佐々木裕一のレビュー一覧

  • 忠臣蔵の姫 阿久利

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    私は忠臣蔵の話がとにかく好きだ。
    諸説あるので色々な立場から語られる物語を読み
    私の中の忠臣蔵を立体的にしていくのを楽しみにしている。

    今作の主人公は浅野内匠頭の正室「阿久利」
    幼少の頃から始まり、浅野内匠頭と出会い婚礼を迎え仲睦まじく暮らしている2人の場面が続くと
    ああ、あと数年しかこの暮らしは続かないのだなと悲しくなった。

    目線が浅野内匠頭の正室なので
    討ち入りまでの描写は、良人を弔い、家臣たちに討ち入りや、自害などをすることなく安寧に暮らしてほしいと祈る描写や、嘆願書や文を描く場面しかない。なんて、もどかしい想いだったのかと思う。

    そして討ち入りが果たされたあとも、忠臣たちの助命を

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    2025年01月25日
  • 浪人若さま 新見左近 決定版 : 5 陽炎の宿

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    ネタバレ

    領国からの訴状、意外や甲府殿のおひざ元が
    悪辣な家老とその一味がはびこっている
    家中の騒動が起きているが、普通に取り潰し
    レベルでワロタ

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    2024年10月27日
  • 浪人若さま 新見左近 決定版 : 4 将軍の死

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    ネタバレ

    家綱死去で将軍継嗣問題に決着がつきました
    本人の意向を素直に信じない勢力から露骨な
    圧力があるものの、なぜか綱吉が鷹揚に許す
    家臣の暴走は続き暗殺騒ぎまで起きて左近が
    斬られたのには驚いた

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    2024年10月27日
  • 浪人若さま 新見左近 決定版 : 3 おてんば姫の恋

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    ネタバレ

    いよいよ秘策「宮将軍」が露見してきた・・・綱豊
    を苦しめてきた黒幕は大老の酒井であった
    主役を超人的に強くすれば、大抵の設定をひっくり
    返すことができるな(忍びの者もいるし)

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    2024年09月29日
  • 浪人若さま 新見左近 決定版 : 2 雷神斬り

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    ネタバレ

    甲府様こと新見左近(徳川綱豊)は将軍の継嗣
    争いを避けるために病気療養を装い、浪人に扮
    して市中に住まうのだが、今回は敵方の手先に
    自分は将軍にならない(だから暗殺を止めよ)
    といって(甘すぎると思うが)解決した
    ・・・このシリーズの前提が崩れたが次回から
    どうするのかな

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    2024年09月16日
  • 浪人若さま 新見左近 決定版 : 1 闇の剣

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    ネタバレ

    設定が面白いうえ、一冊読んでみたら読後感が良い
    長いシリーズなので楽しみだ
    徳川家宣が甲州様(綱豊時代)になる前に、新見家
    に養子になった時期がある(後に綱重の嫡子に復帰)
    将軍家綱の厄年の子故に他家を設けた綱重と綱吉

    家綱薨去時、2年前に亡くなっていた綱重の弟綱吉
    と子の綱豊が、次の将軍継承争いとなる前提の世界

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    2024年09月02日
  • 姫と剣士 三

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    ロミオとジュリエットのような悲恋物語。敵同士の親のもとに生まれた二人だが、片方の親が結婚を許すものの、もう片方が反対。昔の出来事に由来すると思い、諦める息子。娘は他の男と結婚が決まり、重病からの自殺騒ぎ。結婚直前に相手は路上で斬られて重症に。相手は屋敷を追われたこともあり結婚破棄。ここで二人が結婚しそうになるが、また息子側に大問題が。
    幕末の混乱で攘夷派と幕府側の大騒動に巻き込まれ、一喜一憂する目まぐるしい展開。幕末期は政治が安定しないこともあり、安心して読めない展開が続いて行く。

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    2024年06月24日
  • 姫と剣士1

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    桜田門外の変、直前からの政争と町道場の倅と旗本の娘のロミジュリ的な恋を絡めた物語。
    次男故に剣の腕をひた隠している伊織、という設定だけれど、最初から無双という訳ではないし、行方不明の兄の動向も不穏。

