NHK取材班のレビュー一覧

  • やなせたかし みんなの夢まもるため

    Posted by ブクログ

    「あんぱん」を見て、たかしさん、のぶちゃんの生き様に感銘を受け、読みました。やなせさんの詩、作るキャラクター、絵、曲…どれも優しくて大好きでしたが、この本を読んでさらに愛着が沸きました。あれだけ辛い半生を送っていたのに、それを言い訳にすることなく「人生は喜ばせごっこ」と、人のために自分を犠牲にできるやなせさん。見習いたいです。

    0
    2025年11月01日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やなせ先生は、戦争や家族との別れを度々経験して、本当に苦しいこととは何か本当にうれしいこととは何かを身をもって体験されたのですね。
    「悪人を倒すことよりも、弱い人を助け、ひもじい人にパンを一切れ分けてあげるほうがはるかに正しい」
    私の知りうる限りのやなせ先生の私の多くには
    「生きていることが幸せ、幸せを感じるのは生きているから」
    のようなテーマが込められているように思えます。
    本当のやさしさとは
    本当の正義とは
    本当の幸せとは
    なんなんでしょうか。
    やなせ先生は「自己犠牲のない正義なんて、ありえない」とおっしゃっています。

    0
    2025年08月31日
  • AI vs.民主主義 高度化する世論操作の深層

    Posted by ブクログ

    生成AI以前の本だけど、かなり生々しいデータ活用を知れた。オバマの時代からSNSデータを使ったマイクロマーケティングが行われてたのは驚き。あと、大統領選の選挙人制度、そのままでええんかな。

    0
    2025年05月07日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 TJAR2022 挑戦は連鎖する

    Posted by ブクログ

    富山から日本アルプスを越えて静岡まで400キロを8日以内で駆け抜けるというめちゃくちゃなレース。
    賞金も賞品もなく、他人に大々的に知られることもないが、日々の生活や仕事をしながら着々とトレーニングを積んで挑む人たちがいる。その懸命さには心を打たれる。
    参加者たちが何に突き動かされてこの気狂いじみた挑戦に至ったのか、レース中何を考えているのかなどが取材されている。

    ★実際に山登りをしない人は映像作品から入った方が具体的な状況がよくわかると思う。
    山登りをする人は参加者の超人ぶりや辛さや達成感も(その人なりに)想像できるので没入できるのではないか。

    0
    2024年09月25日
  • 人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」

    Posted by ブクログ

    良い例も残念な例も、様々な地域の開発事例が赤裸々に書いてあって大変勉強になりました。
    「人口減少時代」に加えて、「工事費高騰」時代の再開発を考えるのは容易な話ではない。最低ラインとして、地域の身の丈にあった規模にすること、地域住民をしっかり巻き込むこと、これは言わずもがな。
    あとはその工事の結果が100年続くことを考えて、誰も後悔がないよう、少なくとも総体として後悔が少なくなるよう、とにかく考える。これに尽きるなと思いました。

    0
    2024年09月14日
  • 人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」

    Posted by ブクログ

    まちづくりに関わる方(特に自治体職員や住民の方)や、まちづくりに興味がある方(自分ごととしてして多くの方に関心を持ってもらいたい)に是非オススメしたい一冊です!
    タワマン建設による再開発のリスクが詳しく書かれていたり、あえてタワマン建設を規制して再開発を行う神戸市や、地方の再開発のモデルとなるような岩手県紫波町の事例などが紹介されており、人口減少が進む将来を見据えたまちづくりを考える上で参考になる内容が多くあったと思います。
    再開発は都市だけのものではなくて、古くなった家をリフォームするように、どのまちも定期的にリフォームしたほうが良いでしょう。それを怠れば、朽ちていく一方でしょう。
    次の世代

    0
    2024年08月18日
  • 人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」

    Posted by ブクログ

    2024年 46冊目
    日本の再開発に関する特徴、抱える課題、優良事例などを現地取材に基づき、丁寧に記した良書。
    現在の事業スキームだと、物価高騰等で上昇し続ける事業費を賄うため、
    低層:商業施設、高層:マンション・オフィス
    の高層ビル開発が主流となっているが、本当にこの地域でこれいる?と思える再開発もあるのは非常に同感。
    人口減少、気候変動に適合した、新たな事業手法をそろそろ生み出さないといけないかもしれない。

    0
    2024年08月17日
  • 人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」

    Posted by ブクログ

    現在の再開発をよく捉えている本。
    2000年代に開発されたビルは陳腐化しているのに、林立する都内の超高層ビル。
    個人的には早く東京から脱出したい。

    0
    2024年08月12日
  • なぜ、わが子を棄てるのか 「赤ちゃんポスト」10年の真実

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    赤ちゃんポストの是非を問う本。この手の本は何冊が読んだが、一番客観的でわかりやすかった。
    問題は赤ちゃんポストそのものではない。相談機関が限られていること、知識不足、母親の孤立など様々な原因が存在する。
    赤ちゃんポストの議論では、「子どもの視点」が欠けているように思う。子は親を選べない。親の都合で捨てられた子が、その先どんな人生を歩むことになるのか。もう一度深く考えるべきである。

    0
    2023年10月24日
  • ホンダF1 復活した最速のDNA

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    NHKで放送されたドキュメンタリーの書籍化。
    ホンダがF1でうまくいかないときの
    番組タイトルに思い悩むさまが語られる。
    これほどF1への情熱をもって番組を作り、
    書籍化されたことに感謝したい。
    本来、F1放映権を持っているフジテレビに
    こういった番組を作って頂きたかったが
    2023年の放映権もままならない状況なので
    厳しいか。
    浅木氏のコメント
    「勝たなければ意味がない」
    シンプルだが背景を知ればしるほど深い言葉。
    表紙の集合写真に、現ホンダ社長の三部氏の
    姿があり、ホンダ復活を期待してしまう。

