原基晶のレビュー一覧
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購入済み
絵がとてもきれい
相変わらず人物も風景も文物もすべての絵が繊細でとてもきれい。
今回はルクレツィア.ボルジャ登場。毒殺で有名になる彼女だが、この巻ではとてもかわいらしい少女。
歴史的考察もしっかりしているし、絵もストーリーも楽しめる。 -
Posted by ブクログ
いやもうこの巻が出るのを無茶苦茶待ってた(^^;)。
前巻が出たのが2015年1月というから、かれこれ4年半。
連載再開の噂は聞いていたが、単行本が思っていたより早く出てうれしい限り。
さて、激動の1492年。
病床にあった教皇インノケンティウス8世が遂に没する。教皇崩御となれば、次の教皇の選出である。
いわゆる「コンクラーベ(conclave)」。元々は「鍵を掛ける(cum clavis)」からきている言葉である。13世紀、紛糾して3年もの間、次期教皇が決まらなかった事例を受けて、以後、そのようなことがないように、選出にあたる枢機卿を密室に監禁して選挙を行ったことに由来する。
コンクラー