佐々木裕一のレビュー一覧

  • 赤い刀身 公家武者 信平(六)

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    難しい

    悪い事を考える奴らは、とことん嫌らしく、自己中心的で、醜い….….。悪人達を、一網打尽にした事は、スッキリするものの、失われた命は、戻って来ない。悪事を未然に防ぐのは、難しい。

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    2023年08月04日
  • 狙われた旗本 公家武者 信平(五)

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    皆で….….

    力を持った悪人は、何処までも悪人で、弱き善人は、虐げられるばかり….….その弱き善人を助けるのが、我らが信平
    と、家来達。息子の福千代も、父親に似て、正義感に溢れている。頼宣の死は、悲しい事だが、皆で、それを乗り越えて欲しい。

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    2023年08月03日
  • 公卿の罠 公家武者 信平(四)

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    ほらね

    やっぱり、公家の父娘は、信平に仇なした。何処かで、野垂れ死んでいれば良かったのだが、こういう奴らは、しぶとく生き長らえて、悪さをする。決着がついて良かった。他の話は、微笑ましいのよ、物寂しいのと….….悲喜交々。

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    2023年08月02日
  • 比叡山の鬼 公家武者 信平(三)

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    恐ろしい人の心

    本当に恐ろしいのは、鬼(または、鬼のように強い者)ではなく、鬼のような心を持った人だな。人の妬みは、醜く、どんなに美しい姫でも、夜叉に変える。悪人の親娘、情けをかけて、京都から追放って、生易しい。後で、祟られなければ良いが….….

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    2023年08月02日
  • 逃げた名馬 公家武者 信平(二)

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    容姿も、強さも….….

    鷹司信平、実在の人物のようだが、随分、誇張も有るのだろうなとは思うが、容姿も強さも、人間離れしている。
    それにしても、この本の絵は、あまりにも、お粗末。子供の落書きか….….

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    2023年07月31日
  • 消えた狐丸 公家武者 信平(一)

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    超人的!

    見目麗しく、武術にも優れ、頼ってくる弱き者を助ける。家人、妻や子は、勿論の事、家来達にも優しい心配りが出来る。まるで、神様!
    京都から、嫁いだ姉を頼って、一人で江戸へ出てきてからの苦労からのその後….….やはり、悪人退治、人助けに活躍する。やはり、超人的!

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    2023年07月30日
  • 町くらべ 公家武者 信平(十四)

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    三話構成で盗賊繋がりの内容。どれも極悪非道で、あまり救いようが無い状況ながら、何とか解決して仄かに救いの光明が顕れる。
    「町くらべ」
    信平の町が切っ掛けで、女性の読売屋が江戸の町の順位付けをかわら版で発表。信平の鷹司町は50位という微妙な順位。「町の雰囲気が暗く、長屋の住人も昼間から酒を飲んでいる者が多くて、子供は人とぶつかっても知らん顔をする。商家がある通りもごみが目に付き、犬の糞も多い」とか。本から受ける印象とは真逆の町だったよう。イメージアップ作戦に盗賊の話しが絡む。頼みになるはずの五味与力がいつもの通り役に立たず、信平の活躍が引き立つ。
    「父の遺言」
    鷹司町の住人二組が同じ盗賊に関わる

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    2023年07月23日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 13 忠義の誉

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    新・浪人若さま新見左近 シリーズ13

    元禄期最大の騒動、ついに勃発。

    江戸城松の廊下で、浅野内匠頭の刃傷から、時が流れ、浪人左近として、付き合いのあった、堀部安兵衛たちの行方が、杳として知れなかった。

    浅野大学によるお家再興が、仇討ちを止める手段ではあるが、かなり難しい状況であった。

    京にいるとの噂を聞き、岩倉を探索に向かわせたが、不首尾に終わり、左近は、焦りを募らせる。

    ようやく、友と会えて、仇討ちを翻意させようと必死に説くが、
    安兵衛達の、決心は変わらなかった。

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    2023年05月30日
  • もののけ侍伝々6 平太郎の命

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    内容(「BOOK」データベースより)
    化け物退治を仕方なく請け負っている広島藩士・京嵐寺平太郎。ある日、平太郎の夢に“山の神”と名乗る美しい女が現れた。女から箱根山を襲う大百足退治を頼まれた平太郎は、山の方角の空が奇怪に赤く染まるのを見て、日本征服を目論む真之悪太郎の仕業だと直感する。平太郎は、白狐のおきん、三つ目入道の樋熊長政と箱根に向かうが…。日本を守るため、妖怪仲間の総力を結集した最後の戦いが幕を開ける。シリーズ、堂々完結!

    令和4年11月25日~27日

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    2022年11月27日
  • もののけ侍伝々4 怪刀平丸

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    内容(「BOOK」データベースより)
    広島藩士の京嵐寺平太郎は、故郷の“たたり岩”の封印から解き放たれた魔王・真之悪太郎の行方を追っていた。ある日、長屋で大天狗と将棋をさしていると、上役の佐伯が飛び込んできた。将軍家重へ、宝刀を献上に上がった腰物奉行の家来が、宝刀を抜いて暴れ、斬られても死なぬというのだ。三つ目入道ら妖怪仲間と城へ急ぐが、この事件により、怪刀に秘められた悲しい過去と悪太郎の意外な正体を知る―。人気シリーズ第4弾!

