軍鶏』 巻之壱 (1~3巻相当)

    購入済み

    異色の格闘モノ

    主人公が親殺しという衝撃的な設定で始まるストーリー。
    格闘漫画の主人公って色んな敵と闘って、成長して、認められて、やがては憧れられる存在と成っていくのが普通だけど、彼ナルシマリョウはどんどん強くなるという深みも無く、応援される事も賞賛される事も無く、まるで手負いの獣の如く己が生き残る為だけに形振り構わず他人を粉砕していく。
    これだけダーティーで救い様の無い主人公なら、読者は共感も同情もするわけ無い筈なのに、読み進めて行くにつれてナルシマという男の本質が少しずつ垣間見え、何故か「親殺し」と罵倒する周囲の真っ当な人間達の方が、心が乾いた非人情な者にさえ思えてしまう。
    決して許される事の無い罪

    0
    2017年10月28日