あらすじ
世界的に活躍する佐藤可士和氏の打ち合わせはどのようなものなのか。膨大な案件をベストな形に持っていくためにどのような打ち合わせをしているのか。本書では佐藤可士和氏の「打ち合わせ」にまつわる具体的なノウハウを網羅。誰でも一流の仕事ができるようになる打ち合わせ術を披露する。
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Posted by ブクログ
「質の高い打ち合わせ」は仕事の生産性を高め、余裕を持ったスケジューリングを可能にし、仕事のクオリティーも上がる。
形式張った打ち合わせは特定の人間のみが話し、時間の無駄を生み、前に進まないことが多い。
そして、自らプロジェクトのリーダー的なファシリテーターを務めることで、発言者や出席者のモチベーションを上げる取り組みを促せたり、謝った方向に向かった時の軌道修正能力やタイムマネジメントや結論をまとめ会議をコントロールする力も養われる。まずは挙手して、失敗を経験すること。その一歩が大事だ。
そこから、そのプロジェクトにはどんな意味があるのか、どんな利益が生まれるのか自然と敏感に察知出来る力が身に付いていく。
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今更ながら、打ち合わせに関して、気付きが多かった書籍。
特に、
・意見に反対する場合には対案を。
・発言せずに参加しているだけで、人はネガティブなパワーを出す
という点には、意識したい。
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社会人として若輩ものの私にはとても分かりやすく打ち合わせへの望み方、進め方が書いてありとても参考になりました。普段の仕事の仕方にも活かせると思った部分も結構あったので、折に触れて読み返そうと思います。会社ではあまり教わらないのでしばらく仕事の参考書になりそう。
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良書。会社勤めならば社内会議やら外部との打ち合わせやら誰しもが参加するだろう。しかも「時間を食うばかり」とか「参加したけどそれだけ」とかネガティブになってしまうことが多い。本書は、そういう意識を変え会議の場が有効になるためのヒントに富んでいる。打ち合わせ:参加者のそれぞれの意見をぶつけ合い、最終アウトプットを出すもの。そのために必要なこと:1.どういう打ち合わせにしたいかイメージを持つ 2.自分の考えを持って会議に臨む 3.イメージをぶつけながら方向性を見出す これを補完するのが時間意識と 会議のファシリテーション。
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打ち合わせを変えれば、仕事が変わり、会社が変わり、人生が変わる。
目紛しい情報化の中情報を整理するのは、自分の感情に結び抜ける。
世の中のスピードが早い時代、楽天しかり、社内打ち合わせに、、場所や時間をかけずに効率化する。
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現状、部下から上手く報告が上がってこない状況ならば、報告してねと声かけながらも、上司からタイミングよく声をかけてみるという方法はすぐに試したい。
以下、本文より
スタッフたちが日常的に働いている場に「僕が」ふらりと行き、立ったまま、その場で進捗状況を確認していく。これを毎日やる。
スタッフのスケジュールを把握して、タイミングよく声をかけていく。あるいは声をかけてもらうようにする。
人を使う立場になったとき、事前に報告や相談をすることを、なかなかやってもらえなかったのでした。待っていても途中の経過報告が来ない。結局、上がってきたものがイメージと違っていたということが何度もあり、、。
打ち合わせの合間に少し時間を空けて、「どう?」「できてる?」「チェックするものある?」と声をかけていきます。どんどん見てアドバイスしていく。一人につき、2、3分。これを積み重ねていくのです。
常時コミュニケーションができる環境を作れば、仕事の効率は一気に高まる。
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打ち合わせの質が上がれば仕事の質が上がる。何となく「そうだろうな〜」とは思っているけど実践できていないディティールを細かく解説。
・打ち合わせは真剣勝負
・構造計算をして目的を志向
・イメージの徹底が肝要
・時間管理(ラスト5分と終了後5分)