    0
    2023年01月11日
  • ホンダF1 復活した最速のDNA

    Posted by ブクログ

    2021年からF1をDAZNで観戦するようになり、F1の魅力に取り憑かれた。
    日本を代表する自動車会社のホンダがどうやってレッドブルとともに勝利を得ることが出来たのかを知ることが出来る一冊だった。
    ホンダがF1に戻ってくるのを楽しみに待ちたいと思う。

    0
    2023年01月05日
  • 脱炭素革命への挑戦 世界の潮流と日本の課題

    Posted by ブクログ

    むちゃくちゃ勉強になった。絶望の中の小さな希望の本。日本の対応が世界からかなり遅れているのは知っていたし、2030年1.5度以下という目標に対しかなり厳しいことも知っていた。そんな中、この本では日本の企業や技術者が頑張っている点も触れてあり胸が熱くなった。自分になにもできないのが悔しい。
    なにもできない自分ではあるが、終章に書かれていた個人の行動はかなり大事だと思う、特に消費行動。何を買うか何を選ぶかは、結果として企業を動かすことになる。せめて消費行動、投資行動で応援したい。
    周りを見ても、環境に関心がある人はかなり少ない。その人たちを積極的に巻き込むつもりはないが、自分から行動に移して影響を

    0
    2022年08月26日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

    Posted by ブクログ

    悲しみと後悔と別れ、どんなにつらい思いをしてきたんだろう。想像を遥かにこえるものだろう。その中でこれが好き!を認識し向き合っていったやなせたかし先生素敵すぎる。
    昔の人は強いと耳にすることがあるが、何でもやっていかなきゃ食べていけないからやらなきゃ!って気持ちが強いのかもしれない。
    やなせたかし先生は色んなお仕事をされてる。その全てが積み重なってアンパンマンを描けたのだと思う。アンパンマンの歌は沢山あるが、そのほとんどがやなせたかし先生の作詞であるから驚き。才能の塊。
    この書籍は他の著名人からのコメントも掲載されているのが良い。立場が違えば見る視点が違うし考え方も違う。「あ~なるほどそういうこ

    0
    2022年02月02日
  • データでよみとく 外国人“依存”ニッポン

    Posted by ブクログ

    日本の技能実習生制度が、海外から人道的ではないという批判を時々目にするので、関連するトピックとして気になり手をとった。

    本書のうち技術実習制度についてのウェイトは大きくなく
    どちらかというと日本への移民をとりまく様々な課題にフォーカスをして描写。

    今まで知らなかったけれど日本は世界の仲(OECD諸国内)では上位4位に入るほど移民を年あたり受け入れている(約40万/年)

    また移民で入ってきて日本国籍を持たない中で生活するにあたっての不便さなどについてもかいてある。
    例えば、日本国民以外(外国籍)は義務教育は存在しないので、小学校などに通わせるにも学費負担が大きかったり、学校にも通訳がいない

    0
    2021年12月31日
  • データでよみとく 外国人“依存”ニッポン

    Posted by ブクログ

    日本は外国人無しではもはや生きていけない。
    それは都市部というより、農業は漁業、地方産業。それを知れて良かった。海外の移民事情も概説してあり、勉強になる。

    0
    2021年07月27日
  • AI以後 変貌するテクノロジーの危機と希望

    Posted by ブクログ

    A Iが確立したとしてのその後の考え方やどうなっていくかが、各著名人によって解説されている。
    どの人達の考えも内容は難解な事だが、わかりやすく説明されており面白い。

    巻末には各著名人の本が載っているので今度読んでみたいと思う。そのくらい面白い。

    1
    2021年03月21日
  • 女ひとり海外で働いてます! ひうらさとるのアジアで花咲け!なでしこたち

    Posted by ブクログ

    p66の鈴木さんのメッセージが心に響いた。

    この本に出てくる女性たちは、みんな生き生きとしている気がする。

    100ページしかないからすぐ読めちゃう。

    0
    2020年12月18日
  • データでよみとく 外国人“依存”ニッポン

    Posted by ブクログ

    良くも悪くもNHKらしい。学問的な厳密さはないが、極端な誇張もなく、各方面への目配りを怠らない。多民族化していくであろう日本の今をざっと見渡すには適している。

    0
    2020年04月09日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 ~2018 終わりなき戦い~

    Posted by ブクログ

    めっちゃくちゃ面白い。前作も読みたいし、今年も放映されるようならぜひ見たい。
    超人的なレースを走る超人たちを、さもそう見せないようにする抑制のきいた筆致がすこぶる読みやすく、好みだ。
    また、主軸となるランナーはいるものの、参加者30名の一葉が収められていて、様々なドラマが展開されており、ぐいぐいと引き込まれた。

    0
    2020年01月17日
  • なぜ、わが子を棄てるのか 「赤ちゃんポスト」10年の真実

    Posted by ブクログ

    ◯名著。記載されたエピソードは胸にこみ上げてくるものがある。
    ◯関係者への取材内容は大変貴重なもの。行政では中々収集できない部分であり、報道の正しいあり方というか、さらには取材を通して訴えたい内容が見えてくる。NHK取材班の執念のようなものを感じる。
    ◯まとめにおける提言も、上記の取材を土台にした説得的かつ現実的なものであり、行政および支援に携わる関係者に勧めたい一冊。

    ◯個人的な感想としては、女性にも男性にも共感できないと思っていた分野だったが、この一冊のお陰で、悩む人たちの気持ちを垣間見られたことで身近に感じることができた。

    0
    2020年01月10日