佐々木裕一のレビュー一覧

  • 姫と剣士1

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    剣士は、江戸後期、名のある道場の次男坊伊織。姫は井伊大老の側近旗本松平家の姫琴乃。ロミオとジュリエットになりそうです

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    2024年01月28日
  • 姫と剣士1

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    新シリーズ開幕。
    苦手な幕末の混乱期。
    主人公の伊織は大道場の次男。長男がいるため、道場での修行を許されず、一人で隠れて稽古をしている。母親や兄は実力を知っているよう。
    突然、兄は武者修行に旅立つ。不穏な動きが冒頭にあるが、その詳細は明かされず、最後にやっと真実が。
    道場主の父や高弟、他の道場主が次々と捕まえられたり、大怪我を負って行く。佐幕派の思惑で行われる暗い時代。
    その中で旗本の娘と伊織の純愛が進んで行くが、当然の如く色んな所から障害が出て来る。
    桜田門外ノ変に向かって時代が変わって行く中で、明るい展開はあるのだろうか。

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    2023年11月28日
  • 町くらべ 公家武者 信平(十四)

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    セカンドシリーズ第14弾。

    第一話(表題作)「町くらべ」、第二話「父の遺言」は江戸が舞台の信平サイドの話。
    第三話「恋い焦がれ」は京で学問を学ぶ、信平の息子・信政サイドの話。
    ・・・と、中編三話構成となっております。

    読売屋・〈会堂屋文秋〉が作成した「町の位」と題された街の番付が江戸の民の間で評判となります。
    因みに、信平が拝領した鷹司町は五十番という順位。
    鷹司町の旅籠〈休楽庵〉の女将は、信平や代官の佐吉に順位を上げる為、ある提案をしますが・・・。

    今回は所謂“住みたい街ランキング”のような番付が民をザワつかせている状況の中、“悪いところは改めて良い町に”というように民度を上げるモチベーションにする信平達に対し、この番付に乗じて悪さをたくらむ輩が起こす騒動が描かれています。
    土地をだまし取る為あくどい策を弄する者や、残酷な盗賊一味も、信平が安定の活躍できっちり成敗してくれるので安心です。
    それにしても、信平の友人で与力の五味さんは本来治安を守る役なのに、危うく悪人を見逃しそうになったりとイマイチ頼りにならないんですよね・・味噌汁ばかり飲んでいないで、もうちょいしっかりしてほしいものです~。
    一方、第三話では京にいる信平の息子・信政が学友の幼馴染の姫君を許婚から匿うことに。
    その許婚が、京を荒らしていた宝刀狙いの盗賊だったという展開で信政も学問どころではなくなっていました。
    (雑魚にちょっと苦戦したりと、もしかして信政、感覚鈍っている?と少し心配に・・)
    で、件の姫君と恋仲になって江戸に赴いた絵師が“鷹司町”に住むことになったようで、彼らは今後再登場するのでしょうか。
    〈会堂屋文秋〉の人となりも気になりますし、その辺も楽しみですね。
    そして、前巻で信平と松姫に引き取られた女児の“朋”が元気そうだったのが何よりです。彼女が健やかに成長してくれるとよいな・・と願った次第です。

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    2023年09月06日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 13 忠義の誉

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    3作続けて赤穂浪士の話し。暗い話題が続いた。
    周囲の忠告を無視しながら、堀部安兵衛と奥田孫太夫探しを続ける左近。世間や大勢も吉良を討つべしの声が高まる中、頑なに二人の友情を優先させる。何だか私情を優先させすぎてがっかりするような気分。
    ほかの章でも、騙されて身を滅ぼした若い旗本を助けて、自分の身を危うくしている。親や周囲、左近から何度も注意されながらドロ沼に嵌って行くバカ息子なのに、と呆れてしまう。
    忠臣蔵も今回で終了。綱吉時代なので明るい話題が少ないとは思うが、これからどう展開していくのだろうか?

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    2023年07月03日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 12 すももの縁

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    前シリーズと合わせて21作目。綱吉との関係でシリーズ全体が暗い内容。
    第一話も「生地獄」のタイトル通り、出口の無い暗さに終始している。側室の次男を虐める正妻。次男は策に嵌って家を出奔する。
    第二話「すももの縁」は忠臣蔵で有名な堀部安兵衛と奥田孫太夫を救うべく、新見左近の友人達が京都を探し回る。
    第三話「揺れる心」は、お琴が養女を貰い受けるかどうか悩む話し。養女の叔父叔母が鬼畜の所業。
    第四話「備え櫛」亡き妹に捧げる櫛を買いにきた旗本。調べると非業な目にあって自殺していた。
    数回続いた堀部、奥田との話題も、次回ぐらいに忠臣蔵が決行されるのだろうか。切腹で終わるだろうから明るい展開は望めない。
    全体に爽快感が望めないシリーズ。

