佐藤可士和のレビュー一覧

  • 世界が変わる「視点」の見つけ方 未踏領域のデザイン戦略

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    ネタバレ

    中途入社のおじさんに教えてもらって知った佐藤可士和さん。(おじさんはずっと広告業界で働いてきた方です)

    ユニクロや今治タオル、楽天のロゴなどを作成されている方。
    この方だったのですか!!という驚きで、
    どうしてもお盆中に
    佐藤可士和さんの本を一冊は読みたくて、手に取りました。

    慶応義塾大学で
    「未踏領域のデザイン戦略」という授業を担当され、
    実際にそのなかで学生が考えた成果物(結果)と、
    授業内容、それに対しての佐藤さんの考え方、
    そして、
    佐藤さんの「デザイン」に対する考え方も書かれている、
    とても贅沢な一冊でした。

    帯に、
    -------------------------
    誰だって「デザインの力」を使える。
    大切なのは、この3つ。
    ①課題
    ②コンセプト
    ③ソリューション

    ①の「課題」とは、問題を解決するための
    取り組みやテーマのことです。
    ②の「コンセプト」とは、
    考え方の方向性のことです。
    ③の「ソリューション」とは、具体的に課題を解決するアイデアと実行プランのことです。

    ①「課題」→②「コンセプト」→③「ソリューション」は、シンプルでありながら、極めて有効なフレームです。
    この順番だけは、ぜひ覚えておいてください。
    -------------------------
    とありますが、
    もうすべてこれに尽きます。笑
    すでに帯でネタバレしてます。苦笑

    デザインは感性だけではなく、
    問題解決の思考も大事なんだと思われます。
    大事なのは、課題に対するコンセプトであって、
    ソリューションが先に来るのは間違い、だと。
    そうすると、中身の何もない成果物しかできない、と。

    本書を読んで思ったのは、
    本書に登場するこの授業ですら、
    佐藤さんにデザインされているんだな、と。
    そして大学生が考えるデザイン結果がとても素敵でした。

    コミュニケ―ションと煙が出るまで考えること、
    そして時代に対する反射神経、
    読んでて、なるほどが止まらない一冊でした。

    0
    2022年08月16日
  • 佐藤可士和の対話ノート

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    佐藤可士和展へ行くにあたり、佐藤可士和氏の予習として読み始めましたが、これは佐藤可士和氏を知るというより、佐藤可士和氏によって引き出されるゲストの脳内を探る本でした。目的とは違うものでしたが、各ゲスト金言たっぷり。未来を見据えた動きや視点の豊かさ。各対談にも好みがあるので、万人が星5つを与える作品だとは思いませんが、きっとタメになるはず。個人的には幅允孝氏との対談が興味深かったです。

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    2021年04月05日
  • 佐藤可士和の打ち合わせ

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    社会人何年目になっても付き纏う打ち合わせだが、その通りだな〜と改めて気づくきっかけになった。
    会社の人が全員この本を読めば、各々の過去の打ち合わせに対する反省や、今後の活かしになりそうという箇所もしばしば。
    佐藤可士和さん自身の気遣いやマナーを重んじる性格なども見えて、一流の人だな、と感じた。

    0
    2021年03月18日
  • 佐藤可士和のクリエイティブシンキング

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    東京の国立新美術館で開催されている佐藤可士和展に行き興味を持ったため、本を手に取り購入。
    自分の仕事術(マインドの持ち方)に活かせそうな箇所が多々。特に共感を持ち、仕事で活かしていきたいところが以下のところ。

    ・気持ちをこまめにアウトプットすること。"DVDの映像にキャプチャをつけるような感覚"で、日々の思考をアウトプットすること。

    →日々の習慣にもなるし、自分の考えを客観的に見ることができる。

    ・見立てをすること。他のものに例えて、「〇〇みたいなもの」「〇〇に喩えるとこういうこと」でうまく伝わる。本質的なものを捉える力になる。

    →まさに、伝える力。本質を捉えることで簡潔に別のものに喩えられる。一朝一夕にはいかないので、普段からの訓練が本当に大事だと思う。

    ・デザイン=問題を解決するために思考や情報を整理して、コンセプトやビジョンを導き出し、最適な形にしてわかりやすくその価値を伝えていく行為。

    →佐藤可士和さんの捉えるデザインとは。前半はプロセス、後半は結果(アウトプット)を述べていると思うが、プロセスとアウトプット双方に素晴らしいのが佐藤可士和さんなのだと改めて感じた。本質を捉えられていないと「価値を伝えていくこと」はできない。上記の2つを普段から意識して訓練することがデザイン力を養うことに繋がるのではないかと思う。

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    2021年03月13日
  • 佐藤可士和の打ち合わせ

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    否定するなら、代案をが刺さるフレーズでした。まさにその通りだと思います。建設的で前進する打ち合わせは大事ですね

