【感想・ネタバレ】チェーザレ(11) 破壊の創造者のレビュー

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政治の世界へ

2022年05月29日

ロレンツォ・デ・メディチの死により大きく変化するフィレンツェとイタリア半島各地が臨場感たっぷりに描かれています。
ジョヴァンニも側近になったアンジェロも政治の世界に足を踏み入れ、読み応えのある一冊です。

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Posted by ブクログ 2018年05月19日

ロレンツォ 堕つ
ロドリーゴ・ローヴェレ 枢機卿の撲り合い
サヴォナローラ 神の啓示
レオナルドダヴィンチ 意味深
ジョヴァンニ 悲嘆
イノケンティウス8世 重篤
ルクレツィア 「きゃは♫」

三国同盟解消時、チェーザレ、未だ17歳

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Posted by ブクログ 2016年01月26日

第11巻。ジョヴァンニのローマ入城、チェーザレの妹ルクレツィア、ロレンツォの死去、ゴンザーガのジョヴァンニ。

アンジェロの報告という形で遠く離れたローマの動向を伝える流れは見事だなと。フィレンツェの調停役が居なくなったことで三国同盟は崩れつつあり、ローヴェレ枢機卿が幅を利かせ始めます。教皇聖下の病...続きを読む状も悪化し、教皇選がいよいよ具体化してきました。
前後の歴史は別の資料で先読みしてしまいましたが、それでも彼らの行く末をこの漫画でしっかりと見届けたいと思います。最新刊のここまで一気読み、続刊を気長に待つことにします。

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Posted by ブクログ 2015年02月27日

ロレンツォの死により、新たな歴史が動き出しました。枢機卿の方々の人間くさいようすに見入っています。アンジェロ成長しましたねー。頼もしいです。チェーザレは相変わらず素敵な上に理知的で惚れ惚れします。

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Posted by ブクログ 2015年02月25日

メディチ家当主、ロレンツォの死。三国同盟の終焉。ローマ教皇崩御…⁈ 不穏です。次期教皇の座を巡るパワーゲームが始まりました。ルクレツィアも小悪魔的可憐さで再登場です。
11巻で漸く教皇選か‼︎ 終わるのかコレ⁇ と思わなくもないですが、面白くなってきました。気長にこの豪奢で陰惨なボルジア家の物語を読...続きを読むんでいこうと思います。

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Posted by ブクログ 2022年03月28日

ロレンツォ・デ・メディチが亡くなり、後を継いだピエロによってフィレンチェの外交方針が変更される。これはチェーザレ・ボルジアにとって好ましくない変更であった。ボルジアと良好な関係であったため、メディチ家にとっても良いことか疑問である。後にピエロはフィレンチェを追放されてしまう。ピエロが外交政策を転換し...続きを読むなかったらという歴史のIFを考えたくなる。

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圧倒的な画力

2021年02月13日

古代イタリアにタイムスリップしたかのような背景の美しさです。歴史ものとイケメンがお好きな方におすすめ!

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Posted by ブクログ 2015年04月21日

チェーザレ・ボルジアを軸にルネッサンスを描くコミックスの11巻。

ピサ校で、教授資格認定試験に無事合格したメディチ家御曹司ジョヴァンニ。ピサ大司教リアーリオやボルジア家の後ろ盾もあり、晴れて枢機卿となったジョヴァンニは、アンジェロを伴い、ローマの教皇庁へと向かう。アンジェロは、密かにジョヴァンニの...続きを読む周囲の動きを報告するよう、チェーザレ・ボルジアの命を受けていた。

ローマで、枢機卿であり教皇庁高官でもあるチェーザレの父、ロドリーゴはジョヴァンニを暖かく迎えいれる。アンジェロとジョヴァンニは、チェーザレの妹ルクレツィアと出会い、その愛らしさに魂を奪われる。

ロドリーゴ・ボルジアは教皇の座を狙っていた。メディチ家子息ジョヴァンニを後押ししたのはその足固めの意味もあった。順当に行けばあと数年でその願いは叶うはずだったが、しかし大きな不安材料があった。メディチ家当主、ロレンツォの病状である。

本巻で巨星はついに墜ちる。しかも墜ちる星は1つではない。
何とか保たれていた半島のバランスは大きく揺らぎ始める。激動の時代が始まる予感が漂う。

ルクレツィアは美しいながら、自分の美しさを十分に知るが故のしたたかさも併せ持つ。かなり「イヤな女」と言ってもよいのだが、どこか無邪気さもあり、そんな描かれ方はチェーザレとも共通している。

宿敵であるロドリーゴ・ボルジアとジュリアーノ・デッラ・ローヴェレは激しく対立しあう。そのむき出しの闘争心のぶつかり合いは、ある意味すがすがしいほどで、2人の対決シーンはどこかコミカルでもある。

有力者が舞台を去れば、勢力図もまた書き換えられねばならない。
チェーザレは父という駒をゴールに進めるために、策を練り始める。


*背景も綿密に考証し描き込んでいるこのシリーズ。本巻ではフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂が目に留まりました。ちょうど先日テレビ東京系『美の巨人たち』でも取り上げられていましたが、大きなドームが印象的な、フィレンツェのシンボル的建物。

*歴史の副読本にもよさそうな感じもしますが、じっくり描いているだけにストーリー展開もゆったりペースなので、受験生には向かなそう(^^;)。下手をすると(しなくても)、1492年が終わる前に受験生でなくなってしまいそうです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年01月23日

ロレンツォ・デ・メディチ死去。
そしてますます複雑になるイタリア情勢……。

ロレンツォが死の間際に、ジョヴァンニが教皇となるシーンを夢に見るんだけど、チェーザレを読みながら初めてWikiで史実を確認してみました。
ジョヴァンニは後の教皇レオ10世だったのね……。

歴史ものは基本的な展開は厳然たる...続きを読む史実としてあって、書物などからは計り知れない部分をどう描くか、というところがやはり醍醐味だなあと。

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Posted by ブクログ 2015年02月01日

本能的に女であることを熟知する妹、多くの人前で侮蔑の言葉に対して殴りかかる父、うーん、こりゃ世で言う血の気の多いスペインの人(?)ってやつかな。
ただ何となくだがチェーザレはじめイタリア中心に物事を見る人々の動きは将来のこの国の没落を予見しているようにも思えなくもない。

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