NHK取材班のレビュー一覧

  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    人生の喜びも悲しみもしっかり見つめられるやなせたかしさん。子供の頃から大好きなアンパンマンを描いたやなせたかしさんの幼少期から亡くなるまでがぎっしりつまった素敵な本でした。90歳を越え引退を考えていたやなせさんが東日本大震災でとある活躍をされた話を初めて知り、やなせたかしさんの人柄を知り、人生の喜びだけではなく悲しみをちゃんと悲しめる人間味のある人柄だからこそ、強い時も弱い時もあるヒーロー、アンパンマンが誕生したのだと思いました。素敵な本でした。

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    2020年01月03日
  • データでよみとく 外国人“依存”ニッポン

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    10年も外国に住んだこともあって、
    外国の友人から、たまに聞かれる事がある。
    日本に留学したい友人がいるが、
    相談に乗ってもらえないかと。
    私は、日本における少なくない外国人の
    悲惨な状況を知っているので、
    その留学が単なる学歴目的だったり、
    就労目的なら、日本には、行かない方がいいとアドバイスしている。

    日本は先進諸国でもっとも外国人に対して差別的な政策をしているし、日本人自身が外国人に慣れていないというか、特にアジア人に対して見下すかのよう態度をあからさまにとるし、英語は絶望的に下手くそなので、コミュニケーションもまともにできない。

    また学歴をつけたいなら、日本の大学に行く価値はない。

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    2019年12月15日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 ~2018 終わりなき戦い~

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    日本海から太平洋までの山岳縦走の模様を、参加選手の目線にそって取材された本です。その距離415キロ。超人のレースですが、ただただ圧倒されました。皆さん、お疲れ様でした。

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    2019年12月10日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 ~2018 終わりなき戦い~

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    2年間頑張り、この大会に出場でき、
    ノンフィクションのこの本にも登場させて頂きました。さて、次は何しよう

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    2019年11月24日
  • なぜ、わが子を棄てるのか 「赤ちゃんポスト」10年の真実

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    九州の病院に赤ちゃんポストが設置されて10年経ち、その利用を巡って起きている出来事や日本の児童福祉制度についての本。

    子育てを日々行っている親としては、子育てというのは本当に大変であり、産んだはいいが育てられない状況というのはいくらでも思いつく。

    いわゆる「できちゃった」で、結婚も、母体も、家庭も、何も準備できてなくて生まれてくる子供。

    親が結婚してない、わけありな状況で授かってしまった、健康問題を抱えている、失業している、あるいは、妊娠中や生まれた後夫婦仲が悪化して離婚、シングルになる、etc.

    親が健康で、子供の養育にふさわしい環境が用意できて、時間や経済面でも余裕がなかったら子育

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    2019年09月09日
  • 暴走するネット広告 1兆8000億円市場の落とし穴

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    「薄められた悪意」複雑に関わる多様なプレーヤー。
    「悪貨は良貨を駆逐する」まじめにやってる業者がバカを見る。
    無意識の隙間空間で稼いでいる。

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    2019年09月07日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 ~2018 終わりなき戦い~

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    想像を絶するレースに挑む男たちと、それを追うスタッフ。なぜこんなリアルな心の声が聞こえるのかと感心するほど。極限状態だからこそ発せられる本音や行動。ドキュメンタリーとしても十分な読み応え。

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    2019年07月16日
  • 暴走するネット広告 1兆8000億円市場の落とし穴

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    クローズアップ現代の焼き直しの書籍か?と侮って、読む始めましたが、この先入観について反省します。

    ウェブ広告の課題が非常に細かく検証されていて、分かりやすくまとめられている良書だと思いました!
    いわゆる「運用型広告」に触れる人間は、必読の書です!

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    2019年06月09日
  • さまよう遺骨 日本の「弔い」が消えていく

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    終末関連市場の有望なニッチ分野を探しているので、本書を読んだ。
    どんなビジネスでもそうだが、やっぱり様々なハードルが存在して、一筋縄ではいかないなあ。しかし、需要は確実にある。
    墓や葬儀、死後の手続きなどをだれに委ねるか、情報管理が求められている。

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    2019年05月06日
  • 外国人労働者をどう受け入れるか 「安い労働力」から「戦力」へ

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    1993年に始まった外国人実習制度。その受入の奴隷労働とまで称される過酷な労働、保証金制度、逃亡、労災隠しと強制帰国、こうした状況に追い込まれる外国人実習生を救うべく活動するユニオン、シェルターなど、NHK番組取材班によって、その実態が綴られている。外国人労働者の子どもたちが直面する貧困、多重格差社会の現状も。しかし、その一方で日本人の労働者が集まらなない人口減少地=過疎地でも、外国人技能実習生を受け入れたことによって、グローバルな経営展開など新たな好循環が生まれている事例なども紹介されている。
    2017年から新設された「外国人技能実習機構」が、どこまで機能し、違法労働や違法企業の防波堤となる

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    2019年03月30日
  • なぜ、わが子を棄てるのか 「赤ちゃんポスト」10年の真実

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    「こうのとりのゆりかご」通称「赤ちゃんポスト」の10年たった現在。
    この「赤ちゃんポスト」の件、当時かなり気になっていたが、あれからもう10年たったのか、という驚きとともに読む。
    10年たった今も、子どもを取り巻く状況はあまり変わってなくて、むしろ悪化してるんじゃ?と思いながら、苦しくなってきた。
    この問題に対する国の姿勢が、ホントに消極的に感じる。
    終章の取材を通じて必要性を感じる取組が、何点かあって、取り急ぎ、自分自身にできることは、わが息子への「妊娠、出産、子育てに関する」教育だな、と改めて強く思う。

