NHK取材班のレビュー一覧

  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

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    これから入門の本を読むための導入を意図しているのだろう。ユマニチュードの目を合わせる、触れる、ゆっくり話しかける、立つ、ポジティブなメッセージでコミュニケートする、が不自然な技法だというのがものすごくわかりやすかった。おそらく、

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    2016年08月14日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

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    ユマニチュードについての取材をもとに書かれた本。

    今まで読んだユマニチュードの本は、現場の方の書かれたものばかりだったので、「取材によってわかってきたこと」「取材を通して表現されたこと」は新鮮で興味深かったです。

    ユマニチュードは、哲学であり、技術である。

    人の尊厳を大切にしていることを、視線や姿勢、行動によって示していて、私もこの実践を続けていきたいと、改めて思いました。

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    2015年02月20日
  • 自動車革命―リチウム電池がすべてを変える

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    本書ほ自動車の観点から取材されているが、他の分野でも同様の変化が起こっているのだろう。
    そしきの壁を越えて、結束できるか、儲ける仕組みをいかに作るか、がカギであり、それらは残念ながら日本人が苦手とするところなのだろう。

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    2015年01月09日
  • 戦場の軍法会議 日本兵はなぜ処刑されたのか

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     アジア・太平洋戦争末期の軍法会議の実態に迫ったドキュメンタリー。フィリピン戦線で軍法会議に関与した海軍法務官が遺した日記・文書・証言録音の発掘を端緒として、冤罪や違法な裁判によって死刑に処せられた日本軍兵士の名誉回復を図る。本書でも言及されているように軍法務・軍法会議の歴史研究は史料の不在のために極めて少なく、それだけに本書の意義は大きいと思われる。これが契機かどうかわからないが、最近の報道によれば、法務省・検察庁が所蔵する軍法会議資料が国立公文書館に移管されて公開される見通しだというから、今後この分野の研究の進展が望まれよう。

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    2014年08月29日
  • 女ひとり海外で働いてます! ひうらさとるのアジアで花咲け!なでしこたち

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    出てくる皆さんのエネルギー、パワフルさに脱帽!
    ポジティブさと同時に”しなやかさ”も感じられて「へぇーすごいなぁー(他人事)」と気圧されるのではなく「私も(何を、とか具体的にはないけど)がんばろっ!」って思えたのも良かったです。
    パート2も楽しみ!

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    2014年08月21日
  • NHKスペシャル 世界ゲーム革命

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    2010年末から2011年3月ごろのNHKスペシャルでの取材を元にした本。前半は世界のゲーム産業の潮流、後半は従来のゲームの外にあるものとの融合、特に現実世界とゲームとの融合がテーマ。前半では欧米流の開発プロセスに日本の敗因を探り、しかし彼らの真似ではなく日本らしい作り込みから突破口を開けるのではないか、後半ではゲームが現実世界にも影響を与え、それが良い未来に進んでいくという論が印象に残る。元の取材から2年が経過しているが、当時の最新技術の展望以外はそれほど外れてはいないかと思う。

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    2013年07月31日
  • NHKスペシャル 世界ゲーム革命

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    NHKスペシャルの書籍化。世界を席巻していた日本のゲーム産業が、世界の中でかつてのような圧倒的な存在感を失っている現状を様々な観点で紹介する。
    最近でこそ、”ソーシャルゲームの台頭→ゲーム産業の危機?”のような報道を良く目にするようになったが、本書はそのような一面的な議論ではない。
    他業種と比べゲーム業界の動向に関する本は少ないが、本書はその中では広い視野で解説された、貴重な一冊である。
    下記のテーマが興味深かった。
    ・欧米のゲーム開発の現場で進む「オープン化・標準化」の取り組みが、飛躍的にゲームの開発スピード、コスト、質を向上させつつある。(日本はそのような領域で存在感がない)
    ・これまで同

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    2012年04月21日
  • 自動車革命―リチウム電池がすべてを変える

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    NHK取材班著「自動車革命」NHK出版(2011)

