人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」

人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」

1,023円 (税込)

5pt

4.3

あなたの街は大丈夫か!?

明治神宮外苑の再開発について反対の声が相次ぎ、議論を呼んでいることは多くの人の知るところとなった。
3棟の高層ビルが建てられる計画など、その開発スキームは高層化によって「保留床」を生み出し、得られた収益などで神宮球場を含む一帯の再開発にかかる事業費を補填するというものだ。
ほかにも福岡、秋葉原、中野、福井など、今まさに変わろうとしている都市を現地で徹底取材することで、再開発の裏側に迫ってゆく。
高層化ありきのスキームとなっていないか、街の個性や住民目線を置き去りにしてはいないか、そして、次世代に引き渡せるものとなっているのか――多面的な側面から検証する。

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人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    良い例も残念な例も、様々な地域の開発事例が赤裸々に書いてあって大変勉強になりました。
    「人口減少時代」に加えて、「工事費高騰」時代の再開発を考えるのは容易な話ではない。最低ラインとして、地域の身の丈にあった規模にすること、地域住民をしっかり巻き込むこと、これは言わずもがな。
    あとはその工事の結果が1

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    まちづくりに関わる方(特に自治体職員や住民の方)や、まちづくりに興味がある方(自分ごととしてして多くの方に関心を持ってもらいたい)に是非オススメしたい一冊です!
    タワマン建設による再開発のリスクが詳しく書かれていたり、あえてタワマン建設を規制して再開発を行う神戸市や、地方の再開発のモデルとなるような

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    2024年 46冊目
    日本の再開発に関する特徴、抱える課題、優良事例などを現地取材に基づき、丁寧に記した良書。
    現在の事業スキームだと、物価高騰等で上昇し続ける事業費を賄うため、
    低層:商業施設、高層:マンション・オフィス
    の高層ビル開発が主流となっているが、本当にこの地域でこれいる?と思える再開発

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    現在の再開発をよく捉えている本。
    2000年代に開発されたビルは陳腐化しているのに、林立する都内の超高層ビル。
    個人的には早く東京から脱出したい。

    0
    2024年08月12日

    Posted by ブクログ

    NHKスペシャル取材班による、これからのまちづくりのあり方を特集した際の内容を書籍化した一冊。
    人口減少の時代を迎え、新たなまちづくりの必要性を問うために制作された番組であり、事例として、都内や福岡市、さいたま市、神戸市のような大都市の事例、福井市・富山市という地方都市の事例、岩手県紫波町の事例など

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    事例が冗長な印象。中身の内容はあまり多くない。
    逆に捉えると、読み飛ばせば近年の市街地再開発事業の問題点が端的に理解できる。

    0
    2024年10月06日

    Posted by ブクログ

    人口減少の一途を辿る日本において、容積緩和を伴う再開発に疑問を呈した書籍。

    再開発といっても様々な手法がありますが、本書は特に、「容積緩和により分譲住宅を大量供給をすることで事業開発費のマネタイズをしている再開発」を否定的な観点から分析しています。

    立場によって様々な見解が飛び交うであろう難しい

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    神戸のタワマン規制のことが書いてあるので、読み始めた。確かに神戸市長の言う通り、タワマンは持続可能な住居ではないと思う。
    紹介されている再開発の事例は、どれも簡単な内容にしか過ぎない。街の個性が無くなっていくような事例や計画から離れていってしまう事例など、悲しくなる。一方で、世田谷区下北沢や岩手県紫

    0
    2025年01月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    身近に知っている街がでてきて、やっぱりそうなんだというのがあった。教育施設を高齢者施設に改修を見込んで作るとかそういう話よりもっと大きな話だった。床余りは当然起きるだろうなあ。

    0
    2024年08月22日

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