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    2018年06月28日
  • 外国人労働者をどう受け入れるか 「安い労働力」から「戦力」へ

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    素晴らしい取材と洞察。外国人労働者にきちんと権利を与えてほしいと思っていた。今後も現状と同じことを続ければ国は破綻するのではないか。フランスと同じ道を歩むのではないか、等。自分の住んでいる国で働いた人たちが、良い印象を持って帰ってほしいものです。気に入って住んでもらうのも歓迎。そんな気持ちを言い表してくれているような内容。

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    2017年09月19日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    子供の頃に好きだったアンパンマンが、子供ができてまた身近にになってきた。

    うちの子(二歳)は、町でアンパンマンを見かけては、指差して「パンマン」と叫ぶ。本当に好きなんだね。

    そんなアンパンの作者やなせさんの人生を描いた著書。

    戦争体験や売れなかった時代の事(アンパンマンがヒットしたのは七十過ぎてからのそうです)、大震災で感じたことなど、が書かれています。

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    2015年11月25日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    私はやなせたかし氏の一ファンです。
    母からのすすめで読んだが、本当に氏は偉大な人だと再認識。直接話したことがなくても、氏のことを話せば顔が柔らかくなる人は決して少なくないだろうと思う。
    簡単なことではないだろうけど、本当にやなせさんのような姿勢の人になりたいと思う。
    自分の人生のお手本として読んでも、焦りが少し和らぐような、やさしい本になっている。

    途中下車せずに立ち続けたら、あるとき目の前の席が空いた。人生には椅子取りゲームのようなところもある/正義とは、自分の身を犠牲にしてでも人を助けようとすること/キャラクターはそのうち勝手に動き出し、作者はあとをついていくだけ/後輩にも気を遣う本当に

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    2015年06月29日
  • ユマニチュード 認知症ケア最前線

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    認知症者に対するあらたなケア技法『ユマニチュード』
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    p.28「ユマニチュード(Humanitude)」という言葉は1930年代から、パリに集まったフランス領植民地の黒人知識人たちが、自らの”黒人らしさ”を取り戻そうと起こした文学運動である「ネグリチュード(Negritude)」を起源に持ち”人間らしさを取りもどす”あるいは”人間の尊厳の回復”という意味を込めて、生まれた造語なのでそうです。
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    フランス人のイヴ・ジネストさんにより考案されたケア技法だ。

    基本技法としての、4つの柱
    1)見つめる
    2)話しかける
    3)触れる
    4)寝たきりにしない

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    2014年10月27日
  • 自動車革命―リチウム電池がすべてを変える

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    ネタバレ

    NHKらしいきれいな整理の仕方。
    電気自動車と電池の技術革新の周辺を描写している。

    これから新たに電気自動車,電池に取り組む人にはやさしい。

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    2012年04月12日
  • NHKスペシャル 世界ゲーム革命

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    これはNHKスぺシャルで大反響があった番組を書籍化したものです。『お家芸』のお株を奪われてしまった日本と国策でゲーム開発をおし進める欧米諸国との対比が面白かったです。

    この本は先日放送されたNHKスペシャルを書籍化したものです。僕は今はほとんどゲームをやらないので、最近のゲームに関する動向はまったくわからなかったんですけれど、この本の元になった番組を見てショックでしたね。かつて、日本の「お家芸」とまで言われたゲーム産業はほぼ欧米にシェアを奪われ、その中でもアメリカやカナダでは国策の一環としてゲーム産業を推し進めているという現実と、マイクロソフトなどの巨大なテクノロジーを扱う会社が人間の知覚や

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    2011年12月11日
  • NHKスペシャル 世界ゲーム革命

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    読み始めは日本と海外の現状のゲーム制作の過程の話で終止それで終わってしまうと思っていましたが、私もずっと思っていた『ゲームって今のままでいいのかな?』へのちょっとした進化が見えておもしろかったです。

    日野さんと水口さんをフィーチャーする部分は評価が分かれますが、最後の水口さんと色んな方々へのインタビューは興味がありました。

    結局そういうことなのかよと言われればそうなんですが、いい加減日本の古い考え方をしている開発者&ユーザは気がついて欲しいんです。
    モンハン3Pで夜中に一緒にクエストに興じたり、ネトゲで一緒に遊んだりするのって楽しいですよね?だからみんなやっているんですよね?

    それがこの

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    2011年06月13日
  • 霞が関のリアル

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    官僚の実態を捉えたノンフィクション。長時間勤務という、まさに身を粉にして働く実態がいまの官僚である。政治主導の悪い面が顕著に働き、そのしわ寄せが官僚にダイレクトに行ってしまっている。

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    2025年11月02日
  • AI以後 変貌するテクノロジーの危機と希望

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    著名人が語るAIの世界の善悪を検証。今後「意識と感情」を持った「自律」AIロボットは人間にとって良くもあり悪きものにもなると言う説がある。例えば労働の生産性を向上させ、新たな製品製薬食品などを発見、開発させる一方、秘め事を持ち人間を欺く傾向とか人間の五感を衰退、麻痺させるような行動があるという。そのためには「自律を持たない知的ツール」(機械的な動きのみ)としての存在も重視されていくとある。例として介護ロボット、運転手など余計な配慮をしないロボットも必要だと言うことだ。今後「意識・感情を持った自律ロボット」は確実に開発されるが人間の子供のように良いことと悪いことを分別できるような存在を期待したい

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    2025年10月13日