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「なんということだ」「この半島の要ともいえる支柱が、今まさに倒れようとしているのか」――1492年。チェーザレは本国スペインの歴史的勝利・レコンキスタの終結を祝うため花の都フィレンツェへと向かう。だが真の目的は、ロレンツォ・デ・メディチと彼の弟殺害の容疑者ラファエーレ・リアーリオとの同盟を成立させること。メディチ家を襲った悲劇から14年。かつての因縁が選ぶのは新たな平和か、混迷か? ルネッサンス史上最大のミステリー・パッツィ家の陰謀事件の真実を描き出す。500年間隠され続けた真の黒幕とは……。
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どんどん壮大になってくる物語が美しい画で描かれていて、ワクワクしながら読みました。
ロレンツォ・デ・メディチの器の大きさと偉大さが伝わってくるだけに、「半島の要とも言える支柱が今まさに倒れようとしているのか」が重く響きます。
Posted by ブクログ 2022年04月19日
借りたもの。
戦争の勝利で始まり、次の戦争の予感で終わる巻だった。
遂にイベリア半島でレコンキスタが完了する。イスラーム側の無血開城――ゆえに今に至るまでその美しさを保持している――……これに至るまでも様々なドラマがあるだろうが、描かれないのは致し方なし。
しかし、これは新たな戦いの始まりに過ぎな...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月23日
第8巻。レコンキスタ終結の祝祭、パッツィ家の陰謀事件(回想)、教皇庁とナポリの同盟復活の兆し。
ミラノ・ナポリ・フィレンツェ間の三国同盟によって長らく教皇を牽制してきましたが、その支柱を担ってきたロレンツォの不調によってその基盤が崩れ始めます。史実の部分が暗い過去と混沌とした展開になってきただけに...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月26日
前巻が出てから1年強という長~~いお休みがあり、満を持して・・・・という感じでようやく発売されたこの第8巻。 今回も実に美しく、そして読み応えがありました。 KiKi の心の恋人(?)チェーザレ様は美しくも大人びた美青年からあっという間に脱皮し、表舞台に出る直前の助走期間の 男 になっていました...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月22日
週刊モーニング連載作品を加筆修正して単行本化してるせいか、刊行ペースは遅い。でも、待つ甲斐があるビジュアルの美しさ。そして、イタリアルネサンスの歴史を多少なりともかじっている読者にとっては、ルネサンス期の歴史に名を残した人物たちが繰り広げる華麗な歴史絵巻であるだけでなく、リアルな政治軍事経済文化のド...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月12日
<半島の要となっていた支柱が揺らぐ >
チェーザレ・ボルジアを軸にルネッサンスを描くコミックスの第8巻。
ついに激動の1492年が幕を開ける。
レコンキスタが終結し、スペインはキリスト教国となる。各地で祝杯が挙げられるが、さてこれがユダヤ教徒をはじめとする異教徒や改宗者にとってはどういう意味を持...続きを読む
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