・小さな気遣いと、違和感の除去
・ファシリテーター(コミュ力)
・ブレスト(極論と断片を活用)
・会食(価値観を理解する)
・社内コミュニケーション(打ち合わせがあらない状態)
古本屋でたまたま見つけた本だったけど超有意義。
読んだだけにせず、実践。今週から。
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打ち合わせは「試合」であり「本番」のごとく全力で臨む。
質の高い打ち合わせのポイントは、打ち合わせその場でジャッジすること。そうすることで仕事が進む。
佐藤可士和の仕事ぶりは少しでも見習いたいものです。『サムライ』という会社名がほんとしっくり。研ぎ澄まされてますね。
出すお茶やカップもこだわっているし、来客のお見送りも徹底しています。相手に対する気遣いが仕事に滲み出る。何度も言うけどそういうところ見習いたいです。
メモ
相手を否定する、ダメ出しするなら相手のアイデアを超える代案を。
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社会人何年目になっても付き纏う打ち合わせだが、その通りだな〜と改めて気づくきっかけになった。
会社の人が全員この本を読めば、各々の過去の打ち合わせに対する反省や、今後の活かしになりそうという箇所もしばしば。
佐藤可士和さん自身の気遣いやマナーを重んじる性格なども見えて、一流の人だな、と感じた。
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打ち合わせとは「仕事そのもの」。効率よく打ち合わせをてこそ生産性向上の決め手という考えに共感。
打ち合わせはコミュニケーション能力を磨く場であり、間違ってもいいからどんどん口に出す。今まで周りの人のコミュ能力をなんとなく考えていたが、最近のテレワークでコミニケーション能力の重要性を再認識した。
「言語化」することで思考は具体化する。大切な考え方で心に留めておこう。
16年8月26日初読 19年5月1日再読
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以前の職場の課長文庫にあった、超整理術も読んだことあるけど、これはいい。仕事のスピードと質をあげようという気持ちになるし、もっといい仕事をして、もっといい人生を考えようっていうプラスな気持ちになる。
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書いてあることはどれも基本的だけれども、出来無いことが多くて。当然のことをコンスタントにこなしていく、それが「美意識」を徹底することなのだと痛感した。近々再読したい。これを読んでから「アイディア」を軽々しく使わないようになった。
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全ての仕事は打ち合わせである。その打ち合わせの重要性、また打ち合わせをいかに効率的に効果的に無駄なく行なっていくかについて書かれた本だった。
自分は完璧を求めるあまり、人に見せる時は完成形でなければいけないと考えてしまうスタイルなので、プロトタイプでプロセスを共有する進め方がいかに大事かが分かった。
打ち合わせに関する知識から、総合的な仕事術まで書かれており、今後社会人になる上で意識しておく必要があることを若干ながらも予習できたのではないだろうか。
Posted by ブクログ
【ココメモポイント】
・完全に意志決定される前のプロセスは、すべてが打ち合わせ
P.21
・一度打ち合わせをすれば、相手の仕事のレベルはすぐにわかってしまう
P.31
・目的のない打ち合わせは、ゴールのないマラソン
P.50
・プロジェクトごとに「体制図」をつくる
P.61
・「イメージ」を持ち寄ってかけ合わせることではじめて「アイデア」は生まれる
P.77
・打ち合わせが終わった瞬間に、ほんの5分でいいので、その打ち合わせについて振り返ってみましょう
→自分議事録をつくる。ラスト5分と終了後5分が打ち合わせの黄金の時間
P.122
・出席者の利益はどのようなものか、をできるだけ理解しておくこと。
(中略)どういうことになれば、その人はポジティブになれるのか。
何がインセンティブなのか。
P.158
・「何を感じたか」を心のひだに記憶していく
P.195
・日本の製造業の効率の良さは世界に知られています。
ところが、ホワイトカラーやサービス業の生産性はものすごく低い。
P.251
