NHK取材班のレビュー一覧

  • 外国人労働者をどう受け入れるか 「安い労働力」から「戦力」へ

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    日本で働く外国人は百万人を超えたそうだ。しかしこの本に書いてあるようなことが今後も続いていくなら、日本に来る外国人労働者はいなくなるんじゃないだろうか。そう思わされた。

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    2020年02月18日
  • NHKスペシャル 世界ゲーム革命

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    2011年初めに放送された同名の番組の内容をまとめた本。
    番組を見た人にとっては、それほど読む価値は無いかもしれないが、番組に登場したゲーム・クリエーター水口氏のインタビュー・対談集は、番組では放映されなかった部分で、これは読むべき価値がある。特にMITのミンスキー教授との対談は、今後のゲームのあり方を示唆していておもしろかった。日本のゲームは、現状やや凋落傾向にあって、ローカル化が進んでいる。その中で、日本のゲームがどうあるべきか、ゲームは社会に対してどのような役割を果たせるかを研究している人達がいる。
    個人的には、あまりゲームには興味が無いけれど、この本に登場するゲームに親しんだ人達が作る社会が、今後どのように変わっていくのかには興味がある。
    ○ミンスキー教授の言葉
    「子供はゲームで楽しく遊ぶ。もっと学術的で役に立つスキルを子供たちに教えるゲームが作れるはず。教育者は、子供がゲームに興じる姿から何も学んでいない。教育者たちが教えたくなるものをゲームにすれば良い。」

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    2020年01月02日
  • AI以後 変貌するテクノロジーの危機と希望

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    AI の将来について、特にシンギュラリティ以後の有り様についての哲学者、倫理学者などの見解をまとめた書。シンギュラリティに至るまでに、AI を人間に敵対しない物にすることの困難さが分かる。先に読んだ『無人の兵団』でも指摘されているが、要はそれを生み出し、それを使う人間の利害・性質等の要因によって、フレンドリーにもなり、敵対的にもなる。利己的な人間に支配される利己的な国家が増えつつある現状の世界の動きを見る限り、AI の将来を楽観的に見ることなど、とてもではないが出来るものではない。

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    2019年12月07日
  • 暴走するネット広告 1兆8000億円市場の落とし穴

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    借りたもの。
    ネット広告における“犯罪”についてをまとめたもの。
    それは詐欺広告であったり、アフィリエイターが広告を掲示していない(ように見せて実は表示させ)のに広告費をかすめとるもの等。
    詐欺バナー制作者や詐欺動画の出演者、元制作会社の証言による生々しい導入から、その実態をうつす。

    詐欺バナー(怪しいサプリに意味のない情報商材)は広告代理店が発注したものではなく、怪しいアフィリエイターが作成したもので、画像の無断転用が横行していた。そこにはネットや他広告の集客技術が悪用されていた。それらが正規のバナーと混在して表示される不愉快さ。

    バナー広告枠の今後の展望、ユーザーにとって求められる広告の在り方、“無料サービス”が広告料金によって成り立っているビジネスモデルの在り方の、限界と新しいビジネスモデルの在り方の模索について書いてあるかと思ったら、違った……
    しかしネット広告業界で問題視されている“闇”や、20年弱の新興業界であるネットのグレーゾーンの問題点について提唱している点で興味深い。

    びっくりしたのは取材班が転送サーバーIPアドレス等の解析から世界のサービス会社を巡っていた事!
    「それする必要あるの?」と思いつつ…TV的なリアリティという画の必要からなのか、電話口では埒があかないからか……
    推理サスペンスドラマっぽくて読んでいてハラハラした。

    漫画村の管理人が捕まる前の話だった。
    ネットの世界の性善説は、どんどん終わりを迎えている…

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    2019年11月23日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

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    とても参考になる内容ではあったのだけど、この本で紹介されている例はアルツハイマー型認知症が主で、幻視や妄想のあるレビー小体型認知症の場合とか、うつ病も併発している場合など、より心理的精神的に大変な症状のある高齢者に対して、ユマニチュードのケアを行う上で工夫すべき点などはあるのかということにも触れてほしかった。
    また、基本は同じであると思うけど、看護師さんや介護士さんのようなあくまでも仕事として接するプロと、何十年にわたっていろんな感情をお互いが抱いてきた家族とでは、やはり違いはありそうだし…。そういう点も気になった。
    まあ、新書にそこまで期待するのは酷というものか…もっと詳しい本で勉強するべきですね。

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    2019年07月31日
  • 暴走するネット広告 1兆8000億円市場の落とし穴

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    インターネット広告について、アフィリエイトには表示型(インプレッション型)、クリック課金型、成果報酬型の大きく3点があるが、表示型についてはいくらでもアドフラウドが可能である。契約元としては契約主をはじめ、ASPやアフィリエイターが多く全量の把握は難しそう

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    2019年06月27日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 ~2018 終わりなき戦い~