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    2024年04月17日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 16 鬼狩党始末

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    徳川綱吉と柳沢吉保という悪政のように言われる組み合わせがベースにあり、今回も徳川綱豊(左近)に対する恨みからの犯行と爽快感が少ない内容。
    綱吉の娘が死んだ事から、次期将軍争いに脱落した紀州。紀州の重役が綱豊暗殺のために暗躍する。もう1組は、綱豊に成敗された旗本の家臣。どちらも綱豊に恨みが行くように、綱豊を装って攻撃を仕掛ける卑怯なやり方。悪辣な盗賊として皆殺しし数万両を盗んだものも。
    救いは若き徳川吉宗の活躍。紀州内部の犯罪を見事に仕切ってくれた。
    歴史を調べると、綱豊が西の丸に入ってからも将軍になるのは15年後のようなので、同じような闘いがこれからも長そう・・

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    2024年04月14日
  • 姫と剣士1

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    ネタバレ

    Theな感じの小説。
    戦いのシーンよりも人々の心や日常の描写が丁寧にされているので、戦いを求めてる人には違うかも。伊織と琴乃の恋愛がどうなるのか楽しみ。

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    2024年04月05日
  • 姫と剣士 二

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    両想いの二人だが、父親同士が因縁の相手。その琴乃の父親の、伊織に対する妨害が酷い。伊織の強さを確認したことで、御前試合への出場を取りやめさせたり、反幕派として座敷牢に閉じ込めたりの嫌がらせを繰り返す。伊織の父親の対応で改善されるが・・
    最後は手のひら返しの二人の付き合いを認める方向か?
    腕は立つが、医者への変更もありそうで、先が読めない展開になってきた。

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    2024年03月11日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 15 公方の宝

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    新・浪人若さま新見左近 シリーズ15

    元禄16年(1703)11月23日深夜に、大地震が起きた。
    年が明け、江戸の町では、至る所、修復の兆しが見えているが、米の値上がりが、市民を苦しめていた。

    その上、将軍綱吉の愛娘、鶴姫が、疱瘡に罹り、命を落としてしまった。

    鶴姫の婿、紀州藩主・徳川綱教を次の将軍に据えようとしていた綱吉だが、その目論見も風前の灯。

    1704年と言えば、家宣と名を改めた年。
    そろそろ、終わり近くなって来たか。

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    2024年02月02日
  • 姫と剣士1

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    剣士は、江戸後期、名のある道場の次男坊伊織。姫は井伊大老の側近旗本松平家の姫琴乃。ロミオとジュリエットになりそうです

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    2024年01月28日
  • 姫と剣士1

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    新シリーズ開幕。
    苦手な幕末の混乱期。
    主人公の伊織は大道場の次男。長男がいるため、道場での修行を許されず、一人で隠れて稽古をしている。母親や兄は実力を知っているよう。
    突然、兄は武者修行に旅立つ。不穏な動きが冒頭にあるが、その詳細は明かされず、最後にやっと真実が。
    道場主の父や高弟、他の道場主が次々と捕まえられたり、大怪我を負って行く。佐幕派の思惑で行われる暗い時代。
    その中で旗本の娘と伊織の純愛が進んで行くが、当然の如く色んな所から障害が出て来る。
    桜田門外ノ変に向かって時代が変わって行く中で、明るい展開はあるのだろうか。

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    2023年11月28日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 14 乱れ普請

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    新・浪人若さま 新見左近 シリーズ14

    吉良上野介を討ち取った忠臣四十六士は、預けられていた大名屋敷で切腹した。
    主君のために命をかけた友を喪った寂しさに気落ちしていた左近は、巷で、忠臣の死を惜しむ声が広がっていると聞き「死して名を残した」と、幾分気が晴れた。

    六代将軍まで、後、6年。

    そろそろ、ネタも尽きたかな。

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    2023年10月03日
  • 町くらべ 公家武者 信平(十四)

