佐藤可士和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私はデザイナーとしてディレクターの下で働いています。
超一流のディレクターである可士和さんの仕事の進め方は、どんな物なのか覗いてみたくなり、本書を読みました。
当たり前の事が多く書かれておりますが、改めて項目として列挙して貰えるのは便利だと感じました。
理想の働き方だけど、うちでは実現できないな、と悲しく思う項目も多いです。
メモをしない、という考え方はとても真似できないと感じました。
著者のように打ち合わせ中に思考を巡らし、
納得しながら仕事が進められる方であればいいと思いますが、
聞き漏らしたポイント一つがクライアントの評価に大きく響くので、そこは慎重に進めて行きたいですね。 -
Posted by ブクログ
仕事でなにかあった時に、
関係者で集まって話をすればなんとかなるだろう
という感じで打ち合わせが行われることがあります。
そういう時はたいてい
打ち合わせの目的が不明確で、
なにが決まったのかよくわからないもの。
本日ご紹介する本は、
打ち合わせはビジネスの要であり
打ち合わせの質を高めれば、
仕事の質も高まることを紹介した1冊。
ポイントは
「心構え」
とくに社内で気心の知れた人たちと
打ち合わせをする場合、
とりあえず打ち合わせが始まってから考えよう
と言う感じで参加する場合があるかも知れません。
ある程度、自分の分かることを調べてから打ち合わせに参加するのと
その場でテーマを聞いて考え始めるのでは
打ち合わせの中身の濃さが違ってきます。
打ち合わせには、事前に準備して
イメージや仮設をたくさん持っていくこと。
そして、打ち合わせでは相手が持っているもの、
考えていること、イメージをきちんと外に出してもらうことが重要です。
「相手」
打ち合わせの参加者がどんなに大人数であっても、
誰に向かってしゃべるのかを意識することが重要。
誰に対してしゃべっているのかが自分でも不明確だと
次のアクションに繋がりにくくなります。
「気遣い」
打ち合わせに限ったことではありませんが、
相手をきちんと気遣えるかどうか。
そういうところに仕事の本質は現れます。
仮に相手の意見が的外れであっても
仕事をしていく上で、人としての気遣いは必要です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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打ち合わせの質を高めれば、結果的に仕事の質は高まります
打ち合わせはコミュニケーション力を磨く場
大事なことは、相手が持っているもの、考えていること、イメージをきちんと外に出してもらうこと
否定するのであれば、代案を出す
自分たちの利益はなにか?打ち合わせ相手の利益は何か?
とりあえず打ち合わせが始まってから考えようでは圧倒的に遅い
相手をきちんと気遣えるかどうか。そういうところに仕事の本質は現れる
相手のパーソナリティや価値観を理解する
社内で打ち合わせが必要なのはコミュニケーションがとれていない証拠
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◆目次◆
はじめに なぜ、僕は「打ち合わせ」の本を書いたのか?
1 打ち合わせの心構え ― 打ち合わせは「本音の真剣勝負」で臨め
2 打ち合わせの設計 ― プロジェクトの「構造計算」をして必要な打ち合わせを洗い出せ
3 イメージの重要性 ― 「イメージの徹底」が打ち合わせの準備である
4 打ち合わせの時間管理 ― 「ラスト5分」と「終了後5分」が打ち合わせの黄金の時間
5 打ち合わせにおける気遣い ― 出すお茶にまでこだわれば、仕事はきっとうまくいく
6 ファシリテーター ― 打ち合わせは「ファシリテーターの腕」で決まる
7 ブレインストーミング ― すべての打ち合わせを「ブレインストーミング」にせよ
8 会食とランチミーティング ― 会食は「未来を語らう場」として活用せよ
9 社内コミュニケーション ― 社内の打ち合わせはなるべくやらない
おわりに 打ち合わせを変えれば、仕事が変わり、会社が変わり、人生が変わる
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Posted by ブクログ
哲学のない広告は価値がない。
佐藤可士和の仕事には、哲学がある。
ただの企業や商品のロゴデザインにとどまらない。
企業や商品をあいだにはさんで、その向こうにいる「人」に訴求する。
ユニクロやドコモやセブンイレブンだけでなく
今治タオルや明治学院大学のブランディング化も、
タオルを作る人と使う人
大学に集う教師や学生たち
そういった人の行動様式やライフスタイルそのもののデザインや提案にまで踏み込んでいる。
そういう意味で、彼の仕事は抜群に★5つなのだが、
まあ、読み物としては★3つですかな。
気鋭のアートディレクターの上から物申すブランディング化だけでなく、
タオルメーカーや職人をリスペクトして、
双方の濃密なコミュニケーションの先に奇跡の復活が成し遂げられているという内実は感慨ものです。
前半が佐藤側の視点、後半がタオル組合側からの視点で書かれているのがグッドです。