佐々木裕一のレビュー一覧
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セカンドシリーズ第15弾。
第一話(表題作)「影姫」、第二話「血に飢えた刃」、第四話「美しき三羽烏」は江戸が舞台の信平サイドの話。
第三話「京の留守番屋」は京で学問を学ぶ、信平の息子・信政サイドの話。
・・・といった、連作四話構成となっております。
信平のターンでは、もはや安定のトラブルシューターっぷりで、訳ありの武家絡みの問題であっても(第一話)、血に飢えたサイコパスが相手でも(第二話)、タチの悪い半グレ(?)一味が絡んできても(第三話)、信平様がいっちょかみしてくれれば、もう大丈夫!という安心感がありますよね~。
一方、信平の息子・信政も頑張っておりますよ~。
師匠の道謙先生にはまだ -
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シリーズは前作と合わせて32作目。将軍になるにはまだ時間が掛かるようだ。
白天狗での4話構成だが、1話目を除く3話が続き物。
第一話 秘里の女
新見左近の友人である岩倉が、賊とされる白天狗退治のために夜間の巡回中に出会った事件を中心に展開。殺害された浪人から浪人の妻に辿り着く。旗本の用人が絡む不正に妻が敵討に出向く。妻は秘里出身の忍者だった。
第二話から第四話
賊とされた白天狗は実は不正を糾す集団だった。黒幕に辿り着いたところ、首領の実家の家名断絶を企てた幕府の重臣でもあった。新見左近らの手助けで黒幕を倒し、世直し天狗と呼ばれることに。
どちらも新見左近の登場は遅く、ギリギリ過ぎるくらい。善 -
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私は忠臣蔵の話がとにかく好きだ。
諸説あるので色々な立場から語られる物語を読み
私の中の忠臣蔵を立体的にしていくのを楽しみにしている。
今作の主人公は浅野内匠頭の正室「阿久利」
幼少の頃から始まり、浅野内匠頭と出会い婚礼を迎え仲睦まじく暮らしている2人の場面が続くと
ああ、あと数年しかこの暮らしは続かないのだなと悲しくなった。
目線が浅野内匠頭の正室なので
討ち入りまでの描写は、良人を弔い、家臣たちに討ち入りや、自害などをすることなく安寧に暮らしてほしいと祈る描写や、嘆願書や文を描く場面しかない。なんて、もどかしい想いだったのかと思う。
そして討ち入りが果たされたあとも、忠臣たちの助命を -
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徳川綱吉と柳沢吉保という悪政のように言われる組み合わせがベースにあり、今回も徳川綱豊(左近)に対する恨みからの犯行と爽快感が少ない内容。
綱吉の娘が死んだ事から、次期将軍争いに脱落した紀州。紀州の重役が綱豊暗殺のために暗躍する。もう1組は、綱豊に成敗された旗本の家臣。どちらも綱豊に恨みが行くように、綱豊を装って攻撃を仕掛ける卑怯なやり方。悪辣な盗賊として皆殺しし数万両を盗んだものも。
救いは若き徳川吉宗の活躍。紀州内部の犯罪を見事に仕切ってくれた。
歴史を調べると、綱豊が西の丸に入ってからも将軍になるのは15年後のようなので、同じような闘いがこれからも長そう・・ -
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セカンドシリーズ第14弾。
第一話(表題作)「町くらべ」、第二話「父の遺言」は江戸が舞台の信平サイドの話。
第三話「恋い焦がれ」は京で学問を学ぶ、信平の息子・信政サイドの話。
・・・と、中編三話構成となっております。
読売屋・〈会堂屋文秋〉が作成した「町の位」と題された街の番付が江戸の民の間で評判となります。
因みに、信平が拝領した鷹司町は五十番という順位。
鷹司町の旅籠〈休楽庵〉の女将は、信平や代官の佐吉に順位を上げる為、ある提案をしますが・・・。
今回は所謂“住みたい街ランキング”のような番付が民をザワつかせている状況の中、“悪いところは改めて良い町に”というように民度を上げるモチベ