あらすじ
故郷に帰った公家侍を剣客が襲う! 伝説の秘剣、京に炸裂―実在の公家大名が活躍する人気シリーズ、面白さ抜群の第3弾! 将軍の命により信平は久しぶりに上洛、帝から将軍家との縁を一層深めよとの激励を受ける。しかし、師匠の道謙は剣鬼に斬られ床に伏せていた。信平は道謙の孫の女陰陽師・光音の導きで、剣鬼・左門が潜むという比叡山に入る。立て続けに現れる刺客、信平を嫉妬する者の画策……時代小説の醍醐味溢れる傑作。
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恐ろしい人の心
本当に恐ろしいのは、鬼(または、鬼のように強い者)ではなく、鬼のような心を持った人だな。人の妬みは、醜く、どんなに美しい姫でも、夜叉に変える。悪人の親娘、情けをかけて、京都から追放って、生易しい。後で、祟られなければ良いが….….
まさに連続時代劇だが
次巻の前振りに普通になるが、さて、田圃に流して稲が枯れる毒物とは、何だろう?
現代なら高濃度の除草剤だが、江戸前期の時代だと、たぶん鉱物由来の物だろうな。硫酸銅あたりだろうか。
Posted by ブクログ
新シリーズ第三弾
京での陰謀解決するため今日の師の元へ、無事解決し、張本人は無難に追放、帰り道然る藩の姿を消した庶子と家臣を救い、江戸に帰ると讒言から謹慎、陰でお初の危機を救いほっとしたのもつかの間、領地で騒動が、追放公家の仕業か?