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惹きつけられるストーリー展開
宗教は信じることで救いをもたらしてくれる反面、内部での腐敗や異端の排除につながる深い問題を抱えることもある。
重い問題も扱いながら、登場人物それぞれのキャラクターが魅力的で惹きつけられるストーリー展開もあり、何度か読み返したくなる作品です。
チェーザレもかっこいいし、ダ・ビンチもいい!
Posted by ブクログ
借りたもの。
ドメニコ修道会が統治(管轄)している地域の貧困と劣悪な環境を目の当たりにして愕然とするアンジェロ。
今では理解しがたい?宗教家と統治が結びつき、清貧の下でまともな職につけず物乞いをするだけの人々(すなわち、手に職を持ち資本主義活動を行うことができない。当時の世界は第一次産業が主たる仕事だから致し方ないが)の姿に、中世のリアリティを感じる。
また、システィーナ礼拝堂にミケランジェロの大作《天地創造》《最後の審判》が描かれていないことにも感動を覚える。
ダンテ『新曲』のウゴリーノ伯のエピソードから、罪という概念から現実的な統治者や為政者の話となり、マキャヴェリ『君主論』の原型を垣間見る。
そしてレオナルド、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
マンガの巻末についているとは思えない、用語解説や講義の濃厚さに読んでいて心躍る。
重厚豪華華麗な絵柄
なんと言っても作者の重厚豪華華麗な絵柄にまずは圧倒される。歴史上ある国が華やかに栄えるときは、何故か様々な偉人 芸術家などが次々と世に出てくる という話がある。ルネサンス期のイタリアが見事にそれに該当する。そのような時代を作者はアンジェロを狂言回し 語り部にして、見事な作品にしている。
Posted by ブクログ
ず~っと昔、何かの本か雑誌で以下のようなお話に出会ったことがあります。 曰く、とあるパーティーでちょっとダサイけれど高名な文学者と、時代の先端を行くようなハイセンスな女性が出会った。 その女性は会話の中でとあるベストセラー作品の話題を出し、その文学者に感想を聞いたところまだ読んでいないという返事だった。 するとその女性は「まあ、先生。 あのベストセラー作品をまだ読んでいらっしゃいませんの? 早くお読みになるべきですわ。 発売されてもう何ヶ月にもなりますもの・・・・」と言った。 するとその文学者はそれを軽く受け流したうえでその女性に「ところであなたはダンテの『』神曲をお読みになりましたか?」と尋ねた。 まだ読んだことがないと答えた女性にその文学者は言った。 「早くお読みになるべきですね。 発刊されてもう何百年にもなりますから・・・・」 この話を読んだときから KiKi の頭の中に「いずれは『神曲』を読まねば・・・・」という想いが残るようになりました。 でもまあ、未だに読んだことがないんですけどね(苦笑) で、そんな KiKi に再び「これは早く『神曲』を読まねば!」と思わせてくれたのが、な、な、なんと、この漫画でした(笑)
(全文はブログにて)
Posted by ブクログ
ピサ大学の講義で、ダンテ『神曲』「地獄篇」の討論が行われます。神曲に描かれている、ピサで実際に起こった凄惨な事件を、ジョヴァンニは恐れおののき、チェーザレは恐怖による市民の沈黙も統治の一つだと言い、アンジェロは自由意志をもった市民の沈黙を非難します。大学に通いながら、チェーザレは父枢機卿のためにコンクラーベの票集めに動きます。コンクラーベにからみ、ロレンツォとチェーザレに交流があったことが明かされます。それにしても、ジュリアーノ・デ・ラ・ローヴェレとロドリーゴ・ボルジアの確執がかくも深いものだったとは…ローヴェレ枢機卿、後のユリウス2世が、チェーザレを破滅させようとするわけだ…
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