原基晶のレビュー一覧

  • チェーザレ(10) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ピサ・フィレンツェ編完結~。
    読み応えのある充実した巻でした。

    ジョヴァンニ様の学位試験に、ピサの教授職でもあるチェーザレとの
    やりとりのシーンがあるのですが、なかなか猊下も立派でした。
    さすがのちにメディチ初の法王さまになるだけのことはある~!と、まぶしかったです。
    トスカーナの自由な空気のなかチェーザレと親交を育んだアンジェロが、
    ジョヴァンニ猊下に従ってローマに向かうことになるところでお話がひと区切りされています。
    大航海に向かうことが決まったコロンブスの船に少し乗せてもらうシーンでは、小さくなっていく町を遠い目でみつめるチェーザレがとても印象的。
    「人とは儚いものなのだな」
    それぞれ

    0
    2013年03月30日
  • チェーザレ(10) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    第一巻でいけ好かなかったジョバンニが素直でかわいい枢機卿に……そして、アンジェロはチェーザレと別れてローマへ。毎回、美しくリアルな画と説得力のある史実描写を楽しんでいる。

    0
    2013年03月22日
  • チェーザレ(10) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    モーニングで短期集中連載していた時にも読んだけれど、コミックスとしてまとめて読むとより物語が頭に入って来ます。
    ハラハラドキドキ冒険物、なんていう訳ではないのに続きが気になって仕方ないし、結構早読みの私がかなり時間をかけて読んでしまう。
    ストーリーと作画、このクオリティなら続きをどれだけ待っても構わない、と思ってしまう漫画です。

    0
    2013年03月22日
  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    雑誌の紹介で気になっていたところ、友だちの勧めもあって、読み始めました。
    友だちの警告どおり、読み始めたらなかなか止まれません。

    主人公は、マキャベリの「君主論」に登場するチェーザレ・ボルジア。
    緻密な時代考証を基礎としつつ、華麗さと悪魔性に満ちた世界が繰り広げられています。

    0
    2012年11月01日
  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    この時期のヨーロッパ最大に権力を誇った男が 落ちぶれて最後には一傭兵として戦死したと言う話に惹かれて読み始めました 最後まで戦士としての己に拘った男の物語をどう読ませてもらえるか コレからが楽しみなコミックです

    0
    2012年07月02日
  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    以前に塩野七生先生のチェーザレを読んで日本の歴史上の人物で言えば織田信長?か伊達政宗か?といった感じで女子高生が好きになりそうなキャラクターだな?ちょっと惹かれるぜ☆と思っていた矢先に惣領冬実先生が漫画化ということで飛び付きました。ルネッサンス期のイタリアの歴史上の有名人のあんな方、こんな方も登場し、その豪華なキャストはさながら古き良きハリウッド映画を見ているような気分です。魅力的な登場人物達の物語の行方が気になり、次巻が待ち遠しくてたまりません。せめて一年に一冊出てくれると嬉しいのですが惣領先生の史実に忠実な職人仕事を堪能させていただくためにはやむなしです。今はただ、うっかり深夜のアニメやく

    0
    2012年05月31日
  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    面白い!名前の聞いたことがある人がいろいろと出で来る中世のイタリアの話。たまたまWOWOWでもボルジア家のドラマやってるので合わせて見てます。

    0
    2012年05月19日
  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    9巻まで読みました。
    チェーザレを通してルネサンスのイタリアを見る。宗教、政治、身分、人種、いろんなことがからみあって時代が進んでいく様に震えます。

    0
    2012年05月06日
  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ時は「なんか人とか派閥の名前出てきすぎてよくわかんない!」と思いましたが、世界史の中世ヨーロッパあたりを勉強した後で読みかえしたら、ものすごく面白く感じました
    勉強の息抜きにオススメです

    0
    2012年04月27日
  • チェーザレ(9) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    チェーザレ・ボルジアを扱った作品は南部ひろみ作品にさかのぼれるくらい結構前から読んでいるが、お耽美系でない方が好きなのでマイベストなチェーザレはこの作品。当時のイタリアの政治的軍事的な状況やローマ教皇庁とイタリア各小国との関係も詳細だし、何より緻密な絵が美しくリアル。コミックス化されるとさらにペンを入れているために刊行に時間がかかるけど、それが楽しみですらある。この刊にはあの名高い女傑も登場。

    0
    2012年04月24日
  • チェーザレ(9) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    今回も、魅力的だなー。
    魅力的な顔・雰囲気のまま終わってほしいものだ。
    辛い思いをしてほしくないから、もう、歴史通りじゃなくていいよ(笑)

