谷村志穂のレビュー一覧

  • 海猫(下)

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    上巻の激しさが下巻には足りんかったような、、、。
    そこが少し物足りんかったかなぁ、、、。

    まぁ、主人公が途中で変わるから仕方がないんかもしれんけど、、、。

    2章までで終わってても良かったんじゃないかなぁ?

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    2012年02月06日
  • ナナイロノコイ

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    七人の作家による短編集。

    江國女史「ドラジェ」、
    角田女史「そしてふたたび、私たちのこと」
    短編集の常連とも言えそうなお二人は安定して面白い。

    あとは
    唯川女史「手のひらの雪のように」
    短いながら気持ちの動きがわかるようで良かった。

    大半は読みやすいと思うのですが、私には
    ミーヨン女史「くらげ」
    だけは意味がわかりませんでした。

    三日前に読んだのだけれど、いざレビューを書こうとしたら結構内容を憶えてない。

    短編とテーマのせいか、
    良く言えばほんわか、
    悪く言えばぼんやり。
    そんな印象を受けた。

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    2012年01月11日
  • 3センチヒールの靴

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    ネタバレ

    クリスマスに、読んでみた。
    とってもいいわけではないけど、じんわりといい作品集。
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    ひとり分の夕食を作ってドラマを見ながら食べ、12時前に寝る、規則正しいが華やぎのない29歳の誕生日。ふと人恋しくなり、合コンで出会った男に電話してしまう「3センチヒールの靴」。彼がもってきたワインと同じ便を親友の部屋で見つける「赤と白のワインの空き瓶」。気がねなく誘えて恋の悩みも話せる男友達との関係を描く「冬休みを前に」など、大人になっても恋上手になれない女たちを描く17篇。

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    2015年06月02日
  • ナナイロノコイ

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    誰の話だったか。

    オトコは本能で浮気して、オンナは寂しくて浮気するって話があった。



    その通りだと思って、少し笑った。






    個人的に初めて読むミーヨンの話に期待してたけど、空振り。

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    2011年11月07日
  • ナナイロノコイ

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    江國香織さんが好きでこの本を手に取ったのですがなんかいまいちだったな
    江國さんの描いたドラジェ
    アーモンド入りの砂糖菓子――タイトルセンスは江國さんらしく美しいけれどもなにか物足りない。
    角田光代さんと唯川恵さんの作品がこのなかでは面白がったです

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    2011年11月03日
  • みにくいあひる

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    たまにこういう表面掬われるような本があって。
    ちょっと自分が持っていかれる。

    途切れ途切れ読むんじゃなくて、一気に読んだらもっと良かったのかな。
    また、折に触れて読み直してもいいな。
    谷村さんの女性の描き方は、結構好きです。
    登場人物の名前や、出てくる物・言葉・表現を少しずつ重ねた短篇集。
    そういう、気づける範囲の巧さは読んでいて安心できる。

    それから、
    「ひとことで言えちゃうような存在になりたくない」と思った今日に、
    「一言で表現できる相手」という言葉を含む表題作を読めたっていうのが面白いなと思う。少し、この本と、重なった。

    (-)
    解説がちょっと苦手。文章ではなくて、書き手に依存した

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    2011年10月03日
  • みにくいあひる

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    とにかく、出てくる女性がみんな、”ダメ女”という感じで。

    しようも無い人を好きになっては傷ついてる。

    理解できない人は出来ないんだろうが、

    傷つきながらも、一生懸命、自分を幸せにはしてくれない男の人を

    追いかけてる女性たちを嫌いになれないなぁと思って読んじゃった。

    ラストの、「みにくいあひる」では、

    周りに結婚・出産の事実を伝えられないほどに

    今までとは全くタイプの違う人と一緒になった人。

    最後の最後に、彼女は正しい選択をする、というか。

    恋愛と結婚はちがう、という価値観に根付いて、

    今のうちに一杯傷つきながら、恋愛を楽しむのもいいんじゃないかとおもったり。

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    2011年06月07日
  • 余命

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    まさに母は強し。
    でも、夫に対してあまりに頑なでは?
    一度乳がんになったのに自分の体に無頓着すぎるのも…。
    奄美の自然描写と家族の交流は、物語の清涼剤でした。