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    セカンドシリーズ第14弾。

    第一話(表題作)「町くらべ」、第二話「父の遺言」は江戸が舞台の信平サイドの話。
    第三話「恋い焦がれ」は京で学問を学ぶ、信平の息子・信政サイドの話。
    ・・・と、中編三話構成となっております。

    読売屋・〈会堂屋文秋〉が作成した「町の位」と題された街の番付が江戸の民の間で評判となります。
    因みに、信平が拝領した鷹司町は五十番という順位。
    鷹司町の旅籠〈休楽庵〉の女将は、信平や代官の佐吉に順位を上げる為、ある提案をしますが・・・。

    今回は所謂“住みたい街ランキング”のような番付が民をザワつかせている状況の中、“悪いところは改めて良い町に”というように民度を上げるモチベ

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    2023年09月06日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 13 忠義の誉

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    3作続けて赤穂浪士の話し。暗い話題が続いた。
    周囲の忠告を無視しながら、堀部安兵衛と奥田孫太夫探しを続ける左近。世間や大勢も吉良を討つべしの声が高まる中、頑なに二人の友情を優先させる。何だか私情を優先させすぎてがっかりするような気分。
    ほかの章でも、騙されて身を滅ぼした若い旗本を助けて、自分の身を危うくしている。親や周囲、左近から何度も注意されながらドロ沼に嵌って行くバカ息子なのに、と呆れてしまう。
    忠臣蔵も今回で終了。綱吉時代なので明るい話題が少ないとは思うが、これからどう展開していくのだろうか?

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    2023年07月03日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 12 すももの縁

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    新シリーズ12

    浅野内匠頭の松の廊下での、刃傷事件が起こった。
    左近の友人、堀部安兵衛と奥田孫太夫を甲府藩で召し抱えようとしていた矢先、二人は、姿を消した。

    京に居るとの噂を聞きつけ、岩城泰徳は、息子幸松、妻お滝と、岩倉具家との四人で、京に向かうが、二人の居所は、掴めなかった。

    一方、お琴は、友人の忘形見のみさえを養女にする。

    刃傷松の廊下事件は、1701年。左近が、六代将軍になる、6年前の事になる。

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    2023年01月31日
  • 新・浪人若さま 新見左近 : 12 すももの縁

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    前シリーズと合わせて21作目。綱吉との関係でシリーズ全体が暗い内容。
    第一話も「生地獄」のタイトル通り、出口の無い暗さに終始している。側室の次男を虐める正妻。次男は策に嵌って家を出奔する。
    第二話「すももの縁」は忠臣蔵で有名な堀部安兵衛と奥田孫太夫を救うべく、新見左近の友人達が京都を探し回る。
    第三話「揺れる心」は、お琴が養女を貰い受けるかどうか悩む話し。養女の叔父叔母が鬼畜の所業。
    第四話「備え櫛」亡き妹に捧げる櫛を買いにきた旗本。調べると非業な目にあって自殺していた。
    数回続いた堀部、奥田との話題も、次回ぐらいに忠臣蔵が決行されるのだろうか。切腹で終わるだろうから明るい展開は望めない。

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    2022年12月22日
  • 姉妹の絆 公家武者 信平(十三)

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    セカンドシリーズ第13弾。

    銭才一味との死闘が終わった後、将軍から新たに拝領した“鷹司町”の問題解決に奮闘する“信平ファミリー”・・連作四話が収録されています。

    辛く長かった死闘も前巻で終わり、今回はシリーズ初期の頃のような、市井のトラブル解決がメインです。
    第一話「美しき骸」に登場した、目の前で母を亡くした女児や、第四話「姉妹の絆」の、両親を亡くし生活に困窮している幼い姉妹など、気の毒な境遇の子供たちが信平達に出会い救われていく展開で、特に信平と松姫に引き取られ、信平に“朋”と名付けられた女児の心の傷が早く癒えるようになればよいな、と思います。
    今後も“鷹司町”の面々は登場していくのでし

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    2022年11月16日