あらすじ
累計130万部突破!
勝負の4カ月連続刊行決定!
大人気時代小説シリーズ、ますます絶好調!
感情タグBEST3
哀れなり肥前兄妹
牡丹村の悲劇から10余年。信平らにより、ようやく銭才の手から逃れた肥前兄妹。しかし、長年にわたるマインドコントロールが、妹を刺客に変えてしまう。多大な犠牲を払いながら、怒りの信平が、安寧な世を守ることを信じたい。
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12作目を買いに行ったら11作目の買い忘れに気づき2冊を購入。
敵との壮絶な陰陽師を通しての闘い。それを守る息子の信政は、父にも本当のことを言えず悩むが、最後は父にも師匠にも言ってしまう。秘密を命じた天皇も、それは分かっていたようで安心した。
敵から寝返った肥前兄妹に訪れた不幸は残念。次の作品で今回のシリーズが最後となる。楽しみなような残念なような。
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第十一弾
銭才の朝廷に取って代る策謀、陰陽師の攻防、光音も敵方に捕らえられ、そして朝廷側の重鎮の陰陽師も亡くなり、妹を敵方に捕らえられている肥前は、無事解決したと思われたがそこには巧妙な罠が、悲劇の兄妹、太刀を帝から与えられた信政の今後は
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セカンドシリーズ第11弾。
先帝の血を引く薫子の居場所を探る銭才一味に、陰陽師の光音と、その祖父・光行が攫われてしまいます。
そして、薫子を守る為その存在を秘するよう帝に命じられた信政は、薫子を保護したい父・信平や師匠・道謙との間で板挟み状態になってしまいます。苦悩する信政の決断は・・。
常に銭才たちに先手を取られてしまう信平サイド。特に今回は光音と光行が敵の手に落ちて、光音が操られて、光行が無理強いさせられる場面が続き、「早く助けに来てあげて!」と、もどかしくなりました。
一方、信平に逆らう事になっても帝や薫子との約束を守ろうとする信政に、成長を感じました。
終盤でついに銭才と相まみえた信平ですが、決着はつかず、この戦いは続く模様です。
そして、肥前と妹・絹の兄妹が哀れでなりませんでした。彼らの為にも信平達の反撃が見たいものです。