さまよう遺骨 日本の「弔い」が消えていく

さまよう遺骨 日本の「弔い」が消えていく

814円 (税込)

4pt

4.0

超少子高齢化、核家族化、晩婚化に未婚化、熟年結婚・離婚率の上昇……。日本社会が大きく変化するなかで、さまよう遺骨が急増している。このことは決して他人事ではない。大切な人の遺骨や自分の遺骨が死後、行き場を失わないようにするために、わたしたちは誰にどう死後を託したらいいのか。変容する弔いのかたちを見つめ直し、「真の終活」とは何かを考える。

“遺骨・墓”問題を追ったNHKクローズアップ現代+待望の書籍化!
もう“個”の単位では死者を弔えない。

〈内容〉
第一章 遺骨が捨てられる?!
第二章 遺骨を手放したい人々
第三章 急増する「墓じまい」と新たな弔いのかたち
第四章 誰に死後を託すか

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さまよう遺骨 日本の「弔い」が消えていく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年05月06日

    終末関連市場の有望なニッチ分野を探しているので、本書を読んだ。
    どんなビジネスでもそうだが、やっぱり様々なハードルが存在して、一筋縄ではいかないなあ。しかし、需要は確実にある。
    墓や葬儀、死後の手続きなどをだれに委ねるか、情報管理が求められている。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月22日

    大切な人や自分の遺骨をどうするか…
    昔ながらの家族制度から変わりつつある現代では、真剣に考えなければいけない問題だと思った。
    私も今、地元から離れて暮らしている。
    お墓や弔い方については、育ってきた地域や環境で変わるので正解はないと思う。
    個人としては、ご先祖様を無縁仏にするのは申し訳なく思う。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月20日

     引き取り手のない遺骨が急増している、という問題を入口に、旧民法の家長祭祀に由来する「家」単位の葬送と墓が崩壊している現状と、「無縁」を避けるための行政や葬祭業者や市民活動の取り組みを取材している。ほとんど他の著作(小谷みどり『〈ひとり死〉時代のお葬式とお墓』や井上理津子『いまどきの納骨堂』など)で...続きを読む

    0

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