【感想・ネタバレ】極厚版『軍鶏』 巻之壱 （１～３巻相当）のレビュー

橋本以蔵 / たなか亜希夫

[いねけん · ★★★★★]

なかなか重い物語

両親を殺害して刑務所に入れられてそこで壮絶ないじめにあう…
空手と出会い自分自身が強くなり変えていく…
しかし不幸な人生は変わらない…

＃アツい ＃ドキドキハラハラ

[かっぽん · ★★★★★]

悲しく暗いのに発奮します。

こういう漫画を読むと改めて、漫画家って凄いなと感じます。なんでこんなん描けちゃうんだろうなと。絵と世界観がマッチしてます。

[しょーりん · ★★★★★]

異色の格闘モノ

主人公が親殺しという衝撃的な設定で始まるストーリー。
格闘漫画の主人公って色んな敵と闘って､成長して､認められて､やがては憧れられる存在と成っていくのが普通だけど､彼ナルシマリョウはどんどん強くなるという深みも無く､応援される事も賞賛される事も無く､まるで手負いの獣の如く己が生き残る為だけに形振り構わず他人を粉砕していく。
これだけダーティーで救い様の無い主人公なら､読者は共感も同情もするわけ無い筈なのに､読み進めて行くにつれてナルシマという男の本質が少しずつ垣間見え､何故か「親殺し」と罵倒する周囲の真っ当な人間達の方が､心が乾いた非人情な者にさえ思えてしまう。
決して許される事の無い罪を背負う彼の業､その選択肢の無い運命に抗い続ける姿はブザマでは有るが､いつの間にか読者は彼という人間にとっての救いが何かを､彼と共に考える側に立つ筈である。

[rippe · ★★★★☆]

絵の迫力がとにかく凄いです。
登場人物たちの気迫が画面を通して伝わってくるような、臨場感のある場面がたくさん出てきます。
これからどうなるのか、気になる！