佐藤可士和のレビュー一覧
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デザイン思考であったり、Appleのようにテック企業だけどクリエイティブがすごく格好いいプロダクトデザインだったり、すごく参考になることが多いのだけど、クリエイティブ・デザイナーの思考のプロセスみたいなのを学んでインスパイアされたのは、佐藤可士和さんが最初ぐらいかな、ぐらい、印象が強い。
古い一冊で、とうの昔に読んでいるのだけど、またパラパラと目を通してしまった。
「超整理術」とあるけれど、ここに書かれているのは、問題解決アプローチだし、いかに”クリスタライズ”して、シンプルにメッセージを訴求するか、クリエイティブで表現するか、ということを、改めて教えてくれる。
何が、”刺さるか”を突き -
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システムに関連しないが、要件(デザイン)の見つけ方・考えだし方の方法に応用可能
慶応大学SFC授業「未踏領域のデザイン戦略」の書籍
目次
第1章 「デザイン」を広義に解き放つ
・「コミュニケーション」をデザインするとは?
・激変するコミュニケーション
・トータルな視点が問題解決につながる
・「コミュニケーション」をデザインするとは?
・「デザイン」はよりよい日常へのツール
第2章 「未踏領域」をデザインする―慶應SFCでの実践記録
2.1.授業の組み立て
2.未踏領域をデザインする
・大学の授業という「未踏領域」のデザイン
・ダメ出しはする、アイデアはいわない
2.2.学生たちのプレゼン実例 -
Posted by ブクログ
超・今さらですが、コンサル会社のクリエイティブはうまくいってないと言われがちな中、佐藤可士和さんは唯一のクリエイティブコンサルの成功者と言える人だなぁと思い、何か手法的なところでヒントをもらえないかなぁと読んでみました。
結果、クライアントとのディスカッションで想いを引き出し→それを整理し→コアバリューを導き出し→クリエイティブ&組織のあり方を最適化する、という流れは自分がやっているものとも共通なので大きく間違っていたり異なっているわけではないんだなと感じました。
では佐藤可士和さんと自分の違いはなんなのか?というとこですが、あるべき理想像をすごく高い目線でかつ具体的にイメージできるか -
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【ココメモポイント】
・完全に意志決定される前のプロセスは、すべてが打ち合わせ
P.21
・一度打ち合わせをすれば、相手の仕事のレベルはすぐにわかってしまう
P.31
・目的のない打ち合わせは、ゴールのないマラソン
P.50
・プロジェクトごとに「体制図」をつくる
P.61
・「イメージ」を持ち寄ってかけ合わせることではじめて「アイデア」は生まれる
P.77
・打ち合わせが終わった瞬間に、ほんの5分でいいので、その打ち合わせについて振り返ってみましょう
→自分議事録をつくる。ラスト5分と終了後5分が打ち合わせの黄金の時間
P.122
・出席者の利益はどのようなものか、 -
Posted by ブクログ
クリエイティブ・シンキング、著者の定義は「創造的な考え方で、問題を解決していくこと」。
本書にはクリエイティブにデザインするためのヒントが散りばめられている。
デザインと聞くとなんとなく名詞で、図案や意匠を連想するが、辞書でdesignを引くと動詞で「~を設計する」とあり、本書にあるように環境、組織、経営などもデザインの対象となるようだ。
そうすると個人でも働き方、家庭ひいては人生そのものをデザインすることが大切なのではないだろうかと思えてくる。
クリエイティブ・シンキング、すなわち「創造的な考え方で、問題を解決していくこと」で人生をデザインする。そう考えるとなんだか前向きで積極的な気分になれ