あらすじ
どこからでも読める、エンタメ度満点の大人気時代小説「公家武者シリーズ」第8弾。
【実在の「公家武者」松平信平】
1636年、公家としては最高の家格の鷹司家に生まれる。15歳で江戸へ下り、徳川家光から歓迎され武士となる。徳川家綱の計らいで紀州徳川家の娘・松姫と契りを交わし、それから松平家を称した。
感情タグBEST3
後手に回る公儀
深遠な謀略の全貌が見えず、後手後手に回る公儀。「友」を「弱きもの」を助けるべく、獅子奮迅の活躍を見せる信平だが、押されています。予断を許さぬ中、今後の展開が楽しみです。
憎き….….!
何と不気味な銭才(下御門実光か)達、徳川幕府は、全てにおいて、後手後手になっているのではないか?銭才の方が、一枚も二枚も上手で、ずる賢い。やっつけられるまでは、読まないと、気が収まらない(笑)
Posted by ブクログ
セカンドシリーズ第8弾。
倒幕を目論む、銭才こと下御門が動き出します。大名たちを手玉に取り、常に先手を仕掛けてくる一味に公儀の対応は遅れがちに。
ついには、信平の知り合いの公儀目付までが下御門一味とそれに組する大名に捕らえられてしまいます。
目付のピンチを聞いた信平は、勿論助けに行くのですが、今回は信平に助けを求めようとするも、その声が届く前に下御門一味に殺されてしまった人も数人いたのがもどかしかったです。
この神出鬼没で非情な一味の陰謀を阻止しなくてはいけないのですが、公儀はイマイチ当てにならないし、今後信平ファミリーだけでは対応しきれないのでは?と心配です。