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    2021年01月24日
  • 今治タオル 奇跡の復活 起死回生のブランド戦略

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    今治タオルがいかにして復活したかというのを赤裸々に語っていて、具体的な取り組みの事例が記されている。
    歴史がある程度あり、価値が届ききっていないプロダクトのブランディングを考える上ではとても参考になると思う。

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    2020年05月30日
  • 佐藤可士和の打ち合わせ

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    打ち合わせとは「仕事そのもの」。効率よく打ち合わせをてこそ生産性向上の決め手という考えに共感。
    打ち合わせはコミュニケーション能力を磨く場であり、間違ってもいいからどんどん口に出す。今まで周りの人のコミュ能力をなんとなく考えていたが、最近のテレワークでコミニケーション能力の重要性を再認識した。

    「言語化」することで思考は具体化する。大切な考え方で心に留めておこう。
     16年8月26日初読  19年5月1日再読

    0
    2020年07月12日
  • 世界が変わる「視点」の見つけ方 未踏領域のデザイン戦略

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    システムに関連しないが、要件(デザイン)の見つけ方・考えだし方の方法に応用可能
    慶応大学SFC授業「未踏領域のデザイン戦略」の書籍

    目次
    第1章 「デザイン」を広義に解き放つ
    ・「コミュニケーション」をデザインするとは?
    ・激変するコミュニケーション
    ・トータルな視点が問題解決につながる
    ・「コミュニケーション」をデザインするとは?
    ・「デザイン」はよりよい日常へのツール
    第2章 「未踏領域」をデザインする―慶應SFCでの実践記録
    2.1.授業の組み立て
    2.未踏領域をデザインする
    ・大学の授業という「未踏領域」のデザイン
    ・ダメ出しはする、アイデアはいわない
    2.2.学生たちのプレゼン実例
    ・まず「自分事化」してみよう
    ・「右脳」と「左脳」のキャッチボール
    ・「もがき」はスキル向上の踏み台
    ・リーダーシップとフォロワーシップ
    ・パカーンと光が当たってコンセプトを発見する
    ・デザインとは「ビジョン」を設計すること
    2.3.学生たちの感想
    第3章 「視点」をつかむためのヒント
    ・デザインとは「ビジョン」を設計すること
    ・「課題」→「コンセプト」→「ソリューション」
    ・前提を疑う、本質を探る
    ・耐久性のあるコンセプトを見つける
    ・「勘」と「感」を研ぎ澄ます
    ・「個人の感覚」を制御するな、むしろそこを掘れ
    ・経験値を高めて、多様な「視点」を獲得する

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    2019年08月31日
  • 佐藤可士和の打ち合わせ

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    以前の職場の課長文庫にあった、超整理術も読んだことあるけど、これはいい。仕事のスピードと質をあげようという気持ちになるし、もっといい仕事をして、もっといい人生を考えようっていうプラスな気持ちになる。

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    2019年07月09日
  • 佐藤可士和のクリエイティブシンキング

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    ネタバレ

    まず、速読しやすかった。

    「クリエイティブシンキング」と言っても
    身構えるものでも、特別なことでもなく
    ・常識を疑うこと
    ・一見接点のなさそうなものでも、深堀りすると思わぬ接点が見つけられること
    ・アウトプットすること
    ・お茶の間目線(広い視野)で見ること
    ・突き抜けられること(趣味でも)
    がどれだけ高いポテンシャルでできるか、ということ。

    もちろん、実行するのは大変だけどね。

    0
    2019年06月06日
  • 佐藤可士和のクリエイティブシンキング

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    超・今さらですが、コンサル会社のクリエイティブはうまくいってないと言われがちな中、佐藤可士和さんは唯一のクリエイティブコンサルの成功者と言える人だなぁと思い、何か手法的なところでヒントをもらえないかなぁと読んでみました。
    結果、クライアントとのディスカッションで想いを引き出し→それを整理し→コアバリューを導き出し→クリエイティブ&組織のあり方を最適化する、という流れは自分がやっているものとも共通なので大きく間違っていたり異なっているわけではないんだなと感じました。
    では佐藤可士和さんと自分の違いはなんなのか?というとこですが、あるべき理想像をすごく高い目線でかつ具体的にイメージできるかと、定着させるクリエイティブの強さというところなんだろうな。
    正しいとか間違ってないとかクリエイティブじゃないから、やっぱ最後の飛ばす部分でどんだけやれるかを重視してやっていきたい。

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    2019年01月20日
  • 佐藤可士和のクリエイティブシンキング

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    コンテンツからコンテクストを作ることが重要。コンテクストとは、物語というよりはバックグラウンドやコンセプトなどの大きな軸に沿って各要素が文脈をなしている状態。ブランディング以外でも、メッセージを伝える全てにおいて重要と思う。

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    2018年11月25日
  • 佐藤可士和の打ち合わせ

