佐藤可士和のレビュー一覧
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・問診とは、現在置かれている状況を把握し、問題点や重要点を浮かび上がらせるためのもの。
・数の多さではなく、リアリティを引き出せるかが重要なポイント。
・物事の本質には2種類ある
取り除くべきネガティブ要素
誇るべき点が埋もれている
・物事の本質=いちばん大事な点
・状況把握→視点導入→課題設定
・迷ったら視点を引いてみてみる。
・迷ったら具体的なシーンを思い浮かべてみる。
・他人に対して仮説をぶつける。フロイトの不意識法。
・他人事を自分ごとにする。
・根本的には視点を導入すること。
・アイデアが出ないと悲観する前に目の前のものを見つめ直す。
・問題解決の手がかりは必ず -
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佐藤可士和のクリエイティブシンキング
著:佐藤 可士和
日経ビジネス人文庫 さ 15 2
よかったです。分かりやすい考え方だとおもいます。いや、ひとつひとつは単純なのですが、それがまとまると分かりにくくなる。それを噛み砕いて説明をされているところがいいと思います。
人間はロボットに対して何をしていくべきか、人間だからこその能力とは何なのか、ということについて真剣に考える機会も増えてきました。
社会環境の変化のスピードを感じずにはいられません。少し前までは、予想もできなかったフェーズに突入するかもしれない
そんな中、創造的思考、クリエイティブシンキングは、進化を続ける人工知能を凌駕できる -
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わかりやすかった。うすい本でしたが、理路整然とまとめられていて、いいたいことが集約されている印象が残りました。
この本で僕がのべる整理術とは、整理のための整理ではなく、快適に生きるための本質的な方法論。ですから、デスクの周りなどの空間から仕事上の問題、人間関係に至るまで、あらゆる場面に応用できるのです。
気になったのは、以下です。
■超整理術
・整理するには、客観的な視点が不可欠です。
・対象から離れて冷静に見つめないと、たくさんの要素に優先順位をつけたり、いらないものをバッサリ切り捨てたりすることができません。
・広告が思いのほか注目されないものだということを痛感しました。
・どんな -
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「質の高い打ち合わせ」は仕事の生産性を高め、余裕を持ったスケジューリングを可能にし、仕事のクオリティーも上がる。
形式張った打ち合わせは特定の人間のみが話し、時間の無駄を生み、前に進まないことが多い。
そして、自らプロジェクトのリーダー的なファシリテーターを務めることで、発言者や出席者のモチベーションを上げる取り組みを促せたり、謝った方向に向かった時の軌道修正能力やタイムマネジメントや結論をまとめ会議をコントロールする力も養われる。まずは挙手して、失敗を経験すること。その一歩が大事だ。
そこから、そのプロジェクトにはどんな意味があるのか、どんな利益が生まれるのか自然と敏感に察知出来る力が身に付 -
購入済み
身近に使えるテクニック本
自分の携わる仕事で近い部分もあり、とても役に立ちそうなテクニックが具体例とともにわかりやすく解説されている。整理術というのが問題解決に繋がるというのは目から鱗の視点ではあったが納得する内容だった。日常のことにもぜひ取り入れて実践していきたい。
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デザインはもちろん、他の仕事においても
整理術は無駄を省いて本質に向かって注力できる環境を作る。
また、デザイナー=ドクターという例えもわかりやすかった。デザイナーはただ絵を作るのではなく、「課題は何か」を診断して明確にしていく。
クライアントの要望だとしても、それが課題解決になるのか、疑ってみることも大切だ。
国立新美術館のロゴデザインの事例はとても参考になった。
色んな角度から、時には極端に考える。時には自分の考えを「捨てる」。その上で自分や相手の考えを言語化していく。キーワードとキーワードを線で結びつけて突き通った先にデザインがある。答えは必ず目の前の課題の中にある。
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佐藤可士和さんシリーズ。慶應大学で行われてる「未踏領域のデザイン思考」の授業について書かれていて、仕事してから特に学びたい内容だと思った。学生時代に純粋にこの分野に興味持ってる子たちはすごい。。。
【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
狭義のデザインでは、「ポスターをつくるから、そのデザインをしてください」というように「アウトプット」→「デザイン」という順番になる。
世の中の仕事の多くはこの順番で流れている。
しかし、戦略的なデザインでは、「デザイン」→「アウトプット」と順番が逆になる。つまり、最初に全体の「デザイン戦略」がきて、最終的にそれにふさわしい「アウトプット」がくる。 -
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「常に相手の悩みを拾い上げ、本質を見極め、課題を発見し、解決していく」「お互いが考えを理解し合い、問題を明確にし、目指すビジョンを共有する」
・その前提は正しいか?そもそもこれでいいのか?という疑問をもつ
・積極的に相手の話を咀嚼して理解する、相手の頭の中にあることを言葉という形にしてどんどん引き出していく、わざと極端な考え方を口にする
・人間同士はたやすく分かり合うことはできない、誠意を込めて相手のことを理解しようとする姿勢が大切
・どんな視点を提示したら今までにない新たな価値を作り出せるか?
・多くの人が「そうだよね」と共感できるリアリティを提示する
・世間の人々の大半は”お茶の間目線”