谷村志穂のレビュー一覧

  • 余命

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    外科医 百田滴は、結婚十年目に妊娠。
    その喜びも束の間、彼女はがんの再発を知る。
    そして彼女は新しい命のために、信頼する同僚にも、そして夫にさえもがんの再発を打ち明けず独りで出産する道を選ぶ。

    客観的に見ると、
    なんで独りですべてを抱え込むの
    なんで医者でありながら最新医療のことを知らないの
    なんで、なんで、
    と悲しく苦しくなる。

    でも 母って子供の為にはここまで盲目になってしまうものかも知れない。

    2009年7月22日、トカラ列島一帯で皆既日蝕が見られる日 その数日後にこの本を読みました。

    滴と良介、俊太はしっかりと心に日蝕を焼き付けたのでしょうね。

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    2009年10月09日
  • ナナイロノコイ

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    あまり、ぱっとしなかった・・・。
    印象に残ったお話があまりありませんでした。江國さん以外の作家さんも読むきっかけになればと読みましたが・・うーんという結果。

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    2009年10月04日
  • 蒼い乳房

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    十作品がラインナップされた短編集。
    「海猫」の主人公が大人になる前を描いた、
    表題作「蒼い乳房」は、
    本編を読んだ後の方がしっくりくるだろう。
    色をタイトルに使った作品が多いが、
    どれもサラッとしすぎていて、
    私には強烈な色彩が浮かばなかった。

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    2009年10月04日
  • 蒼い乳房

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    著者自身が選んだ10作品からなる短編集です。
    生きるってことは不自由なものですね。ひとを愛するってことも、そうかもしれません。いろんなしがらみに絡めとられて、いつしか純粋な愛を見失ってしまいます。それでもやっぱり、好きにならずにいられない。。。。。ひとそれぞれが抱える孤独は、埋めようがないのに・・・・・・。

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    2009年10月04日
  • 余命

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    妊娠とほぼ同時期に、癌の再発が見つかったら、自分ならどうするか。
    同じ女として、そして同じ医療者として、
    この物語は決して他人事ではないんだなぁと強く思いました。
    とりあえず、2年連続で子宮ガン検診をパスしていることを猛省…

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    2009年10月07日
  • ナナイロノコイ

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    作家の言葉の使い方、物語の切り取り方がまるで違って、
    それを比較しながら読めるから短編集は楽しい。
    個人的にはミーヨンの短編が哲学的で好き。
    唯川恵のは、引き込まれて読んだけど、ちょっとうまくまとまりすぎかな、と思う。

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    2009年10月04日
  • 蒼い乳房

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    短編集。「海猫」の薫の少女時代を描いた表題作の他に、北海道を舞台にした作品が続く。ジンギスカンが食べたくなる。。

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    2009年10月04日
  • ベリーショート

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    初めて燃え上がる恋をしたときに
    ちょうど購入したのですごく印象深い本です
    ちいさくって心があったまるお話ばかり

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    2009年10月04日
  • ベリーショート

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    短編集で、しかも話が短いものばかりだったのでサクッと読めた。サクッと読めるけど、どこか深い、そんな話。10代の人たちが主人公なので、共感を持てる部分が多々あった。

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    2009年10月04日
  • レッスンズ

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    ブクオフ100円。表紙が綺麗だったので購入したら、蜷川さんとのこと。なるほど。内容は、中3の頃ってこんなだったー!!!ってか、こんなだったんだなー、って感じ。[08/02/10]

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    2009年10月04日
  • なんて遠い海

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    この人、はじめて読みました。
    過去がテーマの短編集というふうに感じました。

    ローランサンの話の構成良かった。ああいうの好き。
    なんて遠い海、は時代を感じさせました。
    あとなぜか、雪渓が心に残った。

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    2009年10月07日
  • ナナイロノコイ

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    こういう 何人かの作家の短編集を集めたものはたまに読むんだけど なんとも いまいち。

    こころに響いた作品は… 考えないとでてこない なんだか すべてにおいてぼんやりしている感じ。

    まあそれがコンセプトなのかもしれないけど。

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    2009年10月04日
  • ベリーショート

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    ちょっとものたりないくらい短いお話たち。
    甘酸っぱい、っていう感じ。
    まだまだ若いつもりだけど、甘酸っぱいとか思ってる時点で、年、取ったのかなぁ。。
    (07/05/30)

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    2009年10月04日
  • 海猫(上)

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    昼ドラの世界へようこそ。
    基本的に長い小説が好きなので
    さくっと楽しく読めた。
    全体的に丁寧な描写だった。

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    2009年10月04日
  • 海猫(下)

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    <内容>
    広次と薫の恋は、壮絶な結末を迎えた。それから十八年後、薫の愛したふたりの娘は、美しい姉妹へと成長していた。美輝は北海道大学に入学し、正義感の強い修介と出会う。函館で祖母と暮す美哉は、愛してはいけない男への片想いに苦しむ。母は許されぬ恋にすべてを懸けた。翳を胸に宿して成長した娘たちもまた、運命の男を探し求めるのだった。女三代の愛を描く大河小説、完結篇。島清恋愛文学賞受賞作。

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    2009年10月04日
  • 海猫(上)

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    <内容>
    女は、冬の峠を越えて嫁いできた。華やかな函館から、昆布漁を営む南茅部へ。白雪のような美しさゆえ、周囲から孤立して生きてきた、薫。夫の邦一に身も心も包まれ、彼女は漁村に馴染んでゆく。だが、移ろう時の中で、荒ぶる夫とは対照的な義弟広次の、まっすぐな気持に惹かれてゆくのだった―。風雪に逆らうかのように、人びとは恋の炎にその身を焦がす。島清恋愛文学賞受賞作。

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    2009年10月04日
  • 海猫(下)

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    ヒロインの娘たちの物語。
    娘たちの方が、まだ気持ちがわかってすっきり。でも後味のイマイチよくないお話だという印象。

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    2009年10月04日
  • 海猫(下)

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    全体が3部構成になってるんだけど、2部で終わっといた方が良かった。
    ラストの章がとても退屈。今までの盛り上がりがもったいない。

    あと何かツメが甘い印象。
    重要な場面ほど、あっさり描き過ぎ。

    2部までは面白かったんだけどなぁ。登場人物も魅力的で、人間臭くて。北海道の方言も、好感が持てたし。
    でも何か最後の方は早く終われって感じで、ただダラダラとラストを引き伸ばしにされてるようで、つまらなかった。

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    2010年04月06日
  • ナナイロノコイ

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    途中にあんまり好きじゃない奴があったけど、楽しめた。
    なんで江國さんだけEkuniKaoriだったんだろう。逆になってない。

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    2009年10月04日
  • ベリーショート

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    甘くて、切なくて、ほろ苦い、青春時代を思い出させてくれる珠玉の短編集。
    進研ゼミ高校講座での連載を毎月楽しみにしていました。

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    2009年10月04日