あらすじ
どこからでも読める、エンタメ度満点の大人気時代小説「公家武者シリーズ」第7弾。
戦国時代の名刀・露斬りの出物が同時に二本現れた。本物は大名が買った二千両の刀か、二百両の与力の刀か? 信平は切れ味比べに立ち会うが、贋作は本物に勝るほどの最上品だった。なぜか刀を鍛えぬ謎の鍛冶職人が何者かに拉致され、信平が向かうは愛息・信政の修行先、京。黒幕はどこにいる?
【実在の「公家武者」松平信平】
1636年、公家としては最高の家格の鷹司家に生まれる。15歳で江戸へ下り、徳川家光から歓迎され武士となる。徳川家綱の計らいで紀州徳川家の娘・松姫と契りを交わし、それから松平家を称した。
感情タグBEST3
うわぁ~~
うわぁ~~嫌な奴らが、続々と出てくる。この作者の描く悪人像は、嫌らしさがマックスで、気分が悪くなる。それで、やっつけられるまで、読み続けて、やっつけられて、ホッとしたと思ったら、また次の悪人が….….キリがない(笑)
Posted by ブクログ
セカンドシリーズ第7弾。
今回の“帝の刀匠”を巡っての事件の背景に、信平の手にあまるような巨悪の影がちらついているのが心配です。
ファーストシリーズ時の神宮路翔もかなりの強敵でしたが、今回登場した下御門実光の一派も手強そうです。
そんな中、京の道謙師匠の元で修業をしている若君・信政が順調に成長しているようで、何よりでした。