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    開催中、ネットで選手の動きを追っていた時のことや過去の放送を思い出し、素晴らしい内容だったが、テレビなどですでに取り上げられている選手よりも、あまり日の目が当たっていない選手を取り上げて欲しかった。

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    2020年08月29日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

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    ユマニチュードの紹介と介護業界の近況について書かれています。
    ユマニチュードについては紹介くらいの内容なので、深く知りたいのであれば、別の本の方が良いかも知れません。

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    2018年06月13日
  • 総力取材! トランプ政権と日本

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    グローバル経済の推進による白人中間層の没落が引き金となったトランプ政権誕生の背景から、統計学者で「シグナル・アンド・ノイズ」の著書を持つネイト・シルバー氏を始めとして誰もが予測できなかった選挙戦の裏側に迫り、そしてトランプ陣営の重鎮達へのインタビューを通して、日米関係を展望する。ヨーロッパでもグローバル経済に反対したり、移民の排斥を主張する右翼が台頭してきて、トランプ政権と接触を図ろうとしているなど、予断を許さない欧米の動きが気になります。

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    2017年03月26日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

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    NHKクローズアップ現在で取り上げられた内容がもとになりまとめら絵rた本。
    ユマニチュードの基本は、高齢者との人間関係の見直し。①見る ②話す ③触る ④立たせる、歩かせるが基本。

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    2015年12月09日
  • 女ひとり海外で働いてます! ひうらさとるのアジアで花咲け!なでしこたち

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    海外で働いている日本人女性の紹介。

    番組もありますが、また色々な場所で働いているものです。
    とはいえ、一応知っている地名。
    住んでいる『場所』になると、さっぱりですが…w

    どんな所でも、働く意思があれば大丈夫!
    とはいえ、ここまで頑張るのは無理です。
    そこの人達のために、というよりは
    環境と人間関係…いや、思考回路?
    しかし本の楽しさを知ってほしい、というのには
    非常に同感です。
    読んでいる時間は、ひたすら楽しい時間です。

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    2015年05月27日
  • 戦場の軍法会議 日本兵はなぜ処刑されたのか

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    NHKだけあり良く調べられた一級のノンフィクション。
    戦中、不当な軍法会議による軍人の処刑がまかり通ってたという事実。しかもひどい場合には、食料不足からくる食い扶持を減らすことを目的として。
    これも戦争の負の一面であることは間違いなく、歴史の1ページとして知っておくことは重要。また大きな組織の流れに抗えないという日本人の特質については、現代にも通じる教訓ということも納得的。
    テーマがニッチなため、歴史の対局を知る目的には適さない。

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    2015年02月19日
  • 戦場の軍法会議 日本兵はなぜ処刑されたのか

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    知っているようで知らない「軍法会議」。特に、旧日本軍の軍法会議について知られていないのは、終戦時に書類が廃棄されたことと、軍の法務関係者が戦後の法曹界で一定の役割を果たしつつ、軍法会議については沈黙を守ったことが一因であるらしい。
    本書は、NHKの取材班がドキュメンタリーとして番組を制作する中で得られた情報、資料等を書籍にまとめたもの。世の中にほとんど知られていなかった資料が明るみに出るなど、一定の役割が果たされたと思う。
    太平洋戦争までの戦争体験を持つ人が80歳、90歳という老境に入り、生の証言を得る時間的限界を迎えている。そういう意味では、数は少ないが、関係者の貴重なインタビューが取れたなど、後世に残る仕事といえるだろう。

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    2015年02月16日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

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    さいきん医療の現場で注目されはじめているらしい、ユマニチュード。「見つめる」「触れる」「話しかける」「寝たきりにしない」の四つの柱があるようです。
    こうやってひとをケアするときのテクニックを体系化することによって、ひと助けに対しておおきな情熱を持っていないひとでもひとをきちんとケアすることができるようになる、との話があって、そこはとってもバランスの取れた感覚やなぁと思った。
    ユマニチュード、今後どうなるんでしょうね、楽しみです。

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    2014年12月08日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    アンパンマンのマーチの詩が最初の見開きにある。どのフレーズも素晴らしく抜粋を許さない。「てのひらを太陽に」に負けず劣らずの名曲である。あらためて一行一行を噛みしめた。絵本時代のアンパンマンが話題になり始めたのが60歳。70歳を過ぎてヒットし94歳の生涯を終えるまで終生現役で描き続けた。70歳を過ぎるまで漫画家としての代表作がなく手塚治虫,石森章太郎などの活躍を目で追うばかりであった。それでも立ち続けた。立ち続けた先には揺らぐことのない空き席が。準備期間の長短は人それぞれ。全5章からなるが、どの章もホロリとさせられる深い感動があった。

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    2014年09月11日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    一番初めに、皆さんご存知「アンパンマンのマーチ」の歌詞が載っていて、これを見ていたら鼻の奥がツーンとしてきた。やなせたかしさんが来し方を振り返ったり、アンパンマンに込めた思いを語っているのを読み進めていく間も、ずっと鼻はツーンとしたまんま。西原理恵子さんがやなせ先生の思い出を書いている所で、あ~ダメだ、とうとう涙が出た。

