佐藤可士和のレビュー一覧
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ネタバレ「他人から選ばれるのを待つのではなく、自分で選ぶ」
この言葉に心を揺さぶられました。
組織なりコミュニティに属していると、何となく自己選択の責任を他人に委ねていることに気付かないまま、愚痴をこぼしていたりすることに気付かされました。
自分が実現したいことの為に主体的に生きる。いろんなアイデアは自分の中だけで温めていては意味がない。行動に結びついて初めて意味がある。その為にとにかく行動を起こすことが大事、これは人間のモラルといっていい。
とにかく自ら物事を始めること、これを実践する為に、あの手この手の言葉で心を揺さぶる、いい本だと思います。 -
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自分の人生を生き、世界を変える
秘訣は、まず「始めること」。
とポジティブに説いてくれる本です。
そして、その途中では…
「恐怖に勝ち」、
「変化と失敗を受け入れる」こと。
そして「続けること」。
こそが、自分らしい人生を実現する
道だということがよく理解できます。
スターバックスの1店舗目は失敗した。
なんて「へぇ!」な楽しい事例と…
「人生の主人公は自分」という
当たり前ながら、案外忘れがちなことに
気づかせてくれます。
落ち込んでいたり、あきらめそうな
気持ちになったけれど、そこから
抜け出したい。変わりたい。
という人が買うと良い1冊です。
あなたをシンプルで明るい気持 -
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慶應大学SFCにて行われた授業に沿って、デザインにとことん向き合う実践講座での学生の姿勢、筆者が教授として注意していること、学生へ伝えたいことを全体の8割で展開。残りで改めて筆者が思うデザインとはということと、トータルコミュニケーションの意味におけるデザインを質良くアウトプットするために意識すべきことが記されている。
そもそも前半が多過ぎて知らんがなという感じだったが、学生が読む分には、良い参考事例として有益かもしれない。
本題のデザイン、視点(質の高いデザインを示すために必要となる独自の捉え方)の見つけ方についてだが、通底しているのは、普段から多くの経験を積み一般的な感じ方と自分の感覚をとに -
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有名なプロダクトを多数手掛けている佐藤可士和さん。モノから情報や思考まで徹底的に全てを整頓する事でたくさんの仕事を成功させているのだと分かった。持ち物もアイディアも削ぎ落として本質に迫る、というのは当たり前のようでいてなかなか思い切れない部分なので真似してみたいと思った。
ユニクロやファストリのロゴの作成エピソードを見て、かなりの試行錯誤を経てロゴを作り上げたのにも関わらず、このロゴは簡単に作れたと思うと言われすごく嬉しかったと佐藤さんが語っていてやはり両者只者ではないな、と思った。柳井さんのある意味失礼にあたるような言い方でも、いじくり回さずにストレートに企業の方向性を表す本質的なものが作 -
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数年前に所属する組織の詳細会議に出席していたが、自分にとって内容が高度で、全く発言できずに1年を過ごしたことがあった。
本書では、しゃべらないことは打ち合わせの意味を理解していない人であり、「負のオーラ」を漂わせている、と断じている。
当時を思い出すと汗顔の至りだ。
印象に残ったポイント
①打ち合わせにどのくらい集中していたか見極められる方法は、終わった後に最も大事な点は何だったかを書き出してみること
②打ち合わせは目の前に仕事相手がいるので、その場で決める覚悟を持つ
→持ち帰ったら結局考えなければいけないのは自分
③ファシリテーター(司会者)としての能力を磨くにはテレビ番組のニュースや -
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学びのまとめ
1)目的の整理
∟「何のために整理するのか?」「自分と対象との接点は何か?」を必ず言語化
2)思考の整理
∟課題の仮説をぶつけながら情報を見える化
※ポイント
-自分や相手の考えを言語化してみる
-仮説を立てて、恐れず相手にぶつけてみる
3)情報の整理
∟視点を導入して整理
※ポイント
-視点を引いて客観視してみる
-自分の思い込みをまず捨てる
-視点を転換し、多面的に見てみる
4)空間の整理
∟プライオリティをつける
→具体⇔抽象の行き来について、一段細かいhowを提示してくれている
具体と抽象の行き来の仕方の一つの考え方を学べた。
が、新しい学びは少なかった。 -
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整理をすることと、問題を解決することは同じこと!!!!
これ、ホントにまさにそう!!!!
と、思いました。要は、問題も整理整頓すると解決することがほとんどなんだよね、足りないもの多いもの、いらないもの必要なもの選択して並べたら大体の答えが出る。
残る。
この方はデザイナーですが、UNIQLOのロゴ。まさに!!!!!って感じでした。
目についたら、速攻でわかるあのUNIQLO。
このくらい頭が整理できたら、きっと仕事がめちゃくちゃできるだろうし、楽々だろうなぁ。と。
体が疲れるのは置いといても、頭が疲れるのはなかなか大変で、、、無駄に動くと身体まで疲れて、、、
超整理術、すこしづつもの -
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デザインそのものが整理術だという言及に共感。
デザインに限らず、問題解決(⇐それってすなわち広い意味でのデザインなのだが)とは、課題を診断して整理することが前提なのだ。
整理は、佐藤も言う通り一見面倒だけど、すれば本質を掴むための仕事の精度も能率も違うと。
これをしないと、物事の根源まで立ち返って解決することなどできないというのも分かる気がする。
モノを(机上でも、カバンでも)できるだけ少なくするというのも確かに試してみる価値はありそうだ。
手帳とノートと、小さめの財布さえあれば自分は十分かもしれない。
そういう、モノを見直す機会を、たとえば四半期ごととかに設けてみよう。
モノをファイルボ -
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今月の1冊目はこちら。
クリエイティブディレクター佐藤可士和さんによる、「デザインを広義に捉える」ための一冊。
慶應大学で行なっている「デザインの可能性、有効性を学ぶための」授業を中心にまとめたもの。
慶応大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の村井純先生から特別招聘教授としてデザインをテーマにした授業を受け持ってほしい、と声をかけられたことで始まったその授業は、学生のグループワークで行う、「未踏領域のデザイン戦略」なるもの。
テーマは、防災のデザイン、オリンピックパラリンピックのデザイン、キャンパスビルドのデザイン、強靭健康社会のデザイン、本当の平和のデザイン、無二の私の幸福のデザイン、など