    IT技術の発展により今の世の中、非常に速い速度で変化していっている。今、我々が目の当たりにしている様々な分野の激変は、大きく言うとつながっているように感じる。長年多くの人々、あるいは人類が常識としてきたこと、そうする事が正しいのだと信じてきた事を根本から買え、新しいものを築かないといけない大きな時代の説目が訪れているように思える。政治や社会の仕組み、経済、エネルギーまで。いったん染み付いた常識を取り払う事は難しいが、電気自動車が普及するには必要なことだと個人的に考えている。

    *リチウムイオン電池は、リチウムという元素にコバルトやマンガン、

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    2012年04月14日
  • NHKスペシャル 世界ゲーム革命

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    日本と世界のゲームの今。

    フレッシュな話題が多く、読んでいてとても楽しかった。

    個人的には、やはり任天堂に親しみがあるので、
    頑張ってほしいと思う。

    また、ゲームが様々な分野に進出していて、
    実に未来性のあるものだと感じた。

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    2012年01月29日
  • NHKスペシャル 世界ゲーム革命

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    海外のゲーム産業の躍進、日本のゲーム産業の凋落、テクノロジーの可能性、産学連携の実情について赤裸裸に語っている内容で好感が持てる。
    それでもゲームの可能性と光を見据えている、とても骨のある語り口。
    日本の長所と短所を率直に捉えているのが良い。

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    2011年12月27日
  • NHKスペシャル 世界ゲーム革命

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    "ゲームは我々の欲求や夢の鏡なのだ"

    現実逃避でも暇つぶしでもない。ゲームは未来を築く原動力にしていけるはず。

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    2011年09月17日
  • 自動車革命―リチウム電池がすべてを変える

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    本書は、NHKスペシャルの「スモール・ハンドレッド 新たな挑戦者たち」と「次世代カー 電池をめぐる闘い」の内容を中心にまとめた取材記。

    本書を読んで、真っ先に感じたことは、中国を始めとする国々のベンチャー電気自動車メーカーの勢いのすごさだ。
    電気自動車はこれまでのガソリン自動車とは違い、構造もシンプルで部品数も少ない。
    さらに、中国は国家規模で電気自動車産業を後押ししている。
    これらの理由から、中国では今や何百という数のベンチャー電気自動車メーカーが生まれている。
    その中で、特に注目すべきは、BYDと山東宝雅電気自動車とEモーター。
    元々リチウムイオン電池メーカーだったBYDは2009年の上

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    2011年06月03日
  • 自動車革命―リチウム電池がすべてを変える

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    本書は、2009年10月に放送されたNHKスペシャル、自動車革命シリーズの2本目「スモール・ハンドレッド 新たな挑戦者たち」と、2010年5月放送の「次世代カー 電池をめぐる闘い」の内容を中心にまとめたもの。取材とともに展開される想像をはるかに超えた進化のスピードと、桁外れの中国のパワーに驚かされる。
    アメリカと中国の連携の前に、果たして日本はどう世界市場での地位を確立していくのか、といったまるで映画かドラマのような緊迫感は、思わず引き込まれるものがある。それは、液晶や太陽エネルギーなど、かつては日本がリードしていた分野が、あっという間に後塵を拝すというお決まりの負けパターンが、ちらりと脳裏を

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    2011年06月07日
  • 暴走するネット広告 1兆8000億円市場の落とし穴

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    2025年に読んだので少し古新聞感有りましたが、
    状況は相変わらず。
    むしろ、動画投稿サイトでは有名人のディープフェイク動画による情報商材詐欺CMなどが次々と出稿され、それらがばら撒く広告マネーにを目当てに群がるPV稼ぎアカウントが知財権無視のコンテンツを投稿しまくる、という状態にも見え、広告業界の健全性って、大分危なそうにも。
    その辺りも追いかけて、続編?増補版?を出してくれないかなぁ

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    2025年10月01日
  • 暴走するネット広告 1兆8000億円市場の落とし穴