    令和4年11月13日~14日

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    2022年11月14日
  • もののけ侍伝々3 たたり岩

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    内容(「BOOK」データベースより)
    「貴様の里を焼き払うてくれる」不気味な笑い声を残し姿を消した巌道。妹の真娯萌らの住む故郷を思い不安な日々を過ごす平太郎に、またもや化け物退治の命が下る。旗本の跡取り息子にできた瘤を、なんとかしてほしいというのだ。驚くべきことに、瘤から鬼が生まれるという。妖刀茶丸を携え、妖怪仲間と解決に乗り出すが、それは、恐ろしい災厄の前触れだった―。平太郎は故郷と仲間を救えるか?大好評シリーズ第3弾。

    令和4年11月12日~13日

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    2022年11月13日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 11 不吉な茶釜

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    内容(ブックデータベースより)

    茶人として名高い天新堂の隠居の万庵が左近のもとを訪れた。
    懇意にしている高家の吉良上野介に招待された茶会で、手に入れたばかりの茶釜を見せられたという。
    目利きを頼まれた万庵は稀に見る逸品だと鑑定し、吉良は大喜びであったが、後日何者かによって茶釜が盗まれてしまう。
    この思わぬ騒動が、世間を震撼させる大事件にまで発展していき──。

    葵一刀流が悪を斬る!
    大人気時代シリーズ第十一弾!!

    令和4年10月3日~5日

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    2022年10月05日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 9 無念の一太刀

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    内容(ブックデータベースより)

    江戸を襲った勅額火事から一年、町の復興は着々と進んでいた。
    懸命に再建に励む江戸の民をたくましく思う左近だが、一年前の大火の混乱に紛れて武家の娘たちが攫われたとの不穏な噂を耳にする。
    近侍四人衆の一人、三宅兵伍の友人の妹も、大火を機に行方知れずとなっていることを知った左近は、兵伍たち近侍四人衆に探索を命じるのだが――。

    葵一刀流が悪を斬る!
    大人気時代シリーズ、注目の第九弾!!

    令和4年8月24日~27日

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    2022年08月28日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 8 鬼のお犬様

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    内容(ブックデータベースより)

    西ノ丸の大手門前で御家人が抗議の自刃を遂げた。
    将軍綱吉の肝煎りで発足したお犬見廻り組の頭犬養光忠に、犬をたたいた幼い息子が打ち殺されたというのだ。
    犬養を成敗するよう求める遺書を目にした左近は動こうとするが、綱吉との関係悪化を恐れた附家老の又兵衛に止められしばし静観することに。
    だが、ふたたび犠牲者が出たとの報が左近に届き――。

    葵一刀流が悪を斬る!
    大人気時代シリーズ第八弾!!

    令和4年8月15日~18日

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    2022年08月18日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 7 宴の代償

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    内容(ブックデータベースより)

    己が娘への将軍綱吉の寵愛を背景に、幕閣内で大きな力を持つようになった老中冬木有泉。
    綱吉の側近である柳沢保明をも凌ぐ勢いの冬木に乞われ、左近は冬木の庶子の旗本、磯田頼時をそば仕えとして預かることになる。
    真面目で穏やかな人柄と、己によく似た境遇の頼時に好感を抱く左近だが、頼時の胸中には、暗い思いが秘められており――。

    葵一刀流が悪を斬る!
    大人気時代小説シリーズ、刮目の第七弾!!

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    2022年08月16日
  • 黄泉の女 公家武者信平ことはじめ(八)

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    ずっと追っかけているシリーズ。懐かしの時代劇っぽさが楽しいです。すっかり有名になった信平さん、貫禄がついて頼もしい。

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    2022年05月01日
  • 決着の鬨 公家武者 信平(十二)

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    シリーズ2も12巻で終了。
    前シリーズは若い時代の妻との出会い等明るい話しが多かったが、今シリーズは妄想を抱いた老人の大掛かりな闘いとなり、暗い傾向だった。最後は江戸城で将軍を人質にした有り得ない展開。
    解決した信平には多大な恩賞が、と思ったが史実を見ると信平の息子の代まで7千石なので加増は無し。文中では辞退した奥床しい信平になっているが、あまりにも遠慮しすぎでは。
    次のシリーズはあるのだろうか。恩賞なしで活躍は厳しそう。

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    2022年03月18日
  • 雲雀の太刀 公家武者 信平(十一)

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    12作目を買いに行ったら11作目の買い忘れに気づき2冊を購入。
    敵との壮絶な陰陽師を通しての闘い。それを守る息子の信政は、父にも本当のことを言えず悩むが、最後は父にも師匠にも言ってしまう。秘密を命じた天皇も、それは分かっていたようで安心した。
    敵から寝返った肥前兄妹に訪れた不幸は残念。次の作品で今回のシリーズが最後となる。楽しみなような残念なような。

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    2022年03月16日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 9 無念の一太刀

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    旧シリーズ合わせて23作目。旧シリーズの改訂版も同日発売で分かりづらい。帯を見ると、今回の2冊含めて18ケ月連続刊行とか。その内新作は幾つだろうか?
    今回の新作では大火に見舞われた江戸で、どさくさに紛れて多数の若い女性が攫われた事件。将軍の綱吉に心配されて市中に出ることが多少難しくなった左近が、部下や仲間に助けられながら解決する。大怪我しながらも脱出した娘を助けながら悪人を追ってゆく。身を売らされてボロボロになって、助かっても自死しかねない状況で、命を永らえる家族とそうで無い家族。救われる話しと絶望的な話し。やはり暗い結末の話しは気が重くなる。

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    2022年01月15日
  • 宮中の誘い 公家武者 信平(十)

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    新シリーズも10作目になり、息子の信政の活躍が徐々に増えてきた。まだ14才だが師匠の要望を受け大役に付く。江戸に残る信平は前回の戦いの結果に不満を持つが、加増により姉の領地を受ける。領地見回りで敵の目的を知るが、それが息子の役に繋がる。次は京都で親子共同の働きとなりそうで楽しみだ。
    旧シリーズの決定版が同じ時期に発売されるのでややこしい。前回間違って旧シリーズを買ってしまった。

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    2021年08月18日