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数年前に所属する組織の詳細会議に出席していたが、自分にとって内容が高度で、全く発言できずに1年を過ごしたことがあった。
本書では、しゃべらないことは打ち合わせの意味を理解していない人であり、「負のオーラ」を漂わせている、と断じている。
当時を思い出すと汗顔の至りだ。
印象に残ったポイント
①打ち合わせにどのくらい集中していたか見極められる方法は、終わった後に最も大事な点は何だったかを書き出してみること
②打ち合わせは目の前に仕事相手がいるので、その場で決める覚悟を持つ
→持ち帰ったら結局考えなければいけないのは自分
③ファシリテーター(司会者)としての能力を磨くにはテレビ番組のニュースやバラエティのうまい司会者から学ぶ
④結局は景気やモノの売れ行き等は人々が感じていることの集積
→「感じたこと」が大切になり、感じる力を磨くことは、仕事の力を磨くこと
Posted by ブクログ
常に最先端を走る佐藤可士和さんならではの、トップクリエイターの仕事術だと思った。完璧な心得と仕事の向き合い方、読み進めていて、自分は仕事をしていなかったのでは、、まで感じてしまった。
経営者と同じ考えで仕事をしていて、社長クラスの人はこれが出来ている人が多かったなと自分の経験上感じた。
少しでも実践できるように見習いたい。
Posted by ブクログ
社会人なら読んで損はないと思います。
・喋らない→打ち合わせに出る必要無し
・×アイデア、⚪︎イメージを共有
・仕事ができるかどうかは、相手を思いやる小さな「気遣い」
打ち合わせで喋らない→不必要、という点はすごく心に響きました。
自身は喋らないようにしていたので。
”いいものを作ろう”という気持ちが前面に出て、高い意識を持って仕事をしているなと感じます。
Posted by ブクログ
私はデザイナーとしてディレクターの下で働いています。
超一流のディレクターである可士和さんの仕事の進め方は、どんな物なのか覗いてみたくなり、本書を読みました。
当たり前の事が多く書かれておりますが、改めて項目として列挙して貰えるのは便利だと感じました。
理想の働き方だけど、うちでは実現できないな、と悲しく思う項目も多いです。
メモをしない、という考え方はとても真似できないと感じました。
著者のように打ち合わせ中に思考を巡らし、
納得しながら仕事が進められる方であればいいと思いますが、
聞き漏らしたポイント一つがクライアントの評価に大きく響くので、そこは慎重に進めて行きたいですね。
Posted by ブクログ
なぜか30分単位で行うことが常となっているという点や、発言しない人が出る意味がないという点は、なるほどと思う。
他にも今後実践していこうという部分も見出せた。
また、参考になるかは別だが佐藤氏の拘りが垣間見える本。
Posted by ブクログ
何かのレビューで触れ、多分ハイパー児童館ぷれいすを進めるにあたって参考になるかもとかで気になって買ったものの、ハイパー児童館ぷれいすの頓挫?と共に積読にしてしまっていました(まさかその間に文庫になるとは…)。
今の職場でも打ち合わせはたくさんするけれど、生産性という観点では決して高くない。
会社の風土とは違うと言い切るとしても、打ち合わせに対する意識を高めて共有していかないと仕事が積もるばかりになっちゃう。一人で変えられるものではないし、難しいな。
Posted by ブクログ
佐藤可士和ではない人でも十分書ける本。書いてあることは大方その通りである。複数人数が集まる打ち合わせであれば、その人たちの時間を無駄にせず、準備をしっかり整え、目的を明確にすることだ。
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【読んだきっかけ】
会議の進行をよりできるようになりたいと思って
【気づき】
・その日決めることを箇条で書いておく
・きまったことは具体的に、議事録にまとめる
・ファシリテーターはモチベーターたれ
【アクション】
・その日決めることを箇条で書いておく
・きまったことは具体的に、議事録にまとめる
・トーラムを、どんなに短くてもいいので、1日1回触る
└自分のモチベ向上
Posted by ブクログ
できる人ほど基本に忠実。打合せ中はメモを取らない,次に進むことを決めるために集まる,“打合せ=次の動作を決めること”ということを再認識。
ここまでのキャリアの人が、打合せで来る人に出す飲み物の種類,温度に気を使うとなると、俺がやらないわけにはいかない。