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    ネタバレ

    書いてあることはどれも基本的だけれども、出来無いことが多くて。当然のことをコンスタントにこなしていく、それが「美意識」を徹底することなのだと痛感した。近々再読したい。これを読んでから「アイディア」を軽々しく使わないようになった。

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    2017年07月03日
  • 佐藤可士和の打ち合わせ

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     全ての仕事は打ち合わせである。その打ち合わせの重要性、また打ち合わせをいかに効率的に効果的に無駄なく行なっていくかについて書かれた本だった。
     自分は完璧を求めるあまり、人に見せる時は完成形でなければいけないと考えてしまうスタイルなので、プロトタイプでプロセスを共有する進め方がいかに大事かが分かった。
     打ち合わせに関する知識から、総合的な仕事術まで書かれており、今後社会人になる上で意識しておく必要があることを若干ながらも予習できたのではないだろうか。

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    2017年03月30日
  • 佐藤可士和のクリエイティブシンキング

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    著者は、ドコモキッズ携帯のデザインやキリンビールのCM「親子の絆」などを手掛けたクリエイティブディレクター。デザインは「一番外側の中身」なので、見た目のよさだけではなく本質を捉える。既成概念にとらわれない。仕事に限らず、生き方や過ごし方もクリエイティブにするなど、示唆に富んだ内容がたくさん。無から何かを産み出す人は、エネルギッシュでポジティブだ。見習いたい。

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    2016年09月18日
  • 佐藤可士和のクリエイティブシンキング

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    ネタバレ

    アート・ディレクター、クリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和の仕事ぶりに見るデザインの位置づけとつくり方。
    2010年の書籍の文庫化なので紹介されているCMや商品、店舗などは少し懐かしいが、お客様目線ではなくお茶の間目線に訴える意識、大衆に響くリアリティを大切にしたいこと、デザインはビジョンを表現するもの、ロゴデザインはメンバーが自分事とした組織のアイデンティティーをまとめたものなど、決して古びていない考え方だと思える。
    16-145

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    2016年08月13日
  • 佐藤可士和の打ち合わせ

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    【ココメモポイント】
    ・完全に意志決定される前のプロセスは、すべてが打ち合わせ
     P.21

    ・一度打ち合わせをすれば、相手の仕事のレベルはすぐにわかってしまう
     P.31

    ・目的のない打ち合わせは、ゴールのないマラソン
     P.50

    ・プロジェクトごとに「体制図」をつくる
     P.61

    ・「イメージ」を持ち寄ってかけ合わせることではじめて「アイデア」は生まれる
     P.77

    ・打ち合わせが終わった瞬間に、ほんの5分でいいので、その打ち合わせについて振り返ってみましょう
     →自分議事録をつくる。ラスト5分と終了後5分が打ち合わせの黄金の時間
     P.122

    ・出席者の利益はどのようなものか、をできるだけ理解しておくこと。
     (中略)どういうことになれば、その人はポジティブになれるのか。
     何がインセンティブなのか。
     P.158

    ・「何を感じたか」を心のひだに記憶していく
     P.195

    ・日本の製造業の効率の良さは世界に知られています。
     ところが、ホワイトカラーやサービス業の生産性はものすごく低い。
     P.251

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    2016年08月13日
  • 佐藤可士和のクリエイティブシンキング

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    シンプルに物事の良し悪しを見るのは難しいんですよね。どうしても色眼鏡でみてしまうので。そんな思考になるのにはどうしたらよいか悩みます。

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    2016年08月01日
  • 佐藤可士和のクリエイティブシンキング

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    クリエイティブ・シンキング、著者の定義は「創造的な考え方で、問題を解決していくこと」。
    本書にはクリエイティブにデザインするためのヒントが散りばめられている。
    デザインと聞くとなんとなく名詞で、図案や意匠を連想するが、辞書でdesignを引くと動詞で「~を設計する」とあり、本書にあるように環境、組織、経営などもデザインの対象となるようだ。
    そうすると個人でも働き方、家庭ひいては人生そのものをデザインすることが大切なのではないだろうかと思えてくる。
    クリエイティブ・シンキング、すなわち「創造的な考え方で、問題を解決していくこと」で人生をデザインする。そう考えるとなんだか前向きで積極的な気分になれる。

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    2016年07月24日
  • 佐藤可士和のクリエイティブシンキング

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    クリエイティブシンキングは、創造的な考え方で問題を解決してくこと。
    アウトプットがクリエイティブなだけであって、思考はいたってロジカル。

    対象への深い理解によって、課題を引き出す。人に訴えるものをつくるには、説得ではなく共感というスタンスが必要。
    "外見とは一番外側の中身。中身の考え方を正しく表に洗わせているものがデザイン。"
    デザインは、表層的な形や美しさを作ることと思われがちだが、本当はソリューションとして捉えるべき。

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    2016年06月08日