    0
    2012年04月23日
  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    面白い。
    勉強になる。

    そしてとにかく絵が美しい。
    チェーザレの画集出してくれないかな。

    この漫画だけは「早く新刊出して」なんて言えない。
    それくらい綿密に下調べされてるし当時の時代背景も細やかに描かれてる。

    惣領さんどうか最後まで描き上げてください。

    0
    2012年03月28日
  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    自分の人生の中で一番美しい漫画。
    丁寧に描写される当時の世界観は筆舌に尽くし難い。

    カノッサの屈辱のくだりは特に素晴らしく、人間が織り成す壮大なドラマはまだまだ続くがこれからが見もの。

    0
    2012年03月20日
  • チェーザレ(6) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    5巻が表のバイオレンスなら、6巻は裏のバイオレンス。そうなると、政治や権謀術数が複雑に絡み合い…となるので、卒業後のチェーザレを取り巻く世界を垣間見ることができました。

    で、中盤以降は「絆」の醸成と確認。前者はアンジェロ、後者はミゲル。アンジェロがスペイン語を学ぶことで、より強い結びつきができていくであろうことを予感させておいて、ミゲルと絆を深めてきた過程を見せるという流れ。生意気な物言いであることは百も承知で言わせていただきましょう。さすがプロ! こうやってストーリーを展開させていくのかーと膝を打った次第です。

    1
    2011年06月21日
  • チェーザレ(5) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    ずいぶんマッチョな1冊だったなー。4巻もなかなかとは思いましたが、ここまでのところ、ここまで男の子らしい内容になるとは思ってませんでしたよ。

    次以降はどうなるんだろう? 政治寄りになっていく感じ?

    0
    2011年05月24日
  • チェーザレ(8) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    1492年スペインでレコンキスタが終結。
    祝祭の為訪れたフィレンツェで語られるパッツィ家陰謀事件。
    国と国、人と人の思惑が絡み合う激動のヨーロッパ史が綴られています。
    1492年ってコロンブスだけじゃなかったんですね。

    0
    2010年11月11日
  • チェーザレ(8) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    美麗なイラストと資料と検証に裏打ちされた骨太なストーリが◎。
    漫画をあまり読まなくなってしまいましたが、その中でも続きが待ち遠しい数少ない漫画の一つ。
    巻末の解説がありがたや~で☆五つ

    0
    2010年11月01日
  • チェーザレ(8) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    前巻が出てから1年強という長~~いお休みがあり、満を持して・・・・という感じでようやく発売されたこの第8巻。  今回も実に美しく、そして読み応えがありました。  KiKi の心の恋人(?)チェーザレ様は美しくも大人びた美青年からあっという間に脱皮し、表舞台に出る直前の助走期間の 男 になっていました。  なんというふてぶてしさ!!  そしてなんという鮮やかさ!!  さて、一応 KiKi は高校時代に「世界史」を専攻していたはずなんだけど「レコンキスタ」こそは記憶にあったものの、「パッツィ家の陰謀」っていうのは正直、知らなかったなぁ・・・・・ ^^;  今号の巻末の解説でじっくりとお勉強させても

    0
    2010年10月26日
  • チェーザレ(8) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    週刊モーニング連載作品を加筆修正して単行本化してるせいか、刊行ペースは遅い。でも、待つ甲斐があるビジュアルの美しさ。そして、イタリアルネサンスの歴史を多少なりともかじっている読者にとっては、ルネサンス期の歴史に名を残した人物たちが繰り広げる華麗な歴史絵巻であるだけでなく、リアルな政治軍事経済文化のドラマを堪能できる作品でもある。超絶美形で若くて才気にあふれるチェーザレ様と、ミゲルをはじめとするスペイン団+アンジェロの仲間達もとっても魅力的。

    0
    2010年10月22日
  • チェーザレ(6) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    ※後半ちょっとネタバレありです。
    なんていうか、ほんとに構成が上手な作家さんだなあと。画面の魅せ方も心得てるし、ここまでチェーザレ・ボルジアの人間性に踏み込んでいくのか、とも思った1冊。
    51話の最後のページ、山岸涼子(日出る処の天子)っぽいなあと思った。チェーザレの表情が厩戸王子と重なったからなんだけど、ミゲルが自分と同じ人間としての目線でのチェーザレを思っていく過程も、ちょっと似ている気がする。
    私がチェーザレに出会ったのは塩野七生さんの作品でなんだけど、あの人の書くチェーザレは完全にヒーローだからなあ。惣領さんのこの目線は今までのチェーザレものにはない高さだと思う。今までの時代考証への真

    0
    2010年09月20日