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打ち合わせって毎日しているけど、『真剣勝負の場』と言われると、そこまで腹括ってないなぁ〜。たまに何の発言もしないまま終わることも(^^;)打ち合わせは『練習』ではなく、『試合』であり『本番』!打ち合わせは『ライブ』!ライブは盛り上がったほうがいい(^^)
普段から心掛けている“段取り”に続き、意識しよ(^^)/
Posted by ブクログ
2015年に購入。今の仕事柄、打合せが多いので、少しでも有意義なものにしたいと思い読んだ。ポイントとしては、打ち合わせのひとつひとつをクリエイティブなものにしていく必要があること。決めることも大事だが、しっかり拡散する手順を踏むことを忘れずに。参加者全員がワクワクできる場面を創出していきたい。
Posted by ブクログ
日常の業務から離れられる息抜きの時間になってしまっている打ち合わせや会議は沢山ある。
この本にあるように、参加者全員が真剣に臨み、結果を出すための議論を行うなら、その後の成果ぎ大きく変わるだろう。
この意識をどうやって参加者全員に根付かせるか、考えてみたい。
Posted by ブクログ
仕事でなにかあった時に、
関係者で集まって話をすればなんとかなるだろう
という感じで打ち合わせが行われることがあります。
そういう時はたいてい
打ち合わせの目的が不明確で、
なにが決まったのかよくわからないもの。
本日ご紹介する本は、
打ち合わせはビジネスの要であり
打ち合わせの質を高めれば、
仕事の質も高まることを紹介した1冊。
ポイントは
「心構え」
とくに社内で気心の知れた人たちと
打ち合わせをする場合、
とりあえず打ち合わせが始まってから考えよう
と言う感じで参加する場合があるかも知れません。
ある程度、自分の分かることを調べてから打ち合わせに参加するのと
その場でテーマを聞いて考え始めるのでは
打ち合わせの中身の濃さが違ってきます。
打ち合わせには、事前に準備して
イメージや仮設をたくさん持っていくこと。
そして、打ち合わせでは相手が持っているもの、
考えていること、イメージをきちんと外に出してもらうことが重要です。
「相手」
打ち合わせの参加者がどんなに大人数であっても、
誰に向かってしゃべるのかを意識することが重要。
誰に対してしゃべっているのかが自分でも不明確だと
次のアクションに繋がりにくくなります。
「気遣い」
打ち合わせに限ったことではありませんが、
相手をきちんと気遣えるかどうか。
そういうところに仕事の本質は現れます。
仮に相手の意見が的外れであっても
仕事をしていく上で、人としての気遣いは必要です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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打ち合わせの質を高めれば、結果的に仕事の質は高まります
打ち合わせはコミュニケーション力を磨く場
大事なことは、相手が持っているもの、考えていること、イメージをきちんと外に出してもらうこと
否定するのであれば、代案を出す
自分たちの利益はなにか?打ち合わせ相手の利益は何か?
とりあえず打ち合わせが始まってから考えようでは圧倒的に遅い
相手をきちんと気遣えるかどうか。そういうところに仕事の本質は現れる
相手のパーソナリティや価値観を理解する
社内で打ち合わせが必要なのはコミュニケーションがとれていない証拠
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◆目次◆
はじめに なぜ、僕は「打ち合わせ」の本を書いたのか?
1 打ち合わせの心構え ― 打ち合わせは「本音の真剣勝負」で臨め
2 打ち合わせの設計 ― プロジェクトの「構造計算」をして必要な打ち合わせを洗い出せ
3 イメージの重要性 ― 「イメージの徹底」が打ち合わせの準備である
4 打ち合わせの時間管理 ― 「ラスト5分」と「終了後5分」が打ち合わせの黄金の時間
5 打ち合わせにおける気遣い ― 出すお茶にまでこだわれば、仕事はきっとうまくいく
6 ファシリテーター ― 打ち合わせは「ファシリテーターの腕」で決まる
7 ブレインストーミング ― すべての打ち合わせを「ブレインストーミング」にせよ
8 会食とランチミーティング ― 会食は「未来を語らう場」として活用せよ
9 社内コミュニケーション ― 社内の打ち合わせはなるべくやらない
おわりに 打ち合わせを変えれば、仕事が変わり、会社が変わり、人生が変わる
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