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    2011年05月24日
  • ナナイロノコイ

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    数々の賞を獲っている人気女流作家たちのライト感覚の恋のお話7編。
    いくつかの短編に共通しているのが、いとも簡単に不倫に走ること。
    女流作家にとって不倫はもうこの時代テーマではなく
    単なるディティールの一つなのでしょうね、良い悪いは別にして。
    そんな中で印象に残ったのが、唯川恵さんの「手のひらの雪のように」と藤野千夜さんの「ビルの中」
    この2編は不倫ではなく“まっすぐな想い”が気持ちいい。

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    2011年02月18日
  • ムーヴド

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    引越しは、区切り、節目、気分転換、などなど…。
    また新しいことを始められそうな気分にしてくれます。
    最後の展開はどうなのって感じでしたが、気持ちよく読めました。

    私もここに10年、そろそろ引越ししたくなりました。

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    2011年02月16日
  • ムーヴド

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    30歳で、離婚によって、あたらしい自分を発見するお話でした。
    ちょっと、それってという部分もありましたが、登場人物のキャラクターがはっきりしていておもしろかったです。

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    2011年02月09日
  • ベリーショート

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    最初の方はつまんないなぁって思いながら読んでたけど
    だんだんおもしろくなっってきたとゆうか
    ありきたりな10代だなってとこがよく思えてきた
    ファンタスティックなことばかり日常に望んでしまうけど
    やっぱり日常の小さな出来事がこころを穏やかにしました。

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    2010年11月30日
  • ベリーショート

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    女子高生の恋・友情・悩みがそのまま短編になっている。
    1話が短いから、読書嫌いな子の朝読書には良いかもしれない。
    私には物足りなかった。

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    2010年11月22日
  • ベリーショート

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    短編集ばかり。それも、ほんとに短いものばかりだけれど、高校生の恋愛や日常のきらきらしたものがたくさんつまっていたと思う。
    共感を得られたり、憧れに思ったり、そういうのが出来る身近な小説。
    スパイスというよりはエッセンスだけど、高校生で未読の女の子が居たら、一度は読んでみてほしい。一度だけでいい。でもそれで、きっと日常が少しだけきらきらすると思う。
    高校生のころに出会っていたら、少しは違ったかな、と思うような甘酸っぱいベリー・ショート。かわいらしかったです。

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    2010年08月06日
  • ベリーショート

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    甘酸っぱい、恋の物語達。
    僅か数ページという中でそれぞれのエピソードが独立して生きている。

    どこか淡々としていて、それがちょっとリアルで共感できる。

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    2010年07月24日
  • ナナイロノコイ

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    江國香織と角田光代作品が目的で購入、実際読んで好きだなと思ったのは「帰れない猫」と「ビルの中」。女の人の"ほんのちょっとの意地"がかわいい。

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    2010年07月07日
  • 海猫(上)

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    上巻はあっという間に読めた気がする。
    恋愛に関してはあまりにありえない設定であんまり感情移入はできなかったがドロドロで面白かった。

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    2010年05月31日
  • ベリーショート

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    ■「お前、今にすげぇいい女になるよ。俺にはわかるんだ」
     「なんで?」 私が笑うと、荒木君は言った。
     「ずっと見てたからだよ」

    登校拒否をしていたマユには永井の存在はまぶしすぎた。落ち込むマユの前に現れたのは小学校の同級生・荒木君。荒木君が現れたのにはある理由があった(『ずっと見ていた』)
    ただ、伝えたかった。まっすぐでピュアな気持ちが何かを少し変えていく。高校生の多感な日々を描く小さな物語・全26篇。

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    2013年07月25日
  • 余命

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    しずくは総合病院の外科医として毎日忙しく、やりがいを感じて働いている。
    夫の良介は医大の同級生だが、卒業後、医者にならず売れないカメラマンである。

    結婚して10年。忙しくても仕事にやりがいを感じ、
    家のことを夫に任せてそれでいて夫を愛し、バランスのとれた生活をしていたしずく。

    ある日しずくは自分が思いかけず妊娠していることを知る。

    そして、妊娠に喜ぶ一方で、乳癌の再発を知る。

    外科医として患者に余命を宣告する立場にあり、患者を看取らなければならない立場にあり、それでいて自分の余命に向き合う必要があった。

    やまいから逃げるようにして仕事にうちこむしずく。
    再発を知らされず、新しい命をた

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    2010年04月21日
  • 海猫(上)

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    美女姉妹をめぐる愛の世界in北海道。
    薫が人を寄せ付けない美しさがあることはわかったが、結局のところ何が言いたいのかがよくわからなかった。

    個人的には広次に頑張ってほしかった。

    しかし、この薫役を伊東美咲がやるのは厳しいだろう・・・。

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    2009年10月07日