あらすじ
東京・浅草…隅田川沿いの雑居ビルに、小さな探偵社があった――。『オールド・ボーイ』『湯けむりスナイパー』のひじたか憂峰、『軍鶏』『かぶく者』のたなか亜希夫。常に“人間”を描き続けた唯一無二の原作者と、漫画界随一の画力で驚異的な描写を続ける稀代の絵師。名作『ボーダー』で多くの信者を生み出した黄金コンビが、20年ぶりに奇跡の復活!!
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Posted by ブクログ
原作家名の「ひじかた憂峰」は狩撫麻礼の別名。
人情味ある探偵事務所もの、随所に出る狩撫節を人生の教訓にーー!
お亡くなりになる前に書き溜めた原作が残っていると何かで読みましたが、続刊の予定はないのでしょうか?
作画の「たなか亜希夫」のタッチも円熟味を帯び良い感じです。
Posted by ブクログ
ひじかた憂峰という原作者は元狩撫麻礼である。個人的な好みで関川夏央氏とともに大好きな方であったが、なぜか二人共「いしかわじゅん」氏と関わりあう事で厭世的になられた。まあここらへんを語ると字数制限にかかるから言わないが................
久し振りの「ボーダー」コンビが復活し 良い感じで毒気が抜けてきた。ボーダーの最後の頃グダグダになって失敗した事を踏まえての復活だと思うので是非行く末を見たいと感じる。
勿論凡百のコミックなんぞ買うよりこれを買うべきだと思う。
渋い人間ドラマ
足でこつこつと時間をかけてネタを掴む探偵、かたや自分の闇の情報網を駆使して電話で済ます探偵、その両名のやり取りが絶妙です。そんな二人の元には来るのは突飛な以来ばかり。泣ける結末が多いのがいいですね。絵も味わいがありました。
Posted by ブクログ
『リバースエッジ 大川端探偵社 1』/ひじかた憂峰 たなか亜希夫
変態にならない方法
「酒と仲良くすることさ」
「静かに静かにケダモノの”本能”をなだめてやるのさ」p49
俺はエルビスと想っていた男。
「エルビスのことを想っていると……
降りてくるらしいです」
「なるほど、執念か!?」
「祈るように……と」p170
このどぶ臭さが味のある漫画にさせている。 画のたなか亜希夫の『軍鶏』繋がりで読みました。ドラマは1話のみ。
Posted by ブクログ
オダギリジョー主演の同名ドラマの原作コミック。下町風情と芸事と色事、個性的な面々が集まる浅草を舞台にした探偵もの。ドラマに比べると、各エピソードはコンパクト。作画力も優れている。大人が楽しめるコミックで、続きも買ってみようかと思った。
Posted by ブクログ
ヤクザの親分が死ぬ前に食べたかった味、その味の正体。
確かに、美味しかったと思っているラーメン店でも化学調味料これでも勝手ほど入れてたという噂があるしなぁ。ボーダーが好きだった人には、オススメかも。