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    ネット広告の闇について。

    広告を出したい人と受け取る人の間に、たくさんの人の思惑が挟まっていること、そしてその闇の深さが伝わってきました。

    もちろん、悪意に対し、安全を守るための動きもあるのだけれど、一人のユーザーとして自衛したり、誰かの権利が阻害されている状態に関与していかない選択をすることの必要性も感じました。

    本書の出版から何年も経つので、おそらく今はさらに巧妙になっていることと思います。
    知識のアップデート、大切だなと思いました。

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    2025年09月18日
  • AI以後 変貌するテクノロジーの危機と希望

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    AIを今後どう取り扱っていくか、いろいろ考えさせられるところが多いが、登場人物たちの豪華さに対して議論の内容がふわっとしている。それぞれの専門家の真髄を深く掘り下げてほしかった印象。
    また、AIについての書籍はChatGPT以前と以後で読む価値が変わってしまうことも感じた。つまり、ChatGPT以前の議論を以後の人が読む場合には、過去の人たちはこの大きな変化点をほとんど誰も予知できていなかったと思わされるだけで終わってしまう。

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    2025年08月23日
  • 人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」

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    人口減少時代の日本にとって
    どこに住むかは問題だ
    ましてや高齢者はアクセスの良い都会か それとも晴耕雨読の田舎か
    都市に何億もの億ションや
    タワーマンション
    何だか違和感がある
    災害があると高層階にある自宅には
    帰れない 心臓がバクバクする
    ましてやトイレが使えない
    料理もできない

    そして地上げの問題
    バブルの頃の話かと思っていたが
    今でもあるんだ驚いた

    アクセスの良い計画はインフラを含め
    人の移動や文化 教育 医療を考えて
    やっていくべきだろう

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    2025年07月02日
  • 巨大戦艦 大和 乗組員たちが見つめた生と死

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    2012年にNHKが制作したドキュメント、「巨大戦艦大和」の記録。

    番組を制作したディレクターによってまとめられた、大和の生存者たちの証言集。
    日本帝国海軍の最大の戦艦大和が、沖縄特攻に向かい沈没した時に、その事実は隠された。300名に満たなかった生存者の記憶は隠され、彼らが表で語ることはなかった。
    平成に入り、その記憶を残そうと考えた時には、もうその事実からは長い年月が過ぎていた。しかし、戦艦大和に乗り組み、闘い、沈められ、運よく生き残った兵隊たちは語った、その事実を。
    番組は生存者を探したが、話を聞くことができたのは、当時比較的歳若かった一般の兵隊のみ。
    だからこそ、正式な記録、公式な記

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    2025年04月16日
  • 人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」

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    様変わりし始めた都市開発、特に人口減少に伴う各都市の利便性を生かした工夫が生まれ始めた。大都市では地権者の持ち出しなしで補助金に頼らない建築から、地方都市ではタワマンの規制と住居環境を重視した環境整備などさまざまだ。人口減少は今後さらに深刻となり数年前にブームとなった郊外ニュータウンなども老朽化と共に住人の老齢化でリノベーションが難しくなっている。そこで新たな動きは住人の環境を工夫し充実した施設を優先し、公共施設+商業施設+分譲へと順番に不可建築へと変化している。

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    2025年04月06日
  • 人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」

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    再開発に関わるNHKの番組を元に編集された本。都市部だけでなく地方も含め、タワーマンションに象徴される再開発の様々な問題、失敗、成功の事例を掘り下げている。

    前半は失敗例、後半は成功例で構成されている。国からの再開発への補助の仕組みはタワマンや商業施設を作るインセンティブとなり、結果どこの再開発も金太郎飴的になりがち。また令和の今でも残る地上げや、建築費の高騰によって再開発に賛成した後に「梯子を外される」などの問題提起している。

    逆に成功事例。タワマンや商業施設ありきではなく、その地方・地域に合った開発の在り方を将来像まで含めて練り上げ作り上げたことが要因になっている。

    巨額な資金と長期

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    2025年03月04日