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    2022年12月22日
  • 姉妹の絆 公家武者 信平(十三)

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    セカンドシリーズ第13弾。

    銭才一味との死闘が終わった後、将軍から新たに拝領した“鷹司町”の問題解決に奮闘する“信平ファミリー”・・連作四話が収録されています。

    辛く長かった死闘も前巻で終わり、今回はシリーズ初期の頃のような、市井のトラブル解決がメインです。
    第一話「美しき骸」に登場した、目の前で母を亡くした女児や、第四話「姉妹の絆」の、両親を亡くし生活に困窮している幼い姉妹など、気の毒な境遇の子供たちが信平達に出会い救われていく展開で、特に信平と松姫に引き取られ、信平に“朋”と名付けられた女児の心の傷が早く癒えるようになればよいな、と思います。
    今後も“鷹司町”の面々は登場していくのでしょうか。“仮代官”の佐吉にも頑張って頂きたいですね。
    そして、第三話「信政の友情」は、京で学問を学ぶ、信平の息子・信政のお話。
    級友の窮地を救うべく奮闘する信政の真っ直ぐで優しい気性が好ましく、しかも滅法強いときていますからね。
    そんな“優良物件”の信政に密かに注目している、笹屋千左衛門と大姫なる二人が、今後どのような行動に出るのか・・その辺りも気になるところです。

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    2022年11月16日
  • もののけ侍伝々 京嵐寺平太郎

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    備後三次に伝わる「稲生物怪録」を思い切り軽く、江戸に出てきた若侍を主人公にして書かれたもの。物の怪と一緒に暮らす京嵐寺平太郎に怪異を解決せよとのお達しが出て仕方なしに、でも軽快に解決する。軽ーく読める。

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    2022年11月15日
  • 旗本ぶらぶら男 夜霧兵馬

    購入済み

    典型的な時代劇ドラマ

    ずっと以前、テレビで放送されていた典型的な時代劇ドラマ45分もの という感じの小説。登場人物の設定、ストーリーの展開 などお約束通りの動きをしている。
    何のひっかりもなくスラスラ読めるが、逆にそれだけの作品であるともいえる。

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    2022年11月08日
  • もののけ侍伝々2 蜘蛛女

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    内容(ブックデータベースより)

    将軍家重側近の屋敷に巨大な蜘蛛の妖怪が忍び込む怪事件が発生。京嵐寺平太郎は、天下無敵の妖刀茶丸、三つ目入道、白孤のおきんらと解決に乗り出すが背後には幕府滅亡を企む謎の影が……。シリーズ第2弾! 

    令和4年10月8日~10日

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    2022年10月10日
  • もののけ侍伝々 京嵐寺平太郎

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    内容(ブックデータベースより)

    最大10%還元 本のまとめ買いキャンペーン
    江戸で相次ぐ怪事件。広島藩の京嵐寺平太郎は、幕府の命を受け解決に乗り出す羽目に。だが事件の裏には、幕府に怨念を抱く僧の影が。三つ目入道ら仲間の妖怪と立ち向かう、本格派もののけ時代小説、第一弾!

    令和4年10月6日~8日

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    2022年10月08日
  • 姉妹の絆 公家武者 信平(十三)

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    シリーズ通算23作目。前作までは銭才一味との激しい闘いが行われていたが、それが片付き新たな敵の出現と思ったが、まだだった。銭才退治の褒美として江戸に自分の名前を冠した鷹司町を拝領した物語。(調べても史実には無さそうだが?)
    ●第一話 美しき骸
     信平と松姫が銀杏の紅葉見物に出かけるが、美しい人妻の死体に出会う。その側には女児が。死の真相を突きとめるとともに、女児の将来を考える。
    ●第二話 女の怒り
     鷹司町を拝領したものの、主立つ人達は金が無くて地代を払えないという。その原因を探り、解決する。
    ●第三話 信政の友情
     信平の息子の信政が、剣の師匠の道謙より学問を学ぶように命ぜられ、出自を隠して塾に住み込みとなる。公家の子息達が多勢学ぶが、イジメられている子息に寄り添い、助ける。
    ●第四話 姉妹の絆
     鷹司町の長屋に住む小さな姉妹二人。両親が亡くなり生活に困っている。隣の訳あり親子と助け合いながら生きているが、騒ぎに巻き込まれる。信平がそれを助ける。

    強大な敵が無く、短編だけですが、それぞれ読んでほっこりさせられる。

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    2022年09月21日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 11 不吉な茶釜

