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Posted by ブクログ 2020年01月10日
◯名著。記載されたエピソードは胸にこみ上げてくるものがある。
◯関係者への取材内容は大変貴重なもの。行政では中々収集できない部分であり、報道の正しいあり方というか、さらには取材を通して訴えたい内容が見えてくる。NHK取材班の執念のようなものを感じる。
◯まとめにおける提言も、上記の取材を土台にした説...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月09日
九州の病院に赤ちゃんポストが設置されて10年経ち、その利用を巡って起きている出来事や日本の児童福祉制度についての本。
子育てを日々行っている親としては、子育てというのは本当に大変であり、産んだはいいが育てられない状況というのはいくらでも思いつく。
いわゆる「できちゃった」で、結婚も、母体も、家庭...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月28日
「こうのとりのゆりかご」通称「赤ちゃんポスト」の10年たった現在。
この「赤ちゃんポスト」の件、当時かなり気になっていたが、あれからもう10年たったのか、という驚きとともに読む。
10年たった今も、子どもを取り巻く状況はあまり変わってなくて、むしろ悪化してるんじゃ?と思いながら、苦しくなってきた。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月31日
「赤ちゃんポスト」として有名になった「こうのとりのゆりかご」。
2007年に開設され、十年が経過した。
当初考えられていたよりも多い赤ちゃんが、そして一定程度大きくなった子供達が棄てられた。
十年を過ぎた今、この存在を通して、様々な問題を考える。
本書中で記憶に残るのは、ある少年の語った話だ。
そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月24日
赤ちゃんポストの是非を問う本。この手の本は何冊が読んだが、一番客観的でわかりやすかった。
問題は赤ちゃんポストそのものではない。相談機関が限られていること、知識不足、母親の孤立など様々な原因が存在する。
赤ちゃんポストの議論では、「子どもの視点」が欠けているように思う。子は親を選べない。親の都合で捨...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月12日
熊本の慈恵病院の赤ちゃんポストの設置から10年。賛否両論ある中、虐待や遺棄で亡くなる赤ちゃんを救おうとドイツをモデルとして設置された。
日本は政治、国の制度として本当に整っていなくて、同じように救いたいと思っていても制度的に難しい面がある。血縁での親子関係を重視しすぎで、特別養子縁組も進まず、ぶら下...続きを読む
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