    テレビや雑誌で見るやなせ先生はいつも笑顔だった。身内との縁が薄く、辛いことの多い人生だったというのは、亡くなって初めて知った。長いこと売れなくて、アンパンマンのヒットは七十近くなってからということも、いつも笑いのネタにされていた。本書を読むと、どこまでもサービス精神旺盛で、偉ぶらず、明るくふるまっていた先生の姿が、生き生きと浮かんでくる。同時に、秘められていた悲しみの深さを知り、粛然とした気持ちになる。

    学生の頃だったか、「詩とメルヘン」を毎号買っていた時期があった。なんといっても生意気盛りだった頃のこと、タイトルといい優しげな絵柄といい、買うのがちょっと恥ずかしく、ましてや持ってるのを友人に見られるなんて論外で、本棚の隅っこでママコ扱いしてたのを覚えている(ひーん、先生ごめんなさい)。今にして思えば、難しいところのないやさしい語り口の文や、温かい絵のタッチに、「通俗的」と斬って捨てることのできない真実味を感じていたのだろう。いつ頃か処分してしまって、これはとても悔やんでいる。

    アンパンマンについては、もう語るまでもない。うちの子二人も大好きで、保育園のお昼寝布団、トレーナー、パンツ、靴、スリッパ、お絵かき帳…、とにかくみんなアンパンマン、なんて時もあった。親子ともにお気に入りだったのは、元祖フレーベル館の絵本で、なんとも渋い色合いが良かった。今でも大事にしている。きっと、これからもずっと、幼い子(とその親)に愛されていくに違いない。

    西原さんの文章から。
    「辛いとき、悲しいときにこそ、身近な所に小さなロウソクを灯すクセ。小さな希望や、小さな楽しみを見つけて、それに火を灯す。その小さな炎の小さな力で、持たされてしまった負のカードを、明るく楽しいカードへと交換していく」「戦争、飢餓、孤独、別離…そういう負のカードすべてを、とても楽しいお話に変えることで、幸せのカードにしてしまった」「先生、あなたの悲しみは、それはそれはきれいな花になって、今、あちこちで咲き誇っています」

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    2014年07月16日
  • 戦場の軍法会議 日本兵はなぜ処刑されたのか

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    「戦争が悪いと言ってしまえばそれまでであるが、急迫した戦場心理は、自己防衛なり部隊防衛に偏ってしまうことが避けられない。忸怩たる思いはするが、法務の責任者としてやむをえなかった」

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    2014年02月08日
  • 戦場の軍法会議 日本兵はなぜ処刑されたのか

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    ネタバレ

    NHK取材班・北博昭『戦場の軍法会議 日本兵はなぜ処刑されたのか』NHK出版。海軍法務官から資料や日記を託された北博昭氏の協力で本書は、これまで殆ど明らかにされなかった戦場の軍法会議の実像を明らかにする。戦争末期、士気の低下と食糧不足は相次ぐ逃亡を招くが、いずれも極刑をもって見せしめとされた。

    例えば…。飢餓での戦線離脱は最大7年以下の懲役で死刑には当たらない。しかし手続きを変え、死刑が適用される(「奔敵未遂」)。また特攻の強要もたび重ねられたという。前線で兵隊の数が減ることは本来不利な筈なのに、軍法会議関係者はそれを「口減らし」ととらえた。

    本書は法の正義が形骸化していた事実を明らかにする。無謀な作戦の責任を取らない軍と高級将校。その責任を末端の兵士に転化する法務官…。軍と司法の歪んだ癒着関係は、戦後日本の体質にも継承されている。戦後裁判官に転じた人間は多いという。

    初めて公開された各種文書、そして関係者への丹念な聞き取り調査から、戦時下日本における陸海軍の軍法会議の欺瞞のメカニズムを明らかにする労作。戦争の根源的な矛盾を説得力を持って示す一冊といえよう。
    ※番組を見ていないのが残念。

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    2013年09月11日
  • NHKスペシャル 世界ゲーム革命

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    ゲーム業界の今が垣間見えるドキュメンタリー本です。

    まったく業界を知らない人がぱらぱら読んでも、
    それなりに楽しめる作りにはなってます。

    ただおもしろいネタはちらほら入っているのですが、
    ドキュメンタリーなためか人の物語に終始しているところがあり、
    もったいないなと思いました。

    なにか学びを得たいと思い読み始めた身としては、
    属人的な話ではなく構造的な変化という視点からまとめて欲しかったですね。
    その辺はちょっと古臭いというかNHK的なところがあります。
    いやでも悪い本じゃないです。おもしろいですよ。

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    2012年12月30日
  • NHKスペシャル 世界ゲーム革命

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    読書メモ:『REALITY IS BROKEN』(Jane Mcgonigal)『Society of Mind』(Marvin Minsky)

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    2011年09月21日