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    今回は全体に暗い話が多く、読んで気持ちが重い。
    1.性悪女
    甲府藩邸の奥御殿に新たな2人の女中が採用される。一人は知り合いだが、藩主と知らずにびっくり。もう一人は色仕掛けで綱豊に迫る女中。父親の出世のためとは言え、そこまでやるか。
    2.闇の狩
    旗本の下屋敷に巣食う不貞の浪人達とヤクザ。自分達の狩の楽しみにヤクザを指示して20名以上の町人を攫う。その狩の仕方がどぎつい。
    3.不吉な茶釜
    吉良の殿様が知らずに買った壺が高価な壺と判明。
    吉良に恨みを持った奴が盗み出し、結果的に3000両を支払う羽目に。この元を取るために、赤穂の殿様をいじめたとか。どこまで本当だろうか?
    4.悪い噂
    赤穂の殿様が切腹した後に、赤穂藩の主要な藩士が襲われる。裏で糸を引いた人間がえげつない。

    明るい話題が欲しくなる内容でした。

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    2022年08月08日
  • 将軍の宴 公家武者信平ことはじめ(九)

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    楽しく読んでいるエンタメ時代劇です。ちょっとずつ出世していく信平さんが頼もしいような、遠くに行っちゃって悲しいような。公家っぽいところが好きなのだけど、流石に武家らしくなってきてしまった。

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    2022年07月02日
  • 決着の鬨 公家武者 信平(十二)

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    セカンドシリーズ第12弾。

    銭才一味との闘いもいよいよ佳境に・・!とはいえ、後半部までは狡猾で残忍な銭才側に振り回されて、信平達幕府側はピンチが続きます。
    挙句の果てに銭才に江戸城を乗っ取られ、将軍・家綱を人質に取られた為、身動きできない信平が一方的にボコられる場面もあり、思わず目を覆いたくなりました。
    終盤では、以前に信平と縁のあった蜘蛛一党や宇多忠興等が応援に駆け付けてくれて、何とか巨悪を退治することができ、ふぅっと一息です。
    それにしても、本当に手強い相手でした。信平にはしばらくゆったり過ごして心身共に休めて頂きたいですね。
    ってか、今後も続くのかな・・。

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    2022年05月27日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 9 無念の一太刀

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    第九弾
    例によって幕閣の問題には口を挿まず、庶民の敵に対峙
    夫々に少しの関連を持たした四話構成
    お琴に惚れた商家の若主人、中々正体は明かせず、また赤穂藩士との交流、ここでも正体は?
    最後の二話は女を食い物にする悪、二種類?

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    2022年04月16日
  • 春風同心十手日記〈一〉

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    良かったです

    時代小説が好きで色々な、作品を読んでますが
    主人公の気質が定まってないのかなぁと思いました。
    でも面白かったです。

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    2022年02月07日
  • 雲雀の太刀 公家武者 信平(十一)

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    第十一弾
    銭才の朝廷に取って代る策謀、陰陽師の攻防、光音も敵方に捕らえられ、そして朝廷側の重鎮の陰陽師も亡くなり、妹を敵方に捕らえられている肥前は、無事解決したと思われたがそこには巧妙な罠が、悲劇の兄妹、太刀を帝から与えられた信政の今後は

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    2022年02月07日
  • 宮中の誘い 公家武者 信平(十)

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    第十弾
    東北での戦い後、赤蝮軍団に任してしばし休息?、京での新たな展開が、信政も京での修行の途中係ることに、
    下御門と亡くなった姉との係わりは?
    決戦の舞台は京か?

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    2022年01月29日
  • 再興への道 身代わり若殿 葉月定光7

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    第七弾で最終話
    全てが明らかにされ、藩は取り潰し、これまでの苦労は?
    吉宗の案で偽装死、吉宗に仕え、月姫とも
    非常に安易な終わり方、虎丸の個人的な良さは残るが

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    2022年01月03日
  • 雲雀の太刀 公家武者 信平(十一)

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    セカンドシリーズ第11弾。

    先帝の血を引く薫子の居場所を探る銭才一味に、陰陽師の光音と、その祖父・光行が攫われてしまいます。
    そして、薫子を守る為その存在を秘するよう帝に命じられた信政は、薫子を保護したい父・信平や師匠・道謙との間で板挟み状態になってしまいます。苦悩する信政の決断は・・。

    常に銭才たちに先手を取られてしまう信平サイド。特に今回は光音と光行が敵の手に落ちて、光音が操られて、光行が無理強いさせられる場面が続き、「早く助けに来てあげて!」と、もどかしくなりました。
    一方、信平に逆らう事になっても帝や薫子との約束を守ろうとする信政に、成長を感じました。
    終盤でついに銭才と相まみえた信平ですが、決着はつかず、この戦いは続く模様です。
    そして、肥前と妹・絹の兄妹が哀れでなりませんでした。彼らの為にも信平達の反撃が見たいものです。

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    2021年12月31日