【感想・ネタバレ】今治タオル 奇跡の復活 起死回生のブランド戦略のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年04月22日

佐藤可士和氏が関わっていることは知りませんでした。
佐藤氏が関わっていることはとても興味を持ちましたが、今治タオルの復活というタイトルに惹かれました。佐藤氏がリーダーシップをとっているように見えますが実は藤高氏がチームを率いています。佐藤氏の立ち振る舞いや戦略の作り方も勉強になりますが、なんといって...続きを読むも組合員の人達が奮闘していく様が好きです。
過去に東京に出店をして失敗した経験を持ちながらも未来のために青山へ出店する決意をされたのは凄いと思いました。

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Posted by ブクログ 2018年06月16日

佐藤可士和さん、前にハマって何冊か読みました。

今回、今治のことを書くのに読む。

今治の再生に、佐藤可士和さんは最初のりきではなったが、タオルを実際に使って、水の吸い取りの良さ、肌触りの惚れて、プロデュースを決めたと。
そんなに今治のタオル良いの?
確か、貰い物どっかにあったな~使ってみる?
...続きを読むや、白いタオルが欲しいかも。

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Posted by ブクログ 2015年03月10日

プロジェクト、プレゼンテーションの要

説得ではなく、共感
テクニックではなく 誠実に向き合って、率直に話すこと

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Posted by ブクログ 2015年01月22日

○クリエイティブディレクターの佐藤氏と愛媛県今治市のタオル業組合による、「今治タオル」の復活への取り組みをまとめたもの。
○ブランディングの重要性とその難しさを知った。

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Posted by ブクログ 2023年01月06日

今治タオルがここ数年で認知度を上げた背景が当事者の佐藤可士和氏らの話で書かれている本。ブランドを作る・守るためには参考になる内容だった。

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Posted by ブクログ 2022年11月07日

佐藤可士和氏が手掛けた「imabari towel」ブランド再生物語。佐藤可士和氏のマーケティング論/ブランディング論というより今治タオル工業組合の奮闘記といったほうが正しい。ゆえに肉薄する臨場感や緊迫感が伝わってき、地域創生/ブランド再生に取り組む全ての方におすすめしたい。ブランドを作る難しさや戦...続きを読む略の必要性、ちょっとした邪な気持ちが瓦解につながるところなど非常に参考になる。いまでは今治=高品質のタオルだが、いくら技術を持って水準高くともOEMで目先の売り上げに甘んじると長期的には弱体化する恐ろしさと、それを巻き返すのがこれほど難しい(まさに奇跡)ことを痛感させられる。

ブランド再生が限りなく険しい道だけれども、佐藤可士和氏が最後に語る「今治タオルの奇跡だってたった2%」、この言葉が大きな励みになるであろう。

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Posted by ブクログ 2020年05月30日

今治タオルがいかにして復活したかというのを赤裸々に語っていて、具体的な取り組みの事例が記されている。
歴史がある程度あり、価値が届ききっていないプロダクトのブランディングを考える上ではとても参考になると思う。

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Posted by ブクログ 2018年10月15日

産地復活の舞台裏が詳細に書かれており、2部構成で、前半は佐藤可士和目線、後半は四国タオル組合の歴代の代表理事目線と面白い構成です。今治=タオルって全く認知がなかったですが、実はうちにもありました“imabari towel Japan”確かに肌触りと吸水性抜群です。本書は四国タオル組合の起死回生を描...続きを読むいていますが、実は日本の前に立ちはだかる問題と同じ気がします。奇跡はわずか2%から始まる。

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Posted by ブクログ 2016年01月25日

哲学のない広告は価値がない。
佐藤可士和の仕事には、哲学がある。
ただの企業や商品のロゴデザインにとどまらない。
企業や商品をあいだにはさんで、その向こうにいる「人」に訴求する。
ユニクロやドコモやセブンイレブンだけでなく
今治タオルや明治学院大学のブランディング化も、
タオルを作る人と使う人
大学...続きを読むに集う教師や学生たち
そういった人の行動様式やライフスタイルそのもののデザインや提案にまで踏み込んでいる。
そういう意味で、彼の仕事は抜群に★5つなのだが、
まあ、読み物としては★3つですかな。

気鋭のアートディレクターの上から物申すブランディング化だけでなく、
タオルメーカーや職人をリスペクトして、
双方の濃密なコミュニケーションの先に奇跡の復活が成し遂げられているという内実は感慨ものです。

前半が佐藤側の視点、後半がタオル組合側からの視点で書かれているのがグッドです。

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Posted by ブクログ 2015年10月03日

何気なく、もらったタオル。
赤と青のロゴ。あれ、どこかで。

今治タオル?なんか聞いた事ある。


伝えるべき価値、答えは
そのものの中に。

そのものを内外に伝える価値と答えは
著者がデザインしたのか。

共感したら、それを用いてどうブランド戦略をたてるか。
まずは共感から。
使わんと伝わらん。

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Posted by ブクログ 2015年08月12日

佐藤可士和が関わった今治タオル復活までの話。定量化すると2%の成長との事だか、イノベーションとは何か、を整理する良書。メモ。(1)イノベーションとはあらゆる領域で新たな価値の創造をすること。
(2)本質的価値×戦略的イメージコントロール=ブランディング。今治タオルのキーファクターは安心、安全、高品質...続きを読む
分かりやすく伝えるために、白いタオルをキープロダクトに設定した。
(3)ロゴマークの織りネームの裏面には、必ず四桁の番号が記載されている。
(4)階段を上り続けていれば、必ず踊り場に差し掛かる時が来る
(5)今の日本にも素晴らしいコンテンツは沢山ある。自動車、和食、歌舞伎、富士山。ところがそれらを繋げるコンテクストがない。それぞれの価値が切り離された状態で個別にプロモーションを展開しているのが日本の現状。メイドインジャパンはプロダクトの情報であってブランドではない。アメリカには開拓者精神、自由、夢。北欧はデザイン、ヒューマン。
(6)日本の本質的価値を分かりやすく伝える為のマスターブランドを国を挙げて構築して行く必要がある。

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Posted by ブクログ 2015年02月13日

『いいモノをつくってさえいれば売れる』その結果瀕死状態までになった”今治タオル”をブランド戦略によって成功に導いた過程を2つの視点から見た物語。
ブランド戦略を仕掛けたクリエイティブ•ディレクター佐藤可士和氏、もう一つはジリ貧であった四国タオル工業組合。
この成功迄に至る両者の視点の違いが面白い。...続きを読むタオル業界素人であったからこそ出来たブランディング、タオル業界にどっぷり浸かっていたからこそ全てが失敗に終っていた販路拡大。
この四国タオル工業組合のような末期症状の集まりは現在の地方の組合にごまんとあるだろう。その中でも『安心•安全•高品質』であった今治タオルという歴史があったからこそ成功出来たと言うのは嘘である。それは驕りとなって成功への壁となる。
この壁を壊し壁の内側でグダグダしてた組合メンバーを説得し納得させて実際に成功させた佐藤氏の戦略は経験と実績のある彼だからこそ成し得たのではないか。
そして、最終的にその戦略に理解を示した組合役員達も評価されてもいい。お疲れ様でした。

と言うことで今治タオルを使ってみたいなあ(笑)

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Posted by ブクログ 2015年02月08日

著者名を意識したのはだいぶ以前だが
明確に意識したのはふじようちえんを
見学に行ったときか
著者はデザイナーであると思っていたが
ああこんなのもデザイナーの仕事なのか
と思った記憶がある
いい建築だなと思った

この本で印象に残ったのはいくつかあるが
今治タオルの知名度が上がり
今治タオルの組合側が...続きを読む
遊び心ある広告を提案したときのこと
著者は今治タオルは優等生
優等生が冗談を言ってどうすると
組合側の慢心を「ブレ」だと一蹴する

組合の提示がどんなものかわからないが
そんなに悪くないように僕には思えたが
それを明確に切り分ける
すごい能力だなと思った

今治タオルいいなと
最近思っていたが
こんなデザイナーの手腕で
認知させられていたとは
というのもなんか衝撃

ううむいろんな意味